2007年05月05日

07.4.10 増元照明さん 東京連続集会27(1)友愛会館にて

「タイ人拉致被害者アノーチャーさんを救うぞ!東京連続集会27
07.4.10 友愛会館にて

『増元照明さんのルーマニア訪問報告』

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皆さんこんばんは。
急遽飛び入りなんですけど、昨日ルーマニアのブカレストから帰って来ました。
西岡さんと二人で、ルーマニアの拉致被害者のドイナさんのご家族が判明と言うか名乗りを上げられたので、その家族の確認と、そしてもしその家族が間違いなければ、今月22日に行なわれる国民大集会に招聘するために二人で行ってきました。
4月4日から9日まで行ってきました。

とにかく4月の4日到着して4月の5日にドイナさんのご家族にお会いしました。
ブカレストから車で西へ大体3時間半くらいの町で、クラヨーヴァと言うところですけどそこにお住まいらしい。
そこにはドイナさんのお母さんとそれから17歳下の弟さんが来て頂きました。
本来なら二つ違いの弟さんもドイツから見えられる予定だったんですが、バスで移動中に渋滞か何かに巻き込まれて10時間ほど遅れてしまったので、会見の時間には間に合わなかった。
弟さんにお会いしたかったと私は思っています。

お会いした時に西岡さんから、日本で曽我ひとみさんに伺ったドイナさんの性格なり日常の話を、ドイナさんのご家族にしていただきました。
やはり曽我さんから聞いていたロールキャベツと言う言葉。
ロールキャベツと言うのはルーマニアで有名な料理の一つで日本のロールキャベツとちょっと違って、非常に煮込んであって酒のつまみには最高と私は思いますが、本当に日本のロールキャベツの概念とは違う。
本当に別のロールキャベツ。
だから曽我ひとみさんがロールキャベツと言う言葉をおそらく頭の中に浮かべて、ドイナさんと言うとロールキャベツと言う言葉が出たと思うくらい得意な料理ではなかったかと思います。

さらに洋服ですね。
型紙を作ってそれから洋服を作って、曽我さんと娘さんたちにも作ってくれたという話をさせていただいたんですけど、お母さんが裁縫が非常に得意で、おそらくお母さんから作り方をドイナさんが学んでいたのではないかと思いますが、そういった話を聞いているとお母さんがやはり涙ぐまれるわけですね。

ジェンキンスさんの本の中ではすでに亡くなったという話にはなっているんですが、それでも30年間聞いていなかった娘の一番新しい情報と言うか、それが聞けただけでも嬉しいというかそれだけで感激をされて、その話を持ってきた私たちに感謝をされていました。
残念ながら亡くなっているという事なので我々も喜んで話をするような雰囲気では無かったんですが、お母さんが非常に感激されて「私はこれで死んでもいい」と仰って。

私は「ドイナさんの家族がまだ向こうに残っていますので、彼らを取り戻すためにも元気でいてください」と申し上げましたけど、77歳と言う年齢で膝をだいぶ悪くされていまして杖を突いて歩いておられるようです。
今は療養中という事で息子さんたちとは一緒に暮らしていないようですけども、面会のために特別に出てこられて会っていただいたと言っております。
それだけ私たちの事を情報と共に、ドイナさんの話を聞きたいという思いが非常に強かったんだろうと思います。

その情報なんですけども、この話がまず最初にルーマニアで話されたのは平成17年10月13日付、・・・(聞き取れず)オブ・トゥディ紙の、ルーマニアではシェアの結構ある、2番目とか言っていました。
の新聞紙上で書かれたものです。
それはその担当記者がジェンキンスさんの本を見て、そしてルーマニア人拉致と言う事項を見まして、そしてそれを初めてルーマニアで報道したもので、それに対しもし被害者のご家族が見ていたら何かの連絡が来るだろうという思いで書かれたようです。
さらにその記者はいろいろな北朝鮮の拉致問題に関する事をインターネットで調べて、イギリスの北朝鮮に行った映画の関係者にも電話をしたそうですども、その映画に関しては事前に見る事は出来なかった。
非常にこのルーマニア人拉致に関して強い興味をもたれて書いておられたようですね。

その記事に反応したのがルーマニア人拉致被害者ドイナさんの弟さんなんですけれども、それが今年の3月になって、あれは何なんですか?
その件については後で西岡さんに詳しく言っていただきましょう。
とにかくインターネットと言うツールを使って世界中からいろんな情報を収集して、それを分析する能力があれば何でも分かるんだなと言う思いでちょっとびっくりしましたけど。
本当にブカレストから3時間半と言う片田舎ですけが、ネット環境がいいのかちょっと私にはあまり良い様には思えなかったんですが、そこでドイナさんの弟さんはIT関係の仕事をなされていて、パソコンの販売と修理をなさると言っていましたけど、それだけにパソコンには非常に強い知識をお持ちのようで世界中の情報を集めておられました。

我々二人のことも、大使館の書記官が私たち二人の事を説明しようとした時にも、すでに事前にその情報を得ておられておって私たち二人のことも書記官よりも非常に詳しい情報を持っておられて、それだけ拉致問題に関しても私のるみ子という姉の名前までも知っておりましたし、ドイナさんの事を集めるのに拉致問題を非常に研究されていたようです。
その弟さん16歳離れておりましたのでお姉さんに関する知識には多少の薄さはありましたけど、ただ姉を思う気持ちは非常に強かったようです。
弟さんのガブリエルさんの名前をつけるのもお姉さんのドイナさんが直接、ドイナさん自身がガブリエルと言う名前をつけたとお母さんから伺いました。
ですからそれだけドイナさんにとっても可愛い弟さんだったでしょうし、自分の名前をつけたお姉さんに対しても非常に愛情を持ったと感じました。

本当に思うんですけど、ドイナさん。
ルーマニアと言うのは皆さん大体、ちょっとチャウシェスクと言う名前が出てくると思うんです。
独裁政権という事でしたが、その独裁政権の中からようやくイタリアの人と結婚されて国を出られて自由な世界の中で生きてきたドイナさんが、再び北朝鮮の工作員によってさらに劣悪な独裁国家に連れ去られたんですけど、ドイナさんの非情な運命と言う事を思いますと、非常に悲しいというか可哀想というか以上に何と言うか、えもいわれぬ癒されることの無い非情さを感じます。

その劣悪な独裁政権の中で、病気になられて亡くなられたという事を考えますと、金正日政権の非道さを本当に痛感しますし、お母さんと弟さんを目の当たりにして本当に非情に同情と言うか、我々自身も実際拉致被害者でもありますし、さらに・・・(聞き取れず)として同情を申し上げたんですが、思っております。
ただ、曽我さんやジェンキンスさんは亡くなったという事ですが、それも亡くなった事にしろと言われた可能性もありますし、そればっかりは全ての真相がハッキリしない限りは、私は真実は分からないと思っています。
北朝鮮関係に関しては今表に出ている情報とか、真相と言うのはほとんどまず疑ってかかって、そして最終的な真相はやはり全ての拉致被害者が明らかになり帰ってきて、全ての真相が明らかになる時だと思っています。

4月6日にはルーマニアの外務次官、ミハイ・ギョルギウという外務次官、まだお若いんですけど1967年生まれです。
その方はチャウシェスク政権の時に捕まって、民主化運動のリーダーとして活動されてきた方のようです。
ですから人権と言う観点から非常に思いを持ったというふうに思っておりました。
その思いを、私たちも人権問題に関しても人権と言う観点から攻めてお話しました。
ただ、ルーマニア政権も混乱している状態です。
大統領と首相が仲が非常に悪くて連立を解消するかどうかと言う厳しい状況の中におられます。
外務大臣が更迭されたばかりで新しい外務大臣を任命するという状況で、それを新しい大統領が認めるか認めないかで揉めている状況で、外務省自体もバタバタバタバタしていたようです。

ただ外務次官はそのまま留任するのではないか?と言う話でしたのでお会いしました。
私たちお会いしたんですけども、ルーマニア人拉致被害者に関しては外務省としてはまだ特定していないという事を仰っています。
テレビで名乗り上げたご家族に関してはまだ確認もされていないですし、ドイナさんの弟さんにもまだアプローチをしていないという事を政府として申し上げましたし、そしてドイナさんの弟さん、ガブリエルさん自身もそう仰っていましたので、まだほとんとそこまで行っていないのが現状です。

私たちは先ほど言ったように人権の運動家ですから、北朝鮮と言うもっと酷い独裁政権の国で苦しんでいるドイナさんの家族を助けるという気持ちでやっていきたいと強いメッセージは送ったんですが、反応としてはいまひとつ、すぐに動いて救出に向かうとかすぐに動いて事態を打開するというような段階には来ていないように感じられました。
ただルーマニアの国民全体が今ルーマニア政府に対して非常に不信感を持っていて、国民自体もルーマニアの政府が動いていないという、何に関しても拉致問題もそうですけど、いろんな政治の動きの中に非常に鈍いというそういう感覚を味わいました。

ここで、・・・(聞き取れず)という新聞なんですけども、ここに我々の訪問とそれから面会の記事が出ております。
こういった記事でルーマニアの中でも拉致問題と言うのがどんどん浸透させてもらいたいと思いますし、一応ルーマニアはEU諸国の方に最近入ったようですので、まずEUに対しての働きかけもしていただきたいと思っています。
フランス人イタリア人拉致と言う、今は非常任理事国と理事国として安全保障理事会で発言権もあるイタリアとフランス人の拉致被害者が大きく報道されるようになれば、2カ国がやはり北朝鮮に対して厳しい制裁を、拘束力を持つ国連安全保障理事会での制裁強化につながると私は思っていますので、この私たちの訪問、そしてルーマニア人拉致被害者の名前が特定されたことによってヨーロッパでの北朝鮮による拉致被害、外国人拉致の認知度が高まり、そしてフランス政府・イタリア政府・EU諸国が動いてもらえる事を期待しております。
以上です。(拍手)

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この集会の録音・写真撮影・ネット公開に関しては主催者の同意を頂いております。


2007年04月15日

07.3.10 家族の訴え 東京連続集会26(7)友愛会館にて

6者協議と日本の対応 東京連続集会26
07.3.10 友愛会館にて

『家族の訴え』



★西岡力 救う会常任副会長

後10分くらいありますので、今日は地方から家族の方もたくさん来ていますので何かありましたら一言。
じゃあ、有本さんどうぞ。

★有本明弘さん(有本恵子さんの父)

え〜、あのね。
今壇上の先生方の仰った。
皆さん大体感じておられると思いますけども、私もあまり長いことしゃべったら怒られるかもしれないけれど、その代わり安倍さんの姿勢は皆さんご存知と思います。
私らは朝鮮半島の解決、あれは安倍さんでなければならないとそう言うふうに思っています。
だから安倍総理と言うよりも私は安倍・・・(聞き取れず)になって欲しい。(笑い声)
独裁。
これを国民全部が支持して独裁の政治を安倍さんにやってもらいたい。(笑い声)
そうでなければとてもじゃないが、この日本の国の政治も改良することが出来ない。

なぜなら安倍さんの支持率が下がってきた。
もう1年くらいしか持たんのじゃないかと。
それから次は俺がやるぞと誰かさんが大きな声ででしゃべってると。
そんな話誰も起こらんと、誰も腹立たない。
誰も怒らない。
それが今の日本の国の国情なんです、これ。
おかしいでしょ?これ。

ただ、つい2〜3日前ですけども、安倍事務所で話をしました。
江藤さんも党規委員会にかけると、なぜ江藤さんなんやと。
この谷崎をかけるべきでしょ?(笑い声) 
総理の話も遠慮なくやる、言う。(笑い声、拍手)
ある程度言われるでは・・・(聞き取れず)、安倍独裁と、(笑い声)それくらいの独裁を発揮していただきたい。
私はそういうふうに思っています。
以上です。(拍手)

★松本孟さん(松本京子さんの兄)

先ほどから壇上の先生方仰っていますけど、日本の政府もそうですけども、特に外務省の方はこのたび特に日朝の作業部会に行かれた方、日本はこういうふうに思うんだ、こうなんだという事をもっときつく激しく言って欲しい。
私たち本当に命をかけてやっているんです。
壇上の方は仕事で言っているかもしれませんけど、私も家族、特に母親が高齢でございますので、いつどうなるかは分かりません。
ただ仕事だから行って帰って来たとそういう事ではなくて、唾を飛ばし、相手がいう事を聞かなかったら蹴飛ばす。
命をかけてやってきて欲しい。
それをお願いしておきます。

★本間勝さん(田口八重子さんの兄)

ちょっと一事言わせてください。
拉致問題は解決済みと言う相も変わらず、最初門前払いと言う言葉に対して、もっと怒りをぶつけて欲しいと思います。
最近の朝鮮総連の動きでは大阪とか東京の日比谷の集会をですね。
朝鮮総連への法の執行と締め付けが激しいとかね。
万景峰号の入港を解除しろとかね。
そういう事を言ってきているわけです。

という事は逆の話なんですね。
これだけ朝鮮総連の後ろ盾となっている北朝鮮が困っているわけです。
決して今の状態では万景峰号の入港を解除することなく、 は来月の話なんですよね。
最初の話では。
半年間の入港阻止と。
これは絶対そのまま延長。(拍手)
さらには出来れば朝鮮総連の送金停止までもっていければ一番の力になる。
これはもうちょっと懐に隠しておいて抜かないで

それから我々の家族会に対して、週間新潮なる雑誌がですね。
家族会の話をしていますよね。
安倍さんが家族会を利用している、利用するのは止めて欲しいと。
そんな事はね。
我々一貫して家族、誰も言っておりませんから。
(会場より「分かってます」の声)分かってますよね?
誤解しないでください。
それでもう我々は政府、安倍さんと一体になって戦っているんです。

これはね、家族会だけの問題じゃないんですよ?
日本国民全体の問題なんですから。
国民が全体で団結していかなければ、決して解決しません。
是非誤解のないようにお願いします。(拍手)

★浜本雄幸さん(旧姓・浜本 現・地村富貴恵さんの兄)

私の妹が帰国してから、もう5年になりますけれども、帰国したときにですね、これが平成14年の10月でございました。
日本の国会がですね、これを、政府が拉致を認め、日本の国会が拉致、即、解決の全会一致で採択をしましたね。
皆さん、ご存じないですか。
その、帰国する6ヶ月前に採決したんですね。
だから、日本の国会、それから国民の皆さんが一生懸命、これを、拉致問題について気勢を上げてくれた。
その気勢の馬力によって、金正日はびっくりして、これ、5人を帰国させたんじゃないかと私、こう思っとるんです。
ま、今日、5年たってからですね、安倍政権になってから、安倍さんは一生懸命やってくれて、拉致問題解決に一生懸命。

今現在は、何か、ちょっと国会内なんなりの空気がですね、宥和政策をとるような政治家が出てきやって、非常に、この足を引っ張る。
安倍政権の足を引っ張る空気が出てきた。
私は非常に残念に思うんです。
なぜ、もっと政治家、国民の皆さんが総力を挙げてこれを結集して拉致問題の対して、意識的にならないか。
私残念に思うんです。
皆さん、そう思いませんか。
もう選挙が済んで、5年前の議決したことをもう忘れてしまって、野党の先生方、何を言ってるんでしょうか。
拉致の問題は、全然、ヌキにして分かっていないような気がするんです。私、残念に思うんです
皆さん、どうかひとつ、頑張って、安倍政権を支持してください。

★市川健一さん(市川修一さんの兄)

鹿児島から来ました市川です。(拍手)
日朝作業部会で、相変わらず不誠実な態度を取っている北朝鮮。
ご存知のようにあの国は・・・(聞き取れず)を軽視した言動を行なっている。
政府はね。
自国民の生命を奪われれば身を挺して戦うのが国家の姿勢です。
その姿勢を安倍さんは今実行されております。
この安倍さんの政策を成功させるためにはどうしても国民の皆様方の支援が必要です。
後押しが必要です。
どうか安倍さんを支援してください。
お願いします。(拍手)

★横田滋 家族会代表

我々は8日の日に6者協議が終った時に、記者会見をやりました。
それで今言ったように日本が一枚岩にならなくてはならないのに、日本が孤立しているという事を言ってくる政治家が いるという事。
それからバスに乗り遅れるという事、日本が乗らなければ発車できないような状態だからという事を話しましたが、やはりこの際、加藤さんそれから山崎さんたちのような意見がそりゃ国民の中に一部あるかもしれませんが、しかし政治家の立場としてああいう事を言うんじゃなくて、やはり一枚岩に。
自民党本部でもそれは決議されているわけなんですけども、それが北朝鮮から見て日本の世論が割れているなんて無いようにしていただきたいと思っています。(拍手)

・・・集会終了・・・

・・・・・・・・・・・・・
※このエントリーのうち、浜本雄幸さんのテキストはmomoedakeさんの手によるものです。

07.3.10 報告会6 東京連続集会26(6)友愛会館にて

6者協議と日本の対応 東京連続集会26
07.3.10 友愛会館にて

『報告会 その6』

★島田洋一 救う会副会長



3月19日に次回の6者協議が予定されていますけども、日朝協議が・・・(聞き取れず)で北の不誠実がまた改めて今になって分かっているわけですが、ああいう結果になった。
それを受ければですね。
一つのオプションとしては来月の会議の途中でも佐々江局長が席を蹴って、6者協議全体のこんな猿芝居には日本は付き合えないと、その宣言をする。
そのアメリカの保守派はますます日本の理由に従うべきだという事になるでしょうし、そして席を蹴って日本制裁を強化すると、そういうやり方が一つあると思いますし、安倍さんがもしそういう指示を出したりしたらですね。
私は全面的にそれは支持しますけども。

とにかく会議に残るという上でですね。
何をすべきかを具体的に考えるのは、ひとつは中国人の拉致被害者がいるんだという事をはっきりですね。
打ち出す。
中国は拉致問題ではですね。
とにかくこれは日朝二国間の問題なんだから日朝で話し合ってくれと言うのが、善意の仲介者を装ったりしますけども、いつものことですが中国はまず脱北者を強制送還を続けておる。
その中には拉致被害者やその家族、あるいは重要情報を持った人がいる可能性が強いですから、明らかに中国は拉致問題の解決を妨害しておる。

それに加えてですね。
分かっているだけでも1978年に二人の中国人の二十歳前後の女性が拉致されている。
確実な情報があるわけです。
中国政府は人権感覚ゼロですから、人権感覚に訴えても全くそれは動かないでしょうから、大中国が金正日に自国民を拉致されて恥ずかしくないのか?という確固たる国際世論があれば中国側も何らかの動かざる柄を得ない。
いう気になる可能性がありますから、やはり拉致問題が解決しないことが北京政府にとっても苦痛だという状態を作らないと、多分ですね。
一般的に中国に対して、拉致の解決に協力してくださいといっても、口では協力しますよと言うでしょうが、実際は何もするわけがありませんから、中国人の拉致被害者もいるんだという情報をですね。
国際広報戦略として日本政府はどんどん打ち出していくべきだと思います。

それからもう一つやるべきだと思うのは、やはり日本人拉致問題の事をアメリカで人権運動をやってる連中は本当にですね。
自分たち直接の問題でもないのに、議会に訴えたり政府に訴えたりをやってくれていると。
それに対してですね。
日本側も拉致問題を加えて北朝鮮の人権問題一般にもっと政府に踏み込んでですね。
発言する。
そのことによって日米の人権を重視する保守派、価値観外交としての保守派の連携が深まってくると思います。

その意味ではですね。
首相やあるいは官房長官が踏み込んだ、人権一般に関して発言するのも大事ですけれども、もうひとつ人権大使と言うポジションが設けられたわけですけども、一体何をしておられるのか?よく分からない。
この中で人権大使の名前誰だったか言える人何人いるか?
ほとんどいないんじゃないかと思うんですね。
私も一瞬思い出せません。

斎賀さんと言う外務省のノルウェー大使だという事ですけど、兼任なんですけども、もっと例えばボルトンみたいな発言をどんどんしてですね。
まずは日本の斎賀人権大使がこういう強硬発言をしたと言うのをどんどんメディアに出ると。
それでちょっと安倍首相が弱気に見えるくらいにですね。
人権大使のポジションにいる人間がやらないといけない。
ボルトンなんかはそれをはっきりと意識して、国連と言う場でですね。
きつい事も言っているわけですけども。
今人権大使と言うポジションが事実上死んでいますから、これはやはりもうチェンジした方がいいだろうと。
佐藤会長でも西岡さんでも良いですけど、そういうですね。
とにかく厳しい発言でニュースをどんどん作るんだというような意識の人を人権大使に持って来る。

それからさらに言えば今アメリカの下院で慰安婦決議と言うのが出されている。
あれは絶対に潰さないといけないわけですけども、実は国連の場等においても以前から北朝鮮は、この慰安婦問題と拉致問題を相殺しようとずっとやっているんですね。
去年の10月、私、西岡氏、それから増元さん飯塚さんで、国連人権関連の会合の傍聴に行ったんですが、その時もですね。
日本の国連代表部、次席大使が拉致問題未解決であるという事を言うと。
それに対して北朝鮮側は反論として何を言うか?と言うと、日本は過去に840万人の朝鮮人を強制連行したと。
プラス20万人の若い女性を強制連行して慰安婦として性奴隷としてみたいな云々という事を言うわけです。

それに対して日本代表部がどういう再反論をするか?と言うと、これいつものパターンですけども、「日本は繰り返し謝罪をしていると、反省の意を示している」というのがひとつ。
もうひとつは「北朝鮮が挙げる数字は過大である」これしか言ってないんですね。
とにかく数字が過大だという事では話半分でも10万人くらいは連れて行ったという事になっちゃうんですね。
そうなると拉致問題もあるけど、じゃあ日本が10万人くらい朝鮮人女性を性奴隷にした。
この問題同時に解決すべきだとか何とかとかいう雰囲気になる。
完全に北朝鮮ペースに国連のやり取りを見ているとハマっているわけです。

それは言われているようなアメリカの下院決議も・・・(聞き取れず)ですけど、事実関係に立ち入って強制連行していないという事を言わないといけないわけですけれども。
だから慰安婦問題で事実に立ち入って反論しなかったという事は、あの下院決議の問題だけではなくて、国連の場で拉致問題に関してもですね。
明らかに足を引っ張るようになっていると。
その意識を持ってですね。
きちんと慰安婦問題に対して責任ある立場の人は踏み込んだ反論をしないといけないと思います。

後はですね。
やはり今思うのは敵基地攻撃用のミサイルをすぐにでも配備する方針を明確にすべきだと思います。
国会答弁でも日本政府は以前から、敵側がミサイルを撃とうとしているのが明らかな状況では、ミサイル基地を叩いても専守防衛に違反しないと言ってるわけですから。
専守防衛と言う場合に・・・(聞き取れず)なければいけないと思いますけど、敵基地攻撃用のミサイルを持つと。
敵の射程に入れたようなミサイルを持つと言えばですね。
それだけで日本は信用されていませんから、これは核開発ミサイル開発に乗り出したり核に乗ってくれたりして、それも抑止力になるでしょうから、核を持つというとまたいろいろ日本国内でもめるでしょうから、取り合えず攻撃用のミサイルを持つと。

これだけでは憲法違反でも何でもないわけですから、まずそれを言うと。
言えばそれは核保有宣言なき核抑止力としてある程度効いてくると思いますから、やるべきであると。
そういった事の繰り返しですが、日本は北の核廃棄にただ乗りしているだけなのか?と言われている場合には、それに対してですね。
日本はじゃあ解体搬出の費用を全部持ちますよと、そこまで持ってくる。
言えばいいと思います。
大体そんなところです。(拍手)

★西岡力 救う会常任副会長



ありがとうございました。
様々な議論をしてきましたけども、一つの焦点は金正日の狙いの中に日本、特に安倍政権を孤立化させようとしている。
言うことがある。
安倍政権の今の姿勢が、彼らの南北首脳会談やテロ支援国の解除や国際金融機関からの融資や、拉致を棚上げして日本から金を取る事をすべて邪魔している。
アメリカが揺らいで来たから安倍を孤立化させて、日本国内からそして国際的に、安倍の強硬的な姿勢がせっかくまとまりつつある核廃棄プログラムを阻害していると、言う声を出さそうとしているんです。
いう事が今までに議論を聞いてきてまとめられることではないかと思うんですね。

それに対して我々はどうするのか?と。
孤立しているのは金正日であると。
安倍政権が今北に対して制裁をかけているわけですけども、この制裁を断固支持し、より強い制裁を求めていく。
そしてもうひとつですね。
安倍政権は核問題、核廃棄のプログラムの中のエネルギー支援について、「進展なくして支援なし」と言っているんですね。
「じゃあその進展の定義はなんですか?」と横田さんが総理に直接お伺いした時に総理は「それは日本が決めます、私が決めます、自分が決めます」
「交渉がありますからはっきりは今は言えません」と言ってましたけど、しかし政府はある方針を決めているんですね。

政府の方針と言うのはすべての被害者を取り戻すという事です。
今回の原口大使は北朝鮮に対して、すべての被害者と家族の安全確保と早期帰国、これを第一に求めて、二番目に真相究明、三番目に犯人の引渡しを求めたんです。
3つを要求しているんです。
この3つのうち少なくとも第一の、すべての被害者を取り戻すという事がなければ進展とは言えないんじゃないか。
これは大変厳しい話ではありますけども、しかし被害者の家族の方たちはすべての被害者が一緒に帰ってきて欲しいと言っているんです。

私は横で聞いていて感激した事があるんですが、2002年の3月4月ごろに実は有本さんが生きている。
恵子さんが生きている。
恵子さんが一人帰ってくるとか、恵子さんと会えるとかいう話がたくさん出たんですね。
その時有本さんのご両親がマスコミに取材をされた時に、「恵子一人じゃ駄目です。」
ず〜っとそう仰っていたんです。
ある政治家がですね。
救う会と手を切れば平壌に行けば恵子さんと会わせてあげると言っても、「全員でなければ駄目です。」

私たちはたまたま、どこかで恵子さんは生きていると思いますし、北朝鮮は最初はよど号グループの3人を蓮池さんたちの代わりに返そうと検討していたんじゃないかと思います。
もしかしたらそのご両親の発言が(恵子さんと)会う事を遅らせることになったのかもしれない。
しかし全員でなければ駄目だとず〜っと仰っていて、今でも仰っている。
進展と言うのは今助けを待っている人がすべて帰ってくることだと。
そこを譲ってもらっては困ると。

そういう安倍政権の姿勢を我々は支持するし、ブッシュ大統領にも世界中の人たちにも自由を愛する世界中の人たちに、この私たちの主張を広めていく。
制裁の強化と国際連帯で日本を、安倍政権を孤立化させない。
金正日を孤立化させる。
いう事が今我々に求められているんじゃないかと思います。

2007年04月14日

07.3.10 報告会5 東京連続集会26(5)友愛会館にて

6者協議と日本の対応 東京連続集会26
07.3.10 友愛会館にて

『報告会 その5』

★島田洋一 救う会副会長



マカオのバンコ・デルタ・アジアと言う銀行の、北朝鮮関係の口座がですね。
アメリカ政府の圧力で凍結されている。
それの一部解除と言う話が出ているわけですが、これは北朝鮮から見ればそもそも自分の金の一部が使えるようになった。
言う話ですけども、何度も言うようにテロ支援国リストからの解除。
これが実現できれば国際機関から新たに金融機関から新たに金が取れると。
当然北朝鮮はそれを踏み倒すでしょうけども、日本から核を保障すればその間に生き伸ばす事は間違いないことですけども。
テロ支援国リストから外されればイメージが良くなりますから、貿易なんかもかなり今より自由に出来るようになるでしょう。

だから北朝鮮はですね。
これから拉致問題が焦点になってくるわけだと思うんですが、北朝鮮は盛んにアメリカ国務省に対してですね。
もしテロ支援国リストから外してくれさえすれば、本当に核廃棄をするつもりがあるんだというくらいの事をどんどん言っているんですね。
現在北朝鮮をテロ支援国家指定している理由は、二つで要するに拉致問題。
もうひとつはよど号犯をまだかくまっていると。

よど号犯についてはですね。
例えばみんな交通事故で死んじゃったとか、海で泳いでいて溺れて死んだとか心臓麻痺で死んだとか、とにかく死んじゃったことにすれば解決出来るわけですね。
だから結局拉致だけが残ってくると。
北朝鮮としてはアメリカから日本に圧力をかけさせて、要するに日本が納得する形で拉致問題を解決しろと言うところまでしかアメリカ政府は言いませんが。
だから何とか日本に納得させる形にアメリカの圧力にしろと、北朝鮮から見ればですね。

で、テロ支援国リストから外してくれれば核廃棄する。
こういう事で仕掛けてくると思うんですけども、すでにですね。
アメリカ国務省にいて、北朝鮮を担当してきたチャールズ・カートマンと言う人物がつい最近、拉致はとんでもない犯罪だけどしかし古い犯罪だと。
これをテロ支援国指定の理由にするのはおかしいという発言をし出しております。
これはカートマン一人の意見ではなくて、私はアメリカ国務省の一般的な雰囲気はカートマンと同じだと思いますね。

だから大変危ういわけですけども、現在テロ支援国指定の理由の欄を見ると非常に第三者的な書き方をしている。
遺骨の問題でも生存者がいるんじゃないかと言う問題に関しても、日本と北朝鮮の間で揉めていると議論していると。
そういう書き方なんですね。
なぜなら数日前に出たウォール・ストリート・ジャーナルにある女性が書いた記事なんかは、はっきり北は嘘を言っているんだというスタンスで書いてあるわけですけども。

そんなのに比べると如何にもですね。
話しやすいように言われるから嫌々日本の拉致問題書き込んだというような文章なんですね。
カートマン氏の発言を紹介しますけど、国務省の中では拉致の記述をむしろ外してしまって、テロ支援国リスト解除の道を広げたいという発想が間違いなくある。

それに対して日本側はですね。
逆に今の記述よりもっと厳しい、同盟国らしい書き方をしてくれという事をどんどん言わなければならない。
それは安倍首相も麻生外相もそれを言うとずっと言っています。
すでに言ってるみたいですけども。

つまり、アメリカ国務省側は北朝鮮からの圧力を受けて、拉致に関する記述をもっと弱めたい。
あるいは出来れば外したい、と思っている。
それに対して日本側は逆に今よりももっと厳しい突っ込んだ形をと言う要求をしていくべきですね。
ここはだから本当に大きな攻防の焦点に。
で、何度も言うようにこの決着と言うのは要するに国際金融機関から大量の金が出るかどうか、という話につながってくれるわけですから、北側の狙いと言うのはそういう感じだと。

★西岡力 救う会常任副会長



ありがとうございました。
まず北の狙いとして皆さんが知っているのは、ひとつは金融制裁・法執行制裁は効いていて、これから逃れようとしている。
苦しいところから逃れようとしているという事が一つある。
もう一方で、その制裁を発動して来たアメリカ及び日本の中で、アメリカを核を止めるという餌で引き寄せて、逆に日本を孤立させて国際金融機関からお金を取ったり、韓国から多額の物を取ったり、日本からも金を取ろうとしている。
制裁強化を緩めるだけじゃなくて取るものも取ろうとしている。

そして上手く行けば韓国全体をですね。
連邦制の統一の足がかりにという事にも使おうとしている。
苦し紛れであるけれども、追い込まれてたけれども逆に追い込み返そうとしている。
戦争ですからやったりやられたりと言うのはあるわけですけど、こういう大きな枠組みの中で、では日本はどうすべきなのか?
あるいは我々は何をすべきなのか?という事を5分くらい洪さんお願いします。

★洪熒さん(早稲田大学現代韓国研究所研究員)



先ほど韓国の戦争の時の実際の話をしたんですけど、昔の戦争を見ますと大体戦争の時はですね。
領土を広げるとか、略奪するとか、捕虜を獲得するとか、そういうのが戦争の目的だったんですが、今日本の拉致者も金正日がそういう革命・工作のために拉致したような、過去の4年前の戦争の時に拉致したようにですね。
当初から戦争の目標の一つが韓国から大量の人材を獲得する。
拉致する事が戦争の目標だったんです。

その目標の一つを今ほとんどの人がこれを無視するんですね。
あの戦争中に戦闘中に偶然拉致したとか被害が発生したとか言うんじゃなくて、当初それは朝鮮労働党と金日成の方針によってモスクワの了解を得て行なわれた、捕虜獲得のための拉致だったわけです。
だからそういうのをさておいて、アメリカが平和体制の問題でですね。
軽々と北の朝鮮に乗るとか。
その為にテロ支援国のリストから解除するとかという事になれば、じゃあアメリカ今まで言ってきたアジアの他の国々に銃の拡散と言う、そういう大義名分。
アメリカのかつての目標はここにくるかという事になるか思います。

それから今日本では60日がたつまでは様子を見ようと。
でもこれは間違いです。
60日の間に溜まっているのは、多分、日本は他の法執行があるんですが、6者と取られてですね。
他の国がですね。
この60日と関係なく動いているんです。
つまり核の解決と平行して次の平和体制の問題が今薦められていると、そちらの方へもって行くという事を我々は見逃してはいけないと思うんです。

もちろんこれは一番これは戦略的に、利益を得るのは当事者の金正日の生き残りのためにやるんですが、実はこれをね。
このようにすり替えたのは、いわゆる議長国である中国の思惑じゃないかと見るんですね。
じゃあ、日本にあの致命的な悪の政権を生き延びさせるのは、結局は他の国なんです。
南北の最高だけのあれだけじゃないんです。
そういう側面があると思います。

だから私はブッシュ大統領には感謝します。
今までいろいろな日本とか韓国の被害者のために、そこまで同盟国の大統領があのように頑張ってくださったんですから、今度の2月の行為を見てね。
ブッシュ大統領は裏切ったとか、そう言うのはこれは違うと思うんです。

ただここでですね。
ある意味今まで半世紀近くアメリカが、日本も韓国も安全保障の大きな外の、なんですか。
防波堤のようにそれを守ってくれたんですから、もうここまで来るとですね。
アメリカも疲れているんですから、金正日の解決。
この問題は日本と韓国が責任を取って主役になるべきだと思います。
そういう覚悟が必要だと思います。

我々はね、普通見ますと韓国もそうですが、このいわゆる6者協議の各者の色は観察者ですね。
これ、我々は当事者です。
観察者ではありません。
これはそういう覚悟を持って行けばこれ出来るんじゃないかと思います。

それから今もちろん恵谷先生仰ったように、なぜそのように、今ここ時間が無いので説明が出来ないんですが、想像も出来ないようなスピードで、南北の連邦制の地ならしのためのいろんな措置をとっているんです。
これはですね。
彼らが言うのはそのまま紹介しますと、次にどういう政権が出来ても揺り戻しの出来ない既成事実化をやってしまうと。
今年中に、という事です。
そこにいわゆる6者協議が利用されている。

アメリカも核の廃棄からですね。
どうもアメリカは今、核の拡散をとめればいいと言うふうに目標が変わっているんじゃないかと言われているんですが、結局は中国も韓半島の非核化が中国の目標だと言いながら、みんな騙しているんですね。
これを・・・(聞き取れず)の・・・(聞き取れず)は近い。
正しく見て認識して、自由、アジアで唯一の自由民主国の先進国としての日本のイニシアチブと、またいろんな国々の自由を愛するそういう勢力が連帯してこの問題に取り組むべきだと思って、いつまでも外交官の協議に任せていれば解決できるとは思いません。
以上です。(拍手)

・・・その6に続く・・・

07.3.10 報告会4 東京連続集会26(4)友愛会館にて

6者協議と日本の対応 東京連続集会26
07.3.10 友愛会館にて

『報告会 その4』

★洪熒さん(早稲田大学現代韓国研究所研究員)



まずですね。
わずか5万トンでこういう措置を取ったのは安いものだと仰るんですが、これ5万トンでも25億円くらいです。
なぜ我々が25億円もの緊急援助、支援しなくちゃいけないのか?
日本でこの拉致問題の政府の予算は全体枠はどれくらいか分かりませんが、これ初期のわずか5万トンでも25億円です。
これは金正日が何を考えているのか?と言うのは推測の問題ではなくて、実話(?)として我々が観察すべきだと思うんです。

本当の北京での合意はですね。
この1月の19日からベルリンで、アメリカと平壌側の秘密接触、これで出来るんですね。
もしベルリンでの秘密接触がなかったら、2月13日の合意はなかったと思います。
では果たしてベルリンでの秘密接触はなんだったのか?
これはこれからいろんな方々がこれからこれをマスコミが追求すべきだと思うんですが、今のところ少しのヒントは出るんですね。
何か言われているのは今もいろいろ報道されていますし、ベルリンでの秘密接触という事は誰かがシナリオを書いているんですね。
ベルリンで二人が偶然あったという事ではなくて、その前段階でのワシントンと平壌の間での戦略、接触、それはあったと思います。
そういう事を我々は確認していくべきだと思うんですが、今我々のブレーンが推測できるのは、2月13日の合意が出てからすぐ、例えば平壌は黙っていても、平壌のために頑張った、金正日に従うような勢力の言動からそれが現れております。

つまりですね。
例えば韓国の盧武鉉大統領はこれが発表された時ヨーロッパ訪問中だったんですが、16日にローマでイタリアで北が欲しいままに中国に上げてもいいと、自分は最初からそのように訓令を発すると発したかったと、こうやって言い切っているんです。
それから今度のいろいろな大きな実務の協議の事が5つあるんですが、これが始まる前に韓国の場合は先に南北長官級会談をですね。
2月27日にも平壌へ行くんです。
そこへ行って裏でいろいろと北で合意をしているんですね。
今伝わっているのは少なくとも協議措置とは関係なく、時期は4月以降になるんですが肥料とか米を40万トンとか50万トンとかね。
肥料を30万35万トン上げるとか言う話がずっと出来ているんです。

だからこれはベルリンでの秘密接触、これから北京での合意、その後ずっと今年の後半までのシナリオは実はずっとあったわけです。
誰と誰の間なのかは分からないんですが、金正日はそういうスケジュールを持って後追いしたと。
金正日はそういうふうに見るべきだと思います。

例えばその証拠があるんですが、3月の3日ニューヨークで、だから日本の時間で3月4日ですね。
3月4日は金正日が平壌の中国大使館を訪問する。
その時間です。
その時間でニューヨークで韓国の韓半島の平和体制の問題を担当する韓国の外交高官が、キム・ケガンに会って何を言うかと言うとですね。
自分がキム・ケガンより先にワシントンに着いてアメリカでいろいろな人に会ってみたら、感触は大体こうだと。
保守党の雰囲気などを説明してあげるんです。
だからあのアメリカとの実務協議でワシントンを訪問する北の態度にキム・ケガン、次官の方にアメリカ側の体制や気持ちを強く伝えるんです。

それから実は来月なんですが12日、北京で実務協力・経済協力のこれも会議があるんですが、それをどのようにやりたいから平壌から何を準備して来たらいいと、これ全部明快に報道されています。
それからテロ支援国のリストからの解除とですね。
敵性国の貿易の適用問題の終了に対しても、その為には政治的環境作りをどう整えれば良いのか、という事を言うんですね。
だから金正日は裏でそういう事を全部やりながらやるんですよ。
北京で6者会談で協議に出てそこで何を決めたじゃなくて、その前にすべてこういう事は行われていたという事です。

今南北の私は先ほど頂上会談の障害は無くなったと申し上げたんですが、今韓国の盧武鉉政権は南北関係の正常化のためにこの上半期に多分実行するだろうと思われる予算がですね。 
日本の円で560億円です。
米とかですね、いろんなのを全部入れるとこれ560億円以上の正常化の費用を払うんですよ。
わずか重油を5万トンではないんです。
だから金正日の立場ですべてを見るべきで、合意書をその物を見て物を言うのは、私は金正日の事を反対するのは難しいと思います。

もう一つ問題なのは、今度これは主催国の中国の許せないそういう点だと。
韓国のいろんな人が思っているんですが、この核の問題の解決の場をいつの間にか、平和体制の構築の場にすり替えようとしているんですね。
結論はそれです。
いろいろな事を言っているんですが、大体翌日以降の延々と時間のかかる、先ほどプルトニウムと言うのがそこまで含まれるのかはじめですね。
この解釈の問題でとんでもない、後は疲れる交渉が予想されるんですが、それに成功して平和体制の問題。

私はアメリカのブッシュ大統領がもちろんいろいろな情報・作戦で、金正日を追い詰めるのはそれは当然だと思うんですが、じゃ軍事行動は取れるのか?
私は多分不可能だと思います。
不可能だから情報作戦で出るし、情報作戦で出るのは、それは金正日の方が工作他の最高工作責任者ですから、彼はそれには対応できると思っているはずです。

私はこの6者会談はですね。
アメリカが戦略的に出発点でちょっと錯覚があったと思います。
アメリカは、アメリカと北の両者会談では困るから、周りの関係国を全部参加させれば圧力が何倍にも増えると思っていろいろ参加させたわけなんですが、最初から極端に言えばですね。
アメリカは5対1で金正日に圧力をかけたかったでしょうが、最初から多分4対2だったと思うんですよ。
日米と他の4つの国。

ただアメリカは私は先ほどこの交渉が非常に真面目で純真ささえ私は感じるんですが、これをやった外交官なのか当局者はですね。
理屈の上ではそうですが、6者会談になれば協議になれば5つの国が1つの国を圧力をかけるだろうと。
実際にはそうじゃないんですね。
こういうことをまず・・・(聞き取れず)とした・・・(聞き取れず)があると厳しい言い方ですね。

それからもうひとつはこの包括的解決はこれはとんでもない話です。
包括的な解決と言うのは要するに、金正日の安全を体制を保障すると言う意味です。
保障するという前提が包括的です。
金正日はですね。
外国に対して嘘をついても他国を欺いてもいろいろ良いんですが、他の国は・・・(聞き取れず)の国は一応言葉で文書で約束した事は、それは守らなくちゃいけないんです。
包括的な解決と言うのは要するに金正日の安全を保障する代わりにという事ですから、今皆さん仰るように金正日が退場しない限りは拉致問題は解決できないという前提から見れば、6者協議で包括的な解決をやれば拉致問題は解決できません。
論理的には。

こういう致命的な事を大体どこの国もですね。
役人は敵を説得するのが難しい場合は自国民を説得します。
これは相当上手くいったものですとか、相手が動かないから我々は今段階的にこれが出来ますとか、と言うふうに悪く言えば役人側の自分の政治とかね。
国民を騙すようなものなんですが、そういうのを金正日の立場からはそれは問題になります。

今度は先ほど金正日が平壌の大使館に現れたというのは、主権国家ではありえない話です。
主権国家では自分の家来ですね。
連れて他国の大使館に出向いてですね。
何とかやるというのはありえないです。
これは金正日がアメリカに対していろいろなポーズを打っているんですから、中国に対してもあらゆるポーズをとったと思うんですが、結局韓国の西岡先生のあれなんですが、私は韓国ではこれは平和体制の問題と言ったんですから、実は韓国戦争の時にですね。
今リストが残っているだけでも8万4千くらいの拉致者のあれが残っているんです。
戦争中だったので、本当は10何万じゃないかと言われているんですが、今数字が残っているのはリストが残っているのは8万3千人以上4千人。

ここでもう一つ重要なのはですね。
金正日は、これは本当に野蛮な話ですが、金日成は1947年に南からインテリを高級人材を連れてくる方針を出します。
北朝鮮の共産主義国家の建設のために貴重な人材を南から、彼は当初の目標は50万人だったそうです。
これは冷戦後にですね。
モスクワの解放の文書で確認されるんですが、それで韓国では拉致問題でこれはいろいろ、日本と韓国はこの地域の問題で主役になるべきだと、と言う転換期を迎えるべきだと 期待していると、頼もしいというのが韓国の拉致被害者の関係した人のもしくは右派の気持ち・考えと言える。(拍手)

★西岡力 救う会常任副会長



今、若干補足しますけど、この初期段階の措置の紙を見ていただきますとですね。
韓国の代表の肩書きは平和交渉本部長になっているんです。
核担当じゃなくて平和交渉本部長なんですね。
そして一番下のところのですね。
下から二番目の11と言うところにですね。
「6者の相互信頼を高めるために積極的に・・・(聞き取れず)取るという事を再確認するという事と、国際的な永続的な平和と安定のために不断の努力を行なう」と書いてある。

その次が問題なんですが、「直接の当事者は適当な話し合いの場で、朝鮮半島における恒久的な平和体制について協議する」と書いてあるんですね。
この直接の当事者と言うのは、日本とロシアを除いた南北とアメリカと中国です。
朝鮮戦争の休戦を平和体制に変えるという話し合いを別途持つという事についてもここに書いてあると。

私はこの間、合意が出来た後ソウルに行ってきましてですね。
ソウルの左翼の文献を一杯集めたんですが、みんなですね。
6者協議、高い評価なんですね。
大きな評価。
その理由は、米朝が・・・(聞き取れず)のように進んで、そして南北首脳会談になって、南北米の首脳会談も行なわれるかもしれない。
そして平和条約が結ばれて米軍がいなくなって、左派主導の統一が出来るんだと。
金正日良くやったと左派の文献、週刊誌とか月刊誌とか新聞とかみんなそう書いてあります。
それがここに書いてあるという事であるという意図ですね。

しかし、そういう中で日本がこれを止めているという点では、拉致のことについては日本の姿勢で、ここへ行くのを止めているんじゃないかと言う点で、韓国の保守派も日本の安倍政権を評価しているんです。
そういうことだと思うんですけども、じゃ島田先生。(=佐藤会長のいい間違い)

★佐藤勝巳 救う会会長



拉致をされているのはアメリカ人でもないわけで、日本や韓国の人たちが拉致をされて。
韓国の方はちょっと別にして日本と言う立場で考えた場合に、我が国の拉致をされた人間を我が国の力でどう取り返すか。

今まで私が小泉政権などを批判して来た事は、自分で制裁を科さない。
あるいは自分の力で取り返そうという努力をしないで、各国首脳に会うと「拉致をよろしく」と言う馬鹿げた話をして来た。
自分がやるべき事をやらないで、「他人によろしく頼む」という話をですね。
個人の関係においても国家の関係においてもありえないことですから。
日本がまずどうするか?
いう事で安倍政権になってから独自制裁を科していった。
言う意味では大きな外交の質的展開が来ている。

ところがここに来てアメリカが、今まではむしろアメリカの方が昨年の9月バンコ・デルタ・アジアに対して金融(制裁)をかけた。
非常に日本よりも突出しておったのが、今度は逆に制裁のテロ支援国国家を解くとか、あるいは金融制裁を緩めるぞと言う話に大きくアメリカ側の態度が変わってきた。
それに対して日本が、そういうアメリカに対して「我が国は拉致を救出するために我が国の安全を確保するために、しかじかの対応の政策を取ります。よろしく」というふうに言わなければならない。

つまり明らかにアメリカはスタートからは変わってきている。
それに対して国の安全と拉致を救出するためにこういう政策を取ります。
例えば制裁であるならば、日本からの送金停止を掛ける。
あるいは在日朝鮮人、あるいは日本人からの北朝鮮への渡航を禁止する。
あるいは厳しい制限を加える。
あるいは日本からの全輸出品を入れないように制裁を掛ける。

しかし私は、アメリカについて申しますとね。
アメリカはアメリカの国益、アメリカの事情で動いているんですよ。
アメリカは明らかに引いた姿勢を取っているという言い方をしているんですが、それはアメリカの事情なんです。
アメリカの事情があるからそういう姿勢に変わっているわけで、我が国は我が国の事情があるんです。
今申し上げたように。

ミサイルが飛んでくる制限が300キロ。
これはもう日本が全部射程圏内に入るわけであって、1300キロのミサイルでアラスカに届くはずがありません。
我が国が一番脅威を受けている。
しかもそのミサイルの頭に核弾頭が搭載されたらどういう事になるのか?
これは日本にとっては大変な重要なやっぱり脅威です。
その脅威に向かって北朝鮮が政策をどんどん進めている時に対して、我が国はどうするんだ?いう事です。

その政策をやっぱり我が国の政府は・・・(聞き取れず)となって行かなければ駄目だ。
と言うのが私の持論です。
それで「いや、日本はそうかもしれんけど、我が中国には我が合衆国にはこういう事情があるんだ」と。
そう走られたら困る。
言うような事が出てくるような政策を打ち出すみたいです。

で、・・・(聞き取れず)を探りましてですね、アメリカがどう出てくるのか?
中国がどう動くのか?韓国がどう動くのか?と言うそれ以前の問題として、我が国の政府が最悪の事態。
例えばアメリカの都合でテロ支援国家を外すんだと、言うようなことが明白になってきた時に、じゃあ日本だけの経済制裁だけで本当に食い止める事ができるのかどうか?と言う問題です。
そこでは中々今のアメリカの事情を変える事は出来ない。
だとすればどうするんだ?という事です。

その前に日本は決定的なカードを握っているわけ。
非核三原則の見直しという決定的なカードを持っているわけです。
それをどの時点で切るのかどうか?と言うようなことも計算の上に立って、つまり戦略的な目標として国際情勢を正確に睨みながら、そこをどうやって国益を守り拉致を奪還していくのか?と言う事が今、私は安倍内閣に迫られているという事を、客観的にそうなんだと。

しかも国際情勢と言うのは先ほど申しましたように、去年の9月にアメリカがバンコ・デルタにが〜っとやったわけです。
ごめんなさい、一昨年やったわけです。
しかし1年ちょっと経ったら状況が全く逆の方向に動き出している。
情勢と言うものはそういうものです。

そういうものに対して我が国柔軟にはどう対応できるのか?いう事が今厳しく問われている。
そういう事を政府は真剣に検討すべき時期に来ている。
つまり安全保障と言うのは最悪の事態を予想して対策を立てる。
だから日米安保条約、日米同盟が不変だ。
嘘です、そんな事は。

朝中関係、不変だ。
そんなこと嘘です。
国益が違って来たらがたがたに崩れていく。
いうのが国際政治の現実だと私は理解しています。

従って安倍内閣は最悪の事態を予想して、どういうふうないわば国益・国家の安全を守り、拉致を奪還するのか?と言うような事を真剣に検討すべき時期に至っていると、以上です。(拍手)

・・・その5に続く・・・

2007年04月10日

07.3.10 報告会3 東京連続集会26(3)友愛会館にて

6者協議と日本の対応 東京連続集会26
07.3.10 友愛会館にて

『報告会 その3』

★西岡力氏



5分と言う司会者の強制力で一言ずつ聞いたんですが、恵谷先生が言った高い評価をしていて、多分洪先生が一番低い評価をしていて、島田さんはアメリカの中で割れていると。
アメリカの中でも評価が割れていて、ブッシュ大統領は国務省に騙されているんじゃないか?と言う評価があると。
ただしアメリカの保守派も、今回安倍政権がやった事は高く評価している。
そこはその点は恵谷さんは多分評価をしているわけですけども、洪先生は大体金正日は紙に書いた物を守る事はありえないという事で、彼の狙いの方を考えなくてはいけないという事で。
佐藤会長は流動的だから、我々はどうするか?にかかっているんだという事で大体終ってしまったんですが。
結論としてはまだ分からなくてまだ戦いは続いているという事では無いかと思いますけども、少し各論に入って議論をしていきたいと思いますが。

その前に一つだけ洪先生が言ったことで大切なポイントがあるんですが、6カ国協議とニュースでは言うところが多いんですが、日本政府はいまだに北朝鮮を国家として認めていません。
アメリカもそうですね。
ですからParty talkと言う。
我々もなぜ拉致被害者を返してこないテロ国家をですね。
国家承認をしなくちゃいけないのか?と。
言葉使いにも気をつけてですね。
6者協議と言うふうに是非言いたいと思いますね。
日本の外務省の紙でも6者協議となっています。
そもそも大韓民国は朝鮮半島の中の唯一の合法政権だというわけですから、そういう点でも6者協議と言う言葉使いをしていきたいと思うんですが。

まずですね、各論に入りまして若干話があったんですが、二つの事を考えたいんですね。
金正日が何を考えているのか?
金正日の狙いは何なのか?
そしてそれを考えた後、じゃあ我々日本は何をすべきか?
安倍政権の今のやり方がいいのかどうか?
言う順番で議論を進めたいと思いますが、もう一度佐藤会長から5〜6分くらいで金正日の狙いは何だと思うか?いう事についてお願いします。

★佐藤勝巳氏



話がありましたけど、94年の米朝合意に比較しますと、大変な金正日の敗北と言ってもいいくらいの中身です。
それはなぜこんな事になったのか?といえば、国連決議をはじめとするアメリカの金融制裁、日本の独自制裁、さらには中国の国連決議に基づく制裁の実施。
これがですね。
予想を超えて大きく金正日政権にダメージを与えた。
ここで一息つく必要がある。
それが6者協議の合意である。

一息つく。
文学的な表現ですが、具体的にはどうするか?
盧武鉉政権を騙してがっぽりと食料とか肥料とかそういうものを召し上げると。
現に韓国は盧武鉉政権はそれで今精力的に動き出しているわけです。
合意に至った。
従って韓国側は信認を取る。
いうこういう・・・(聞き取れず)が出来ておりますので、金正日の側から見れば上手いこと盧武鉉政権を騙して、とにかく具体的に米や肥料などなどを取って困難を乗り切る。

でまぁ、初期段階の5万トンの油も入ってくる。
いう事で、最大のしかし北の狙いは最終的に日朝の正常化に持ち込んで、日本から1兆円ないし2兆円の金を取る。
言うところに一番の最終的な狙いがあるんですから、そのためには日本側の主張している。
いわば安倍政権が主張している拉致の問題を国際的に孤立化させてしまう。
アメリカがブッシュ政権がそれに相応えるような対応を取っているのを100%これを利用する。
他方、裏でもって核弾頭の開発をがんがん進めていく。
いうそういう狙いがあるだろうと思います。
以上です。

★西岡力氏



さっきの順番で恵谷さんお願いします。

★恵谷治氏

金正日が何を考えているか?というのは基本的に今の佐藤会長と同じなんですが、要するに結論はですね。
核放棄をするわけが無い。
ですからこの6者協議を私が高く評価するというのは、実は6者協議なんか非常に期待なんかしてなかったですね。
今回6回目でしたか。

これは6者の会議でついでに言いますとですね。
6者協議の議長国というふうになりますが、これも間違いです。
主催国であります。
議長国ではありません。
英語で言うとhost・・・(聞き取れず)ですか。

その事を一言付け加えるのと同時に、この6者協議と言うのは米朝、少なくともブッシュ政権・ブッシュ大統領がですね。
北朝鮮の核問題を外交で解決すると、これは就任以降何度も言っております。
で、その心はご存知のようにイラクを抱えていると、あるいは悪の枢軸であるもう一つのイラン。
今もイラン問題は緊張状態が高まって、私はこれこそ軍事オプションもあるかな?と思いますが、それは別としてそういう事を考慮すればですね。
北に対する軍事オプションは取れない。

しかし悪の枢軸と名指しした一国をですね。
何もしないわけにはいかないという、私から見ればアリバイ作りのための協議だと思っております。
ですから合意なんか生まれるわけないと思っていたんですが、2005年の9月に一応放棄するという合意が出来ました。
これは文書だけでしたが。

で、今回具体的に60日と言う制限の中で凍結と言う具体的な事がなったんですが、その具体的なこと以上に私が評価したのは、先ほど言った日本政府・安倍政権が主張したものをモスクワ・北京・ソウル・ワシントンに納得させた上で調印したと。
これほどの独自外交はこの近代史でもなかったんでは無いかと思う。
私は外交の専門家ではありませんが、そういう印象を持っているわけです。

金正日の事を考えますと本当にこの合意のあれは、佐藤会長の言われた南北頂上会談の障害を取り除く。
これが最大の目的で、そういう点を考えればですね。
この5万トンと言うのは私は95年の時は50万トンで、今回5万トンになったというのは結局はいくらでもいいと。
合意しろという金正日の命令によって、とにかく合意に達して、合意すれば頂上会談の道が開ける。
そうすればソウルからいくらでも取れる。
逆に盧武鉉大統領はご存知のように、もう欲しいだけやればいいという関係ですから、金正日は折り込まれて一息ついているというのも事実です。

しかしですね。
もう一件、ここでもお話したと思いますが、金正日を追い込んでいるのは金融制裁、これはちょっと法の執行と言う制裁とは多少性格が違いますが、非常にこれは効いている。
その結果、ミサイル実験それが失敗し核実験につながったと私は思います。
もう一点は日本政府と言うか、警察庁・警視庁による在日本朝鮮人科学技術協会、科協ですね。
に対する、非常に厳しい監視。
これはミサイル実験・核実験を失敗させた原因だと思いますが、そのミサイル実験によって日本政府の独自の経済制裁。
それから核実験によって今度は国連による制裁決議。
それで国連の様々な活動も中止・停止になっている。

もうこれは決定的に追い込まれているわけで、金正日は高笑いをする暇は無いんですね。
しかしその合意をすることによって南から取れるというのが今の金正日の本音ですが、もう一点ブッシュ大統領が外交で解決するという裏で、秘密作戦である5030という謀略工作が深く進行しています。
これはどういう形で結果が出るかは分かりませんが、とにかく核問題・拉致問題を解決するのはですね。
金正日政権を倒すしかない。
私も思いますし、おそらくブッシュ大統領もそう思っていると思います。

ですから倒すことを前提に動いている。
しかしそれは公表できない、公に出来ない、秘密工作・秘密作戦である。
それを進めているがゆえに6者協議と言う公的な場で、外交的な形・合意をブッシュ政権側もですね。
保守派に批判されつつ、こういう形にしたんだろうと。
つまり何度もいいますが核武装・核保有を放棄しないと決心している金正日を、交渉によって完全に無能化させる。
この無能化というのは施設の問題でありまして、すでに保有しているいくつかの核爆弾あるいはミサイルと言うものには、今回の合意書には何の関係もありません。

ですから分かりませんがいずれにしろ言いたいのは、問題を解決するには金正日政権を倒すしかないと私は思うし、おそらくブッシュ大統領もそう思っている。
そういった中でこの外交的合意交渉の結果を見るというのもいいんですが、私は見えないところでですね。
着々と深く打撃を与えているんでは無いか?と言うふうに感じます。
以上です。

★西岡力氏



ありがとうございました。
先日ですね。
急に日本の外務省の方を持つんではないんですけど、佐々江局長の説明では、今日お配りした資料の初期段階の措置のところでですね。
2−2を見ますと、北がこの60日間の中でやるべき事の中でですね。
核兵器一覧表を協議するという事になっているんですが、ここに使用済み燃料から抽出されたプルトニウムを含むと書いてありまして、佐々江局長の説明は「このプルトニウムと言うのは今起爆装置の中に入っている、あるいは弾頭に入っているものが含まれる」と。

「そして無能力化の対象にも当然このプルトニウムも含まれるし、濃縮ウラニウムおよび濃縮ウラニウム施設も含まれると言うのが我々の側の解釈だ」と言うふうにいいましたので、書いてないという解釈でもない。
相手がどう解釈しているか?と言うことはあってもですね。
解釈が分かれるような事を書いても北は守らないだろうという意味では、兵器を完全に廃棄させる事が出来るかどうか?と言う疑いはあるでしょうけども、「こちら側としてはすべての兵器を廃棄させて、濃縮ウラニウムを止めさせると読めるようにもなっている」と、いうふうに説明を聞きました。

洪先生に金正日の狙いという事をお願いしたいんですが、一点それとですね。
アメリカの保守派はブッシュの弱気を批判しているという話がありましたけども、韓国の保守派。
あるいは韓国の脱北者の人たちは安倍氏、あ、ごめんなさい。
アメリカの保守派は安倍のやった事は日本外交は高く評価しているという話があり、恵谷さんも日本外交については高く評価しているという事なんですが、金正日の狙いを話していただくと同時に、韓国の保守派や韓国にいる脱北者の人たちは、今回の日本がやったことについてどう評価しているのか?という事も含めてぜひお話いただければ。

・・・その4に続く・・・

2007年04月08日

07.3.10 報告会2 東京連続集会26(2)友愛会館にて

6者協議と日本の対応 東京連続集会26
07.3.10 友愛会館にて

『報告会 その2』

★洪熒さん(早稲田大学現代韓国研究所研究員)



まず訂正します。
私早稲田大学の教授じゃなくて客員研究員です。

今度の6者会議の印象なんですが、日本では6カ国会議とか6者会議とかまず呼び方に混乱があるようですね。
冷酷に言うとこれは6カ国ではなくて6者会議が正しいとまずそれを申し上げています。
すべての国際会議という事は元々時間を長引かせると、最初の出発点からはかなりずれていくんですね。
この6者会議も今度なぜ合意したのか。
多くの方はこれを・・・(聞き取れず)するというお話ですが、
私は合意したのは金正日が合意したから合意したとまず思います。

いくらアメリカとかいろんなところの圧力の意思が強くても金正日が折れて来なかったら、この合意と言うのは最初からなかったんじゃないかと思います。
一番大変なのは金正日の立場でこれを見る必要があるんじゃないかと。
そのように思います。

合意書を読んでみてですね。
すごく真面目な人が書いたような気がしました、まず。
ある意味でアマチュア的な合意書。
もちろんそれは60日以内という事をちゃんと書いてあるんですが、書かれているものを読む限りは何も問題は無いんですね。
それは書かれたとおりに計画的にそれが適用されれば、これはまず初期段階のことだけでも評価できると思います。

ただそういうものをですね。
厳格に適用するだろうか?という事を見ますと、今までの経験から見て金正日はどんな事を約束してもそれを守らなくても済むんだというふうな立場で、今度もこれを約束した可能性はあるんじゃないかと私は思います。
というのは例えばアメリカが金融制裁と言うアメリカの法の適用を、ただ政治的に法の適用を、信じられないんですが韓国から見れば、法の適用を政治的に適用出来るような姿勢を見せる。

これ、この問題のですね。
金正日は物凄くいろんな勇気をまたチャンスがあるというような事を与えているんじゃないかと思います。
ただ多分今度の行為はこの6者会談と言う事が破局を避けたという事がまず意味があるんじゃないかと思うんですね。
一応今の段階で新しいこの6者会談がこれで駄目になるとみんな困るんですね。
一応合意することで合意しましょう、と言う印象を受けます。

それからもちろんこの60日以内には北は核実験もやらないしミサイル発射もしないと。
でもこれを約束させるのは私意味無いと思うんです。
これ核実験をやってもですね。
ミサイルの発射をやってもそれが果たしてここの国の国益とか脅威になるのかと思うと、実はそうじゃないと。
止めてくれ止めてくれとお願いするのはおかしいんじゃないかと思うんですね。
それが許せなかったら他の対抗措置は幾らでも取れるんだと思います。

それから一番の6者会談の問題はですね。
韓国の左派政権から盧武鉉政権から見れば、この合意を持って南北頂上会談への障害物がなくなったと
だから韓国の左派、左翼政権からいいことは金正日もいいことですし、だからこういうのをですね。
つまりは敵の立場からもこれを見る必要があるんじゃないかとそう思います。

まずはいろいろ韓国のことの致命的な罠がありまして、韓国には。
他の国では一応核問題を凍結したとか核物質の生産を止めたとか、詰めて来られているんですが、韓国から見ればもちろんアメリカも・・・(聞き取れず)を凍結しているんですね、保守派は。
ブッシュ政権も・・・(聞き取れず)していますし、ただ韓国の場合は金正日と組む左派政権日本の左派と韓国の左派は意味が違うという事を仰る方がいるんですが、韓国の共産主義、金正日と組む左派の側から見ればこれは物凄く喜ばしい。
韓国の普通の常識を持つそういう専門家から見れば、これは南北の左派が多分アメリカを説得した結果だろうと言うふうに見ています。

★西岡力 救う会常任副会長



ここでじゃあアメリカは譲歩したのか?
アメリカの保守派はブッシュ政権をどのように感じているのか?
金融制裁、それからテロ国家指定解除などについて島田先生からお願いします。

★島田洋一 救う会副会長

ボルトン前国連大使が数日前にウォールストリート・ジャーナルに文章を載せましたけども、その結論としてですね。
こういう妥協的な方向にもしブッシュがずるずる動いていったとしても、民主党は何かと因縁をつけて絶対ブッシュが・・・・・。(聞き取れず)
一方、ブッシュのコアな支持層、こちらはどんどんブッシュから離れていくと。
結局ブッシュを支持する人は一人・・・・・・・。(聞き取れず)
そういう事をされていましたけれども、ボルトン氏あたりのアメリカ政府のブッシュ政権に対する批判、というのはこれはライスのオルブライト化を防ぐという意味で、大変意義のある警告だと思いますけども。

皆さん言っておられるようにアメリカでもせめぎあいが続いているわけですが、とにかく妥協して核凍結。
投棄以外に経済支援する意図いう民主党あるいは国務省路線と、とにかく・・・(聞き取れず)げてあの政権を潰さないで行くというボルトン的発想、せめぎあいの中でですね。
少しブッシュが国務省的な方に引きずられかけた面はあると思うんですけど。
ただ北朝鮮が現段階で確実に手に入れたというものはほとんどないですから、北朝鮮が一人勝ちであるとか金正日の高笑いが聞えるとかそういう事をいいたがる人が多いんですが、どう控えめにみても先走りすぎた評価だと思います。

尚3月1日付でアメリカ政府のプレッシャーによってですね。
国連開発計画が北朝鮮に対する開発支援事業を一切止めるという事を決めましたけども、そういった制裁強化の動きも同時に進めると、これはボルトンの置き土産みたいなものでしょうが。
それがよくですね。
北が核凍結を進めれば一番の恩恵を受けるのは日本なんだから日本もエネルギー支援に参加すべきだとか、山拓さんとか前原さんとかいますけど、これに関してはですね。
私は以前から言っているんですけども、日本は北朝鮮が約束をした既存の核施設の無能力化と言うのを、これは核施設の解体及び海外搬出なんだと最も厳しく解釈した場合ですね。
 
もしその段階まで来たら核解体・海外搬出の費用は全部日本が出しましょうと。
その前のわけの分からない約束に対してエネルギー支援するという事は日本は一切しないと、そういう立場を取ればですね。
日本として応分の負担をした事になりますし、ただ取りをされることも無いと思います。
ただ取りされる心配は無い、いう事ですね。

日本は核施設解体の費用を出すとそこまで持ってこれるところまでは持ってこれる。
その前にエネルギー支援を出すというのは晩餐会で勝手にやれと。
そういう姿勢で今は行くべきではないかと思うんですが。

それでボルトン氏が彼がAEIという保守派の有力シンクタンクの幹部として戻りましたけども、元々そこにいた人ですが
そのAEINのボルトン以外の研究員たちもですね。
ブッシュがあわよくば傾いたという批判をしていますけども、特徴的なのは彼らはですね。
日本は非常によくやっている。
日本側のリードに従えと言うような言い方をしております。

それに加えてですね。
テロ支援国リストから北朝鮮を解除するというような動き、これを軽率にやる事を絶対にしちゃいけない。
それをやったら、つまり拉致問題の解決をなしにテロ支援国指定を解除すれば、アメリカにとって唯一信頼できるパートナーである日本を失うわけになる。
そういう言い方をしております。

テロで日本がどう動くか?と言うのは大変アメリカの政策にも影響を及ぼす、重要な局面にいよいよ来たと思います。
アメリカの人権運動をやっている人たちはおおむね今回の合意を批判しますけど、その他にはやはり人権問題に全然触れていない。
アメリカが北朝鮮人権法と言うのを議会を通して大統領が署名していますけども、全く人権を少なくとも表面上打ち出していない。
これはブッシュの裏切りと見られても仕方が無いという言い方をしております。

日本に何回か来ているスザンヌ・ショルティーさんという北朝鮮人権運動、アメリカでの草分け的な人として最近人権活動家たちの意見をまとめてブッシュへのアピール文を発表していますけども、その中にですね。
日本人拉致問題解決する前には、一切エネルギー支援、医薬品・食料品の供給も北に対してしてはならないという事を書いておられます。
もちろん拉致問題だけじゃなくて北朝鮮への人権一般にも触れているわけですけども。

せっかく彼ら人権運動をやっている連中が言うのは、金融制裁で北を追い詰めた時にですね。
国務省の担当者にブッシュはたぶらかされて、曖昧な約束を引き換えに金融制裁・・・(聞き取れず)これを取れるような約束をした。
これは大変間違ったメッセージだという事を言っております。
その点アメリカの強行保守派がどんどん釘を刺してくれるというのは、日本にとっての戦略的に大変いいことだと思いますけども。

実はそれで今年の4月22日から29日まで、ワシントンで北朝鮮自由週間と銘打って、アメリカの人権運動をやっている人たちを中心にしてあるいは韓国からも日本からも、あるいは脱北者の人もワシントンに集まっていろんな事業を繰り広げる。
丁度この時期がですね。
テロ支援国リストをアメリカ政府が発表する時期、4月の最終週に発表しますけども去年もですね。
4月27日にアメリカ下院で横田早紀江さんらの証言があって、翌日4月28日にテロ支援国リストを発表しますけども、丁度その時に北朝鮮自由週間と言うのをやると。
たまたま今年はその時期に安倍首相も訪米が決まっていますから、大変重要な攻防の焦点が出る時期だと思いますけども。

最後にですね。
北朝鮮の今回の合意の最大の狙いと言うのは、わずかでも重油を得るという事ではもちろんなくて、やはり対話・平和ムードをかもし出して、アメリカ・日本・韓国あたりの強硬派を孤立させると。
そして金融制裁の解除を出来れば確保し、またテロ支援国リストの解除も実現すると。

テロ支援国リストがなぜ重要なのか、もう一度確認のために言っておきますと、アメリカの国内法の縛りでですね。
アメリカ政府がテロ支援国リストに指定している国に対して、国際機関が金融支援・融資をしようとしたときアメリカ政府は反対しなければならない。
その反対の義務規定があるわけですね。
要するに北朝鮮がテロ支援国リストから外してくれと言うのは、国際金融機関からの融資を取りたいという話であります。

問題なのはですね。
アメリカの国務省あたりは北の核凍結・廃棄と引き換えにアメリカからも何か出したいと思っている。
ところが議会の抵抗がきついですから、お金とか物をですね。
アメリカが調達するとなると議会が反対して出しにくい。
従って国際金融機関から融資が行くようにしてやるから、これがアメリカの見方だと受け取ってくれと言うふうに国務省の官僚あたりが言った。
これ、クリントン時代もそうですけども。

国務省の人たちが例えば議員なんかを説得するのに、こういう理屈を使うんですけども。
「テロ支援国リストから外したからと言って、何も自動的に国際機関からの融資にアメリカが賛成する気は無い」
「実際個別の融資に賛成するか反対するかというのはケースバイケース、また北朝鮮側の対応を見て決めます」と。
ただ、テロ支援国指定にあるとですね。
例えば縛られてしまうんですから、一つ外して外交の柔軟性を確保したい。
そういうような言い方もするわけですけども。

結局これがですね。
家族会・救う会のアメリカへの運動の大きな成果だったと思いますけど、今テロ支援国リストから外す外さないの歯止めになっているのが要するに拉致問題であるわけです。
このあたりもアメリカ国務省は自主的に拉致を書き込んだわけでもなければ、日本政府が働きかけて書かせたわけでもない。
家族会・救う会が何べんもアメリカへ行った。
またアメリカから日本に来たサム・ブラウンバック上院議員等々に働きかけてですね。
実現した。
それが今大きな歯止めになっているという状況があるわけです。

歯止めを外すなという事は、アメリカの保守の連中も言っていることですから、要するに日米の連携を強化してですね。
ブッシュを挟んでアメリカ国務省と安倍政権の綱引きが厳しくなると思いますけども、絶対ブッシュをこっちへ引っ張って来るようにしなければいけない。
以上です。

・・・その3へ続く・・・

2007年04月07日

07.3.10 報告会1 東京連続集会26(1)友愛会館にて

6者協議と日本の対応 東京連続集会26
07.3.10 友愛会館にて

『報告会 その1』

◆登壇者

恵谷治さん(ジャーナリスト)
洪熒さん(早稲田大学現代韓国研究所研究員)
佐藤勝巳 救う会会長
西岡力 救う会常任副会長
島田洋一 救う会副会長

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



★西岡力 救う会副会長

それでは早速始めさせて頂きたいと思います。
まず、6者協議の合意と、それから今回の米朝そして日朝の作業部会があったわけですけど、それを見て皆さんどう思っているのか?一人5分でお願いします。(笑い声)
では、佐藤会長から。

★佐藤勝巳 救う会会長

まず、作業部会の方ですが一言で申しますと5つ作業部会があるんで、今大体2つ開かれておりますんで、北側の出方を見ておりますと、日本に対しては拉致問題は解決済みと言う形で突き放す。
アメリカなどとの関係については蜜月を演じている。
そういう、いうなれば国際的に拉致を言っている日本を孤立化させる言う戦術が非常にハッキリして来ているだろうと思います。

それに対して日本がどう反撃を加えていくのか?という事です。
アメリカとの関係で言えば、テロ支援国家の指定解除。
これは佐々江アジア局長の説明によれば、アメリカと日本との間では、テロ支援国家を解消する前提として日本人の拉致問題の解決、これが合意に達しているというふうに発言をされます。
しかし、実際に見ておりますと本当に大丈夫なのかなぁ?と言うような事が懸念されます。

もう一つ、アメリカが北朝鮮に課している金融制裁、これの解除については慎重に対処して欲しいという日本側からアメリカ側への申し入れ。
まぁこれも了解とはいきませんけども、理解を示す態度にどうもなっているようです。

特に拉致支援国家指定解除という事になりますと、日本の拉致は、テロ支援の中身としては日本関係について言うならば、拉致・よどの犯人の隠匿の二つあるわけです。
その他はだからいろいろ北がテロをやって、航空機を爆破するとかいろんな事をやってるわけですから、そういう問題があるんですが日本に関連して言うならば、どうも明確に拉致の問題がテロ支援国家の中身としてあるわけですから、そこは日米間のこれからの外交というか、調整という事がかなり大きな問題になっていくと思います。

6者協議の評価、5分という事ですから、そんなものむちゃくちゃな話なんですが(笑い声)、結論から申しますとアメリカは端的に言って朝鮮問題から手を引きたい、言う姿勢は明確です。
それから中国、これは国内に対北朝鮮政策を巡って・・・(聞き取れず)の対立があって、中々水際立った動きをすることが出来ないでいる。
これが中国です。

それからロシア、これは6者協議なんかどうでもいい、朝鮮半島なんかどうでもいいと言うふうに考えておりますから、これはあまり考慮の対象にしなくてもよろしいと思います。
韓国、これは北朝鮮の金正日政権を支援することによって、金正日政権も維持させたいし、同時にそうしないと自分も延命する事が出来ない。
盧武鉉政権は、という事でこれが最も北寄りの活動を取っております。

日本はご案内のように圧力を強めて有利な状況で対話に引きずり出すという、日本が一番強硬な姿勢をとって、これの寄り合い所帯の中で出て来た合意です。
あの合意と言うのは、一言で言えば北朝鮮は核施設を全部撤廃すると、無力化すると。
その代償として100万トンの油を5カ国で出す。
こういう中身です。

この5ヶ国の中で日本は、拉致が大きく前進しない限りエネルギー負担のお金は出しませんよという事を議事録に残してしっかりと関係国に承認をさせた。
言う意味ではお金が欲しかったら拉致解決に他の4カ国は協力してくださいねと。
協力が頂かない限り日本は金を出しませんよという、そういう意味ではかつてない外交的な成果であったと。
その点については評価していたと。

しかしながら後で、もうこれで5分くらい来たと思いますけど(笑い声)、そういう点では今までとは日本の外交、特に拉致問題の外交では従来の政権とは際立った違いを見せてきていると、いう事が言えると思います。
この合意の中身をプラスにするのかマイナスにするのか。
これはもう上げて我々がどう戦っていくか?
戦い方によって決まってくる、いうことです。

広く指摘されているようにあの合意は穴がたくさんございますから、つまり濃縮ウランの問題なんか全く触れておりませんし、今もっている核爆弾、これについての処理をどうするのか?言うようなことも触れられていませんから、穴はたくさんなんです。
その穴をこれから我々がどうやって埋めていくのか?
ひとえにそれは政府の力量などという事ではなくて、私たち国民がどうやって政府を支えて圧力を加えて中身のあるものに変えていくか?言うような事にかかっていると思います。
以上です。



★西岡力氏

今各国の立場についての話がありましたけど、今日はアメリカの専門家の島田教授と、それから韓国の・・・・・(聞き取れず)する洪先生においで頂いておりますので、その立場からお話を頂きたいと思いますけど、その前に核の問題ですから、核問題・軍事問題の専門家である恵谷先生から全体としての評価を頂いて、そしてその後アメリカの観点、そして韓国の観点から島田先生と洪先生にお話いただきたいと思います。

★恵谷治氏

どうも、恵谷です。
5分と言うので緊張しますが、私の6者協議の合意と言うのは、個人的には非常に高く評価しています。
ご承知のように初期段階で発生すれば5万トンと言う内容ですが、これは寧辺の施設を凍結した場合ですと。
臨時措置と言う形で、いずれにせよIAEAが入って凍結をします。
これ名94年の米朝枠組み合意と同じ事です。
当時94年の段階ではご承知の通り、50万トンを結果的に8年、つまり400万トンのただ取りをしたわけですが、今回は同じ核施設を凍結・停止するのにわずか5万トンです。★2;10

ですから米調和組み合意の50万トンに比較すればですね。
10分の1、逆に言えば10倍北朝鮮は追い込まれていると。
もっと言えば400万トンただ取りをしたと思えば、80倍追い込まれていると言うのが北の現状です。
ですからとりあえず初期段階は、60日以内と言う明確な日限を決め、94年は戻るというのに5万トンがただ取りされたという見方もあるでしょうが、あの国と交渉するにはですね。
5万トンくらいはやむを得ないだろう、言うのが一点。

それからすべて無力化すると100万トンと、これもこの数字でとりあえず北朝鮮は納得した。
これについては北側の金正日もですね。
別に無力化する気もなくてそっちの数字は幾らでもいいと、言うふうに考えているのでは無いかと思います。
いずれにせよですね。
この5万トンで手を打ったというのが北朝鮮の現状を示している、という事です。

それと先ほど佐藤会長も仰られましたが、この合意と言うのは日本外交にとって私は大勝利だろうと思っております。
拉致問題あるいは核問題と言うのは、この6者協議で解決すると考えている人間は、私は誰もいないだろうと思います。
しかし、外交では何らかの合意をする必要がある。
その中で日本政府はですね。
お分かりのように「拉致問題が解決しない限り経済支援は一切行なわない」いう事を、あの北京もモスクワもそして韓国も納得させた上で調印したと、サインしたという事は大変なことです。

これをある解説者は「日本の外交の孤立化だ」という評価もする人もいますが、そういう人間は昨日までは「日本は対米従属外交だ」と言っていた人間であってですね。
日本のこれこそ独自外交と言うものが評価できない人間が「外交の孤立化だ」と寝言を言うわけです。
ですから60日までの初期段階までは大勝利です。
しかしその後、これは北朝鮮ご存知のようにある事ない事言ってですね。
延々引っ張って結果的には何も解決しない。

しかしその間プルトニウムの生産は停止します。
それと先ほど佐藤会長言われた濃縮ウランに関して合意には何も触れられていない。
あるいは現在保有している核爆弾、これについても何もこの交渉に入っていませんが、私は濃縮ウランについてはまだまだ研究段階であってですね。
それを生産を稼動させるような状況には全く至っていない。
と言う意味で逆に安心して、ワシントンも分かっていてあえて今回のこの合意の中には面倒になるから入れなかったんだろうというふうに私は判断しています。

それともう一つ核爆弾です。
いくつあるか、いろいろ推定はありますがハッキリしている事は一つ。
要するにまだ完成していない。
昨年の10月の核実験は失敗だった、いう事です。
ですから、いくつと言うのはその数量を持てるプルトニウムを持ってるという事は間違いありません。
しかしいわゆる完全な設計どおりの核爆発を起こせる核爆弾はまだ完成していないという事を、去年の10月に示したと言う事です。
ですからこの6者協議がこれからまた3月19日にもありますけれども、そういった交渉では私はもう何ら解決はしない。
しかし、そういう協議は必要だろう。

もう一点私が評価するのはですね。
この分科会で日朝が話し合いをしますが、今回も45分だったか決裂しました。
これでも全然構わない。
ですからつまりどういう事か?と言いますと、6者協議の分科会の日朝とですね。
そうではなくて別の日朝二国間の話し合い、これは全く性質が違いまして、日朝独自の話し合いの中では解決しない限りは支援しないわけです、何ら。

ですからその話は持ち出せないんですが、6者協議の分科会においてはですね。
95万トンと言うものをどうするのか?と言う言い方で、それは交渉の中で言えるわけですよね。
ですから拉致問題解決したといっているわけであるなら、その95万トンは誰が出すのか?
という事を言えるし、結局この顔ぶれを見ればその95万トンは日本が出さざるを得ないだろうと思えばですね。
北朝鮮も折れてくる可能性は非常に高い、と言う意味で評価するという事です。

・・・その2に続く・・・

2007年03月17日

07.2.12 佐藤勝巳氏 東京連続集会25(9)友愛会館にて

中山恭子拉致対策本部事務局長招き緊急集会(東京連続集会25)
07.2.12 友愛会館にて

『佐藤勝巳 救う会会長の挨拶』



主催者を代表して閉会の挨拶を述べさせていただきます。
大体10分ぐらいという事なので、申し上げたいことはここ2〜3日私のところに「一体北京の6者はどうなっているんだ?」と「アメリカはどうなっているんだ?」いう問い合わせの電話がたくさん来ております。
私は前からそう思っているんですけど、アメリカと言う国もそうですし日本もそうなんですけど、自国の国益に基づいて外交をやっている。
ワシントンから見た今の6者協議、北朝鮮の非核化路線というのはアメリカの国益から見て、アメリカの国民の感情からして政策順位は多分3位か4位であろう。
極東最果ての独裁国家が核を所有したからと言って、アメリカがばたばた大騒ぎをするようなことではない。
そういうふうに見ています。
従ってこの6者協議あるいは北の核の問題・拉致の問題、解決をするかどうか?はわが国の態度如何にかかっていると言えるのが、私の年来の主張です。(拍手)

で、そこでですね。
中山さんは自分のことですから仰いませんでしたけど、2月の2日、確か中山さんが議長になって会議を開いていまして、そこで6者に臨む決定のような事を決めているんです。
中身をいうと、一つはアメリカが金融制裁を解除しても日本は拉致が進展しない限り日本は制裁解除を致しませんと言う決定です。
これがひとつ。
それからもうひとつは、例えば6者が北朝鮮にエネルギーの援助をするという事になっても、我が国は拉致が進展しない限りその援助の支援には応ずる事は出来ないという、この2点です。(拍手)

これは私、第二次世界大戦後の日米関係を見たときに、アメリカの外交政策に対して公然と日本政府が異論を唱えた。
アメリカが金融制裁を解除しても、うちは拉致の問題が進まない限り解除は致しませんよという事は、明白にアメリカの行動に対してNOという姿勢を示したという事で、私は画期的な決定だとそういうふうに理解を致しております。
この日本側の、つまり安倍内閣の態度ですが、この態度を先ほど中山さんも仰っていましたし他の方も言っていましたが、貫き通して欲しいと言うか貫き通すでしょう。
それでアメリカやその他の国と若干の摩擦が生じても、それは孤立でもなんでもないです。
自分たちの国民を拉致されて30年も40年も解決出来なかった事に対して、我が国の政府は断固として救出するんだと。

日本にミサイルは飛んでくる。
しかしアメリカには飛ばないんです。
大陸間弾道なんて北は持ってないですから。
だから全然そんな物ね、アメリカにとっては北が核を保有したって別に痛くも痒くも無い。
現に沖縄に駐留している海兵隊は、そう遠くない将来グアムに撤退するでしょ?
グアム島まではノドン1号は届かないんです。

と言うようなことで、しかし我が国には間違いなく届くんです。
しかも、今アメリカが考えている事は寧辺のプルトニウムの核施設を停止すればエネルギー援助しますよと、こういう話です。
あれはプルトニウムを抽出している施設です。
しかし、北が認めているように原爆の原料になるウランの生産は北が認めているんです。
プルトニウムの施設なんか幾ら潰したって、別のところではウランを作って、それは北のカン・ソクジュ第一外務次官が前任者のケリーに公然と認めているじゃないですか。

それからウランを抽出する遠心分離機、これはアメリカの国会の調査局がロシアから入っていると言うふうにちゃんと書いてあるでしょ?公式文書に。
それから1秒間に400回回転する回転軸の留めてあるネジ、あれは中国から入っていると言うふうにアメリカの議会事務局はハッキリと公表しているでしょ?
つまり今金正日がやっている事は、「あぁプルトニウム結構結構、ヒルさん止めてもいいですよ、その代わり人道援助くれるんですか?」
片側ではウランの抽出をせっせとやっている。
こういうようなペテンの、まぁ北朝鮮の得意の巻なんですけども、そういうものに我が国は乗ってはならない。
これは拉致の問題もあるんですけど、我が国の安全保障全体の問題としても、今のヒル・イニシアチブでやっている6者は潰さなければ駄目です。(拍手)

あんな事に合意文書なんか作ったら誰が割りを食うか?と言ったら、ウランの原爆で日本が狙われるわけです。
ですから断固として日本の主張を貫いていく。
断固として日本の主張を貫く。
カードは何か?
それは外交において我が国の安全を守るために、核兵器の占有も視野に入れてやりますよという事(拍手)・・・・(ききとれず)外交カードにはならないんです。
中川昭一さんが昨年の11月15日、テレビで「核論議しようじゃないか」と言ったらライスは東京・ソウルに飛んできて、「アメリカが核のミサイルで守ります」と、あんな事は今までアメリカの高官が言った事はありませんよね?
中川さんがあの発言をした瞬間に中国のトウ・カセンが二人の次官を引き連れて平壌に乗り込んで行った。
それは日本に核武装をされたら中国にとって何を意味するか?という事です。
アメリカにとって何を意味するか?

つまり我が国はハッキリと北の核を潰さなかったら、あの政権を潰さなかったら我が国は核保有の用意があるというメッセージを送り続けることによって、中国やアメリカを締めですね。
金正日政権を潰す方向に持っていく。
それが拉致の解決であり、核の解決で日本の安全保障につながって行くというふうに私は理解を致しております。(拍手)
そういうふうな考えでぜひとも、中山さんお願いします。
先ほど増元さんの方から外務省はというお話をしましたけど、外務省は首相官邸が決定した政策を実行する機関です。
外務省は政権を立案するところではありません。
官邸が6者に対して北に対してアメリカに対して、どういう態度を取るか?と言う政策を決定するところです。

ですからその首相補佐官が我々家族会や救う会の集会に出てきて、先ほどのような誠に頼もしい発言をしていただいた。
これは本当に画期的なことであり、決して外交辞令ではなくしてそういう意味で日本は変わりつつある。
一番変わってないのは山崎拓さんだろうと(笑い声・拍手)、言うふうに思います。
で、やっぱりそういう意味で国会議員の先生方もですね。
もうちょっと世の中の変化にしっかりと目を見て欲しい。
そうすることによって先ほどから家族の方々が訴えているように、お歳をみんなとっているわけです。
かく言う私も四捨五入すると間もなく80になりますから、胃袋を半分切りまして、どれくらいこれから生きるか動くか分かりませんけども、大体、大丈夫ですから、私の後には若い人が居ますから。
やってくれる人がたくさんいますから大丈夫ですけど、家族の皆さんはそうは行かないんです。

ですからやっぱり全力を挙げてですね。
成果を、安倍内閣の方針を積極的に支持をしていきたい。
こういうふうに考えています。(拍手)
今日はお休みのところ、お集まりいただきましてありがとうございました。
以上で集会を終りたいと思います。(拍手)

・・・集会終了・・・

07.2.12 櫻井よしこ氏・西村慎吾氏 東京連続集会25(8)友愛会館にて

中山恭子拉致対策本部事務局長招き緊急集会(東京連続集会25)
07.2.12 友愛会館にて

『櫻井よしこ氏・西村慎吾氏の講演』



★櫻井よしこ氏

2分間だけ、ポイント2つだけ、お話したいと思います。今、6者協議でアメリカが揺らいでいるのではないかという見方もあります。アメリカ自身が決定的に揺らいでいる訳ではないと思いますね。国務省と国防総省の動きがあって、それが多少齟齬が表面化していると思うのでありますが、アメリカをはじめ各国がどの様な対応をしようとも、日本は拉致被害者がいるのであるから、拉致問題が解決されない限りは、どんな援助もしませんということを、冷静に心をこめて理路整然と、この6者協議および世界に発信をしていくべきだと思います。その結果、この6者協議が決裂したら、それは又、それで大変に喜ばしいことだと思います。アメリカの協力要請があったとしても、そして、それに日本が対応しないとしても、21世紀の崇高な価値観であります人道、人権、自由、法の支配、民主主義、これを主張する日本をいかなる国といえども否定は出来ない。

第2のポイントは、私たちはこの拉致問題を解決するのに、ともすれば、北朝鮮だけに焦点を当てがちでございますけれど、誰があの北朝鮮をのさばらせているのか。このことについても、これは、国民そして拉致被害者の皆さん方、政治家、ジャーナリスト、皆がこれをやっぱり強調しなければならないと思います。あの金正日を助けているのは中国に他ならないのですね。中国は自国の利益の為にそれをしているのでありますから、私たちは、もちろん、この北朝鮮を巡る中国、ロシアの動きを中心にきちんと検討してですね、これは21世紀の大国たる資格があるのか、オリンピックをする資格があるのか、と。

★西村慎吾氏

・・・・・(聞き取れず)の一人として申し上げたいと思います。
先ほど、議連・各政党どうなっているんだ?と言う意見が出ましたが、これが説明できればこんな楽なことは無いんです。
日本の政党が10年前から政党の意思として単位として拉致問題に取り組むことができたら、日本はもっとましな国になっておったんです。(拍手)
政党はいまだ拉致問題に取り組んでいるようで取り組んでいない。
取り組むためにはいまだ成長していない、という事であります。
これが現時点のご報告です。

その上で本日中山補佐官の話を聞いて、皆様方も家族会の方のご意見も聞きました。
中山補佐官のご努力と人柄に対して皆様は本当に温かい感謝の気持ちを述べている。(拍手)
しかしこれは政府に対してであるならば少し危険だと。
政府に対して拉致被害者家族会と救う会の運動は巨大な圧力をかけ続けなければならないんです。
なぜなら、今動いておるのは中山補佐官が動いておられる。
政治家が手伝っておるのは、先ほどの組織図でですね。
各省庁の官房長・局長クラスと中山補佐官がする役人は動いておるでしょう?
しかし全員が閣僚をメンバーとするのも、その閣僚を手伝う者と言えば無いといわざるを得ない。
なぜなら拉致被害者救出運動は国民の一体となった国直し運動なんです。

先ほど田口八重子さんのお兄さんが、返すのか返さないのか?イエスかノーかとどっちかと迫れと仰られたでしょう?
これを決断するのが政治なんです。
ノーと言ったらどうするんですか?
ノーと言ったら何も出来ないじゃないですか?
何も出来ない政治にイエスかノーか迫れるんですか?
このイエスかノーか迫れる、ノーと言えばただ事じゃないよと言う圧力をかけられる政治を作っていくことに安倍閣僚全閣僚のあるところの決断が無い。

従って対策本部の対応方針、これ第5、特定失踪者の問題全力で推進していくと書いてある。
全力で推進して松本京子さんひとりですか?
民間でも460名は拉致された可能性はあると推測されているんですよ?調査して。
寺越武志君がなぜ拉致されたと認定されないんですか?
全力を挙げて・・・・(聞き取れず)政治が動いていないと分かるでしょう?

それから対策方針の冒頭の文章が間違っている。
「我が国と北朝鮮は平壌共同宣言に署名し」となって、これが間違っておる。
議会人としてはっきり申し上げる。
我が国と北朝鮮が署名したというのは間違い。
なぜなら議会で批准していない。
これはやくざの密約と同じなんです。
小泉純一郎個人と金正日個人とが意思を表明した文書に過ぎないんです。

中山さんに初めてお会いしたのはあの時でありました。
政府の中で初めてこの方は帰国した5名を帰してはならないと我々議員の前で申されたわけです。
私は・・・(聞き取れず)として初めからずっと接して来ました。
あの時すべての政府は返すべきだと言った。
少々前の非常な貴重な人材だった。
正直申し上げて非常に物腰が柔らかくてソフトなんです。
癒し系の方を送り込んできたなと、そうではありませんでした。

私、小泉さん、早紀江さん、櫻井さん、そして中山さんと見て拉致被害者救出の運動は女性が本当にしっかりしている。(拍手)
男ほど頼りが無いものは・・・・(聞き取れず)。
議会の廊下で、私の並びの廊下の人は何か役職につけば花束が贈られてくるんです。
この頃は蘭の花です。
そこに朝鮮総連東京本部のお祝いの蘭が贈られてくるのを嬉々として飾っておるんです。
これはどうしてかな?と思っておったら、勝手に北朝鮮に行ったりするんです。
女性はそんな事は絶対にしませんわ。
それからあまりもう申し上げませんが。

本当に今年はこれから正念場だと思います。
我々拉致議連は金正日政権打倒を決議した議員連盟です。
戦後・・・(聞き取れず)の中で決議をする議員連盟は拉致議連だけであります。
したがって拉致議連としてはその立場から、政府を突き上げると言ったら言葉が悪いですが、金正日相手に帰ってこさせる事ができると思うなよと。
拉致認定もろくろく出来ない。
法改正をしてスパイ防止法も作ろうとしない政府がそこまで出来るか?(拍手)
ここで終ります。(拍手)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

このエントリーの内、櫻井よしこ氏のテキストはmomoedakeさんの手によるものです。

07.2.12 質疑応答 東京連続集会25(7)友愛会館にて

中山恭子拉致対策本部事務局長招き緊急集会(東京連続集会25)
07.2.12 友愛会館にて

『質疑応答』



★質問者1

今後の対応方針の第5項目の特定失踪者なんですが、政府認定の17名の方々の解決はですね。
当然これははっきりしてくれると期待しているわけですが、これいろいろ・・・(聞き取れず)してあるんですが、どの程度特定失踪者の救援についてやられているか?って言う事を差し支えない範囲で言っていただきたい。
これは警察に聞いても言ってくれませんし、少しでも何か分かれば。

★質問者2

救う会青森のヒライと申します。
2点についてお伺いをしたいと思います。
拉致対策本部に対しまして本部は設置したんですけども、その権限が各省庁の方に分かれているかと思っております。
私たちの望みます経済制裁の問題につきましても予定としか書いてございません。
拉致対策本部の権限がですね、如何ほどのものであるかという事を明確に示していただきたいと思っております。

もう一点ですけど、先ほどどなたかが政治家のことを申し上げましたけども、拉致対策本部と違ってですね。
この拉致問題の対策に当たるという明確な姿勢を出していただかないとですね。
北朝鮮に行った政治家がいるような、議員はやはり信頼されないと思います。
やはりですね。
強い一枚岩となった拉致対策本部であって欲しいと思っておりますので、・・・・・・・・。(拍手で聞き取れず)

★質問者3

10年以上前から横田ご夫妻が渋谷とか上野とか、西郷像下で外套の襟を立てて訴えていたときからずっと参加している者です。
手短に質問だけで致します。
一番肝心な事は横田ご夫妻や家族会の方が皆さんご高齢に、先ほど講演されていた方も親御さんのみならず、被害者の方もどんどん高齢化していく。
こういう会議はとても大事なんですけども、大事な事はとにかく取り戻すこと。
それを如何に取り戻す手があるか?という、まぁ相手のあることですけども、それが具体的に見える形で提示していただく事が一番大事なんじゃないかな?と。
その提示をいつかされていただきたいと、そういうように思っております。

★質問者4

私もボランティアとして三田会館で初めて横田さんとお会いしたり、アブダクションにも少し、増元さんの選挙のスタッフとして登場させていただいてます。

安部総理に信頼をおいているという事なんですけども、正直に申し上げまして日朝平壌宣言の破棄をしない安倍総理と言うのはちょっとイマイチ私は信用しておりません。
あと、安倍総理は「圧力と対話」と言っていたんですけど、最近「対話と圧力」に戻っている気がするんですが、この辺は一体どうなんでしょうか?
是非お答え願いたいと思います。

★質問者5

私の質問は海外でいたします。
海外の宣伝もかなり力を入れているようですが、例えばポーランドとかチェコには北朝鮮から・・・・(聞き取れず)と言うのが行きまして、非常に安い値段で仕事をして、それを北朝鮮の政府が全部搾取していると言う話もヨーロッパで有名です。
そういう所で中山さんには、元大使もやってらっしゃいましたので、その辺のところ圧力をかけていただきたいという事。

それからもう一つは、欧州と言うのは人権というのに非常に敏感です。
特にアメリカとか中国に対して圧力をかけるとか文句を言うのも大事なんですが、欧州も重点を置いて欲しい。
バチカンは世界で一番小さい国ですが、そこにも力を入れていただきたいんですがその辺のところのお答えを聞きたいと思います。

★質問者6

この機会に佐藤さんと櫻井さんのお話も聞きたかったんですが。(拍手と笑い声)

★質問者7

朝鮮総連会館の裁判闘争をやっておりますが、熊本はもうすぐ上告審が出るところですが、福岡県などでは条例で永住外国人の使用する施設は無税にすると課税をしないと条例で定まっていますが、そういう事は把握なさっていますでしょうか?
また、指導は出来ますんでしょうか?
お願いいたします。

★質問者8

すみません、お尋ねしたいんですが、情報収集・調査と言うのの中に、大規模な拉致関係に対する世論調査をする予定があるかどうか?というのをする予定があるかどうか?
これは結果によっては安倍さんを守ることにもなると思いますので、これは是非ちょっとやっていただきたいと思っています。

ごめんなさい、もう一つ、海外の情報収集につきましてですね。
私は石岡さんの手紙が届いたという事で、凄く重要なことだと思うんですね。
海外に隠れた支援者がたくさんいるという事、それを掘り起こして情報収集するという事は、かなりの情報が集まると思っておりますので、その辺を力を入れていただきたいと思っております。

★質問者9

今後の活動で超党派の議員の先生方のお力添えも頂いているという事なんですが、先ほど家族の方からもご心配の声があったと思うんでけど、最近どうも内閣のスキャンダルの方に話が行っているので、400トンのそちらの方はどうなっているのか?
自民党も山崎さんが最近訳の分からない訪問をしていますので、まぁそれはほっといて、民主党の方です。
民主党には鳩山さんが対策本部長でしたっけ?
そういう事に動いていられたかと思うんですけど、今度は西村さんが訳の分からないとは言いませんけど、ミッションを外されるし、鳩山さんの方が今回の予算を含めですね。
今回のこれに入っていると思うんですけど、その予算の方向に対して何かやっているという事。
その辺は大丈夫なんでしょうか?

★質問者10

・・・(聞き取れず)の会の・・・(聞き取れず)ですけど、先ほどの蓮池薫さんの件なんですけど、これは政府見解と取っていいんですか?
政府見解でいいんですね?
安倍総理もそう考えていると?

★回答 中山恭子補佐官

まず最初に特定失踪者のご質問がありました。
政府として、出来る限りですね。
早急に再調査の上で認定できる人を認定できる方向へ持っていこうと、今努力をしている最中です。
ただ、もちろん良くご承知の通り古い話で、中々証拠がつかめないとかですね。
そういった話がありますが、今頑張っているという状況です。

それから交渉するときに、もちろん政府が認定している12名ですね。
方についても交渉をしますが、もちろんそれだけではなくて北朝鮮に対してはそれ以外にも拉致している人がいるはずだから、そういった拉致した人々についても同じように帰国させるようにという、そういう言い方で北朝鮮に対しては交渉に当たっているいう事でございます。

それから拉致対策本部の権限と言うお話がございました。
この対策本部には全閣僚が入っていて関係省庁が入っておりますので、ここで決定してすることと言うのはすべて政府全体に及ぶと言うふうに考えていただいて結構です。

★質問者11

経済制裁に関しまして、何の意思表示もされないのはどうしてですか?

★西岡氏

追加の質問をしていたらキリがありませんので、経済制裁については全部この裏に書いてあります。

★回答 中山恭子補佐官

それから10年前からこの問題に関わってくださっていらっしゃるという事で、その事は私どもも痛感しておりますし、一日も早くと言う思いで仕事をしています。
どのように取り戻すか見える形で示すようにという事でしたが、もちろん見える形で示したいですが、実際に具体的にじゃあどういう交渉をいくらいくらで交渉するとかそういう話では無いものですから、私どももちろん元々取引に当たる交渉では無いと考えています。
ですから犯罪行為で連れて行っていることですから、そういった事をまずきれいにしましょうと。
その後で日本と北朝鮮の友好関係というのは進んでくるものだと思っています。
一人いくらというような取引には、そういった形で見える形でということであれば、ちょっとしまわせるようなことではない。
しかも刻々と変わってまいりますので、その都度その都度、逃さずにですね。
注意深く、もう少し本の少しの小さな動きでも逃さずにそれを捕らえて帰国に結び付けていかなければいけない。
そういった意味で・・・(聞き取れず)と考えています。

それから安倍総理について「対話と圧力」にまた戻ってしまったのではないか?と言うお話がございました。
平壌宣言を破棄していないという事ですが、平壌宣言は北朝鮮自体がすでに破っていると言ってもいいことだと思っていますが、今これを破棄すると日本がいう事事体が得策なのかどうか?というような事があろうかと思っています。
さらに安倍総理が「対話と圧力」という事で、少し弱まっているんじゃないか?と言うご心配があったかと思いますが、私などがこの仕事をしながら総理の動き・発言を見ている限り、決して安倍総理が気持ちが弱くなっているという事は無いという事をお伝えしたいと思っています。
もちろん、圧力自体が目的ではなくてですね。
帰国につなげるために圧力をかけていくという事ですから、そんな中で圧力をかけて対話に引き込んでいくと、そういうものであろうと考えておりまして、平行してあるとそういうものでもなかろうと思っております。
あらゆる手段を使って手立てを使って対話に引き込んでくる。
北朝鮮を動かしていくために圧力をかけていくという状態だとお考えになっていただけたらと思っています。

それからヨーロッパについては、これは総理も良く分かった上でヨーロッパを訪問し、お会いした首脳をはじめ会った人にはすべて拉致の問題を宣伝しています。
それだけではなくて、私どもや総理だけではなくてですね。
ヨーロッパの方々の応援と言うのは、ヨーロッパでも拉致された人がいるという可能性があるわけです。
(会場より一声あり、内容は聞き取れず)そうですね。
そういった経験も聞きながら、またはこの北朝鮮についてヨーロッパからの声をですね。
出してもらいたいと考えております。
経験を教えてもらうこと、それから北朝鮮の拉致問題について、応援を北朝鮮側にですね。
いろんな説得も試みてもらいたいという事で、協力をお願いするという事で対応を今進めているところでございます。
仰られたようにチェコやポーランドともですね。
連携を取っていく必要はあるだろうと考えています。

それから私も同じ考えでございました。
佐藤会長から後でお話いただけるようで、櫻井よしこさんからもいずれは・・・・(拍手で聞き取れず)ずっとサポートしてくださっている方ですから、是非、今日とは言いませんがいつかお話を聞きたいと思っています。
皆さまも櫻井さんに対して、なんて言うんでしょうね。
ずっとご関心をお持ちいただきたいと思っております。

それから福岡での総連に対する動きなども全省庁で取り組んでいるということの一環でございますが、各都道府県に対して直接の権限があるわけではございませんが、各地方公共団体と連携をとっていくという事を今努力して行く最中で、宜しいでしょうか?
そういう状況は続いています。
連携を取って動いております。

それから石岡さんの話、海外の話がございました。
拉致と言う、これはどういうふうにお答えしていいか分かりませんが、海外で北朝鮮について知っている。
または何らかの情報を持っている人々がいる可能性があるという事ですので、この問題につきまして実は数年前からそういった情報収集の努力は始めているという事でございます。

超党派の議員の先生方につきましては、私は国会議員の先生方にお伺いする方がいいかと思っています。

以前、総合室庁内で中身について、この話と言うのは真実と全くかけ離れているという事を紙で、週刊現代に出したと。
週刊現代宛に政府からお送りしているという事もありますし、政府としてはそのようなことは無い。
作られたストーリーであろうという事で、政府は対応しているところでございます。

★西岡氏

ありがとうございました。(拍手)

2007年03月13日

07.2.12 家族の声&中山恭子氏 東京連続集会25(6)友愛会館にて

中山恭子拉致対策本部事務局長招き緊急集会(東京連続集会25)
07.2.12 友愛会館にて

『家族会の皆さんの声 その2&中山恭子補佐官のお話』



★横田拓也さん

皆様こんにちは。
本当に我々と共に戦ってくれることを心から感謝申し上げます。
そして今日は補佐官にもお越しいただいてありがとうございました。

先ほど代表の父からのお話にありましたように、家族会が発足してから、そして私の家族で言えば「めぐみ」という名前を公表してから本当に10年経つわけであります。
西岡先生が先ほど冒頭お話しましたように、会のアピールがほぼ具体的に形となって現実化しておりますけども、最終のゴールである、私たちの家族・被害者が戻って来れていないことも客観的な事実なんです。(拍手)
そこを何とか解決しなければいけないと思っています。

私たちは全員がですね。
この解決のためには自分の命も人生も犠牲にしてでも向き合おうと言う覚悟でこの問題に取り組んでいます。
金正日には是非分かって欲しいと思います。
私たちのこの正義感、真実を求めるこの気持ちの強さと言うのは、あなたの独裁には絶対にひれ伏さないという事です。(拍手)

6者協議が今進んでいますが、結果としては何も進んでいません。
いくら場を吊り上げようと日本政府の毅然たる基本原則は絶対に曲がらないことを北朝鮮はぜひ分かって欲しい。
そして私たちは補佐官を中心にそしてリーダー安倍さんにですね。
この基本原則を絶対に曲げて欲しくない。
人質外交には絶対に負けないと言う姿勢を是非堅持して欲しいと思いますので、是非よろしくお願いしたいと思います。(拍手)

★飯塚耕一郎さん

皆さんこんにちは。
田口八重子の長男であります飯塚耕一郎です。
本日はお忙しいなかお集まりいただいてありがとうございます。

私から申し上げたいところは2点ほどございまして、まず1点目は家族会10年経ちましたけども、私は当初から関与していたわけではありませんけども、10年と言うとてもとても長い年月。
民間である家族会の皆様が頑張って礎を作って、その上に昨年の9月政府としての本当に目に見える積極的な動きが出て来たと思います。
その大きなうねりによって、今回の6カ国協議として日本として本当に正しい姿、正しい姿勢で北朝鮮と言う国と向き合うことが出来ているのかなと私は思っています。

ただ、今日補佐官も仰っていましたとおりに、1点だけ私の方もお願いしたい所なんですけども、あくまでも毅然とした態度で北朝鮮がいくらエネルギー要求をしようが、日本としては拉致問題が解決しない限り一切の支援は出さないと。
ましてや推測によっては妥協案なりで数値的な部分を下げて新たな要求を投げる、という事も考えられますけども、それであっても1リットルであっても1キロワットであっても、そんなものは北朝鮮には一切出さないと強い態度で・・・・(拍手で聞き取れず)と思いますし、その必要はいつまで経っても変わらずにきちっとした形で続けて欲しいと思っています。
そういう形でやっていただけることこそ、私たち家族会が望む姿であり、我々の将来の夢である家族全員が帰ってくる戸と言う形につながるものだと思っています。
どうも皆さん、ありがとうございました。(拍手)

★市川龍子さん

いつもこんにちは、鹿児島の市川と申します。
昨日ですね、地元の記者が両親の心のケアで訪ねてくれました。
度々この方は両親の誕生日とかいろんなときに、本当に心優しい言葉をかけてくださる方なんですが、その方と長い時間お話していました。
その中で母がですね。
「修一さんが帰ってくるまでは、お父さんお母さん、本当に頑張ってくださいよ」と言われたら、母が「ですけど政府がね」ってこう言うんですよ。
「もうちょっと頑張ってくださればね」って、こう言うんです。

だから本当に同様に言います。
どうして日本はこんなに弱腰でいるんだという事、本当に腹立たしくメディアの報道を見ながらですね。
私も問いかけてくれますけども、厳しくいえば私も家族会が発足してから10年前は、本当にマスコミを私は罵っていました。
早く言えば、この拉致問題は第4の権力に押されたマスコミ犯罪じゃないか?と私は厳しく言っていました。(拍手)
だからこの拉致問題はマスコミの責任でもって解決していただきたいと思っています。
もちろん政府もそうですけども、政府の方には報道関係に対する予算も組んでいただきましたので、もっともっとこれを広げてですね。
マスコミの力で責任を果たしてください。
お願いします。(拍手)

★市川健一さん

鹿児島の市川です。
いつも変わらぬ支援をいただき、本当にありがとうございます。
私たちは凄く心強く思っております。

政府は国民の生命・財産を守る義務があります。
以前の過去の政府は、全くこれに関わらずじゃなくて、若者を見捨てておりました。
今安倍政権になりまして、本当に毅然とした態度です。
この奪還に立ち向かっておられます。
また今日中山補佐官が「解決は見えないけれど真剣に取り組んでいる」という事を聞きまして、私なんかも鹿児島に帰ってもっともっと世論を高め、全員が祖国の土を踏むまで戦っていきたいと思います。
どうぞご協力ください。
お願いします。(拍手)

★松本孟さん

こんにちは、松本京子の兄です。
今日はせっかくのお休みのところを私どもに貴重なお時間を頂戴しまして、ありがとうございます。

私は昨年の11月政府認定を頂きまして、それから家族会へと非常な速さで物事が進んでおりまして、講演の依頼が結構入って参りまして多忙な日々を送っております。
私が多忙で動くのは構わないんですけど、これに伴って母親が日一日と向こうの方に行くような現状を迎えております。
今年、年が明けまして84歳になりました。
白内障は今年手術をして目の方はだいぶ見えるようになりましたけど、いかんせん耳が聞こえませんので大変に危ない状況でございます。

認定いただきましてからはですね、非常に県議会の方とか、それから県の人権とか市の人権、非常に協力していただきまして、この10日から横田めぐみさんのパネル展と妹のパネル展を併用してやらせていただいております。
これ15日まででございますけども、こうやっていろんな形で県の方市の方、それから県議会の方たちもお力添えをいただいております。
そして17日、これはめぐみさんの30年と言う映画なんですけが、この映画の公演の間に、これショッピングセンターで行ないますので、この会場で署名活動をやろうと決まっております。

何かにつけて私も皆さん方のお力を頂いて、妹が一日も早く帰れるように頑張っていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)

★増元照明さん

増元るみ子の弟の照明です。
総理への信頼は揺るがないと言う前提で多少話をさせていただきますが、現総理は6者協議に対してどのような思いを持っておられるのか。
あの6者協議の中で拉致問題が解決するというふうに考えられておられるのか?
それとも6者協議は核問題を話す場であって、拉致問題を解決するためには別にする事があるというふうに考えるのか?
それが見えてこないので、非常に私たちにとって不安な事があります。

ヒル(国務次官補)が、米朝で接近していると言う情報があったり、その中日本政府が毅然として支援をしないという表明をされています。
しかしそれでしたら、出来れば私たちが信頼している(中山)補佐官に北京の大使館で直接彼らに、6者協議の場所での対話を直接聞いていただき、そして出来れば金桂寛ともカウンターパートナーでは無いかもしれないけど、会う機会を得ていただきたい。
そして実質的な拉致問題の解決を迫っていただきたい。
それがされないから何となく外務省がそれをやっている。
佐々江さんがやっている。

佐々江さんは一応強くは支援をしないと仰っていますが、どこが担当で拉致問題を解決して誰が主導で拉致問題をやるんだと言うその姿勢をまず国民に見せていただかないと、我々にも見せていただかないと何となくちぐはぐな思いをしてしまいます。
ですからまず総理が大きな声でいわれる事も必要でしょうし、補佐官にもそれを言っていただきたい。
私が主導でやりますと、もしくは佐々江さんと共に北京へ行って6者協議の監視をしていただく。
ヒル(国務次官補)がどのような立場を取ろうと、日本政府は絶対に出来ないんだという強い姿勢を佐々江さんと一緒に補佐官も共に北京に行っていただくことによって国民にもっと強いメッセージを、ハッキリしたメッセージを言っていただけることになると思います。(拍手)

そういった事が出来ていないという事は、総理が6者協議をどのように捕らえているのかが見えないから、私たちにとっては非常に不安です。
6者協議の場で、あくまでも話し合いで拉致問題の解決をするのであれば、やはり私は補佐官があそこの場に行って何らかの対応をすべきだと思いますし、あの6者協議が拉致問題の解決に全く寄与しないと考えるのでいらっしゃるのなら、別の話し合いの場を持つとか、もしくは6者協議自体参加をしないというその強いメッセージを送るべきと・・・・・・(拍手で聞き取れず)。
ぜひ、総理にご相談ください。
お願いします。(拍手)

★中山恭子 拉致問題担当補佐官

色々お話いただきまして、ありがとうございました。
最後の増元さんのご意見に対しては、私が出来ることであればどこへでも飛んでいくと今そんなつもりでいます。
6者に参加するかどうかというのは、この問題がそれぞれの国が、担当者が出て頑張ってやってくれています。
ただ、6者に行くのがいいのかどうか?と言うのはまた別途の色々検討してみなければいけないことだと思っています。
ただ6者ではなくて他にも拉致の問題について、海外の方々と接触をし理解を得、北朝鮮にプレッシャーをかけていくための作業と言うのは幾らでもあると考えておりますので、そちらについては動いていきたい動かさせてもらいたい
と。
総理ももちろん動くことについて異論は無いと私は考えておりますので、ご相談しながらですね。
あらゆる機会を使って日本の状態、日本の抱えている問題を理解してもらうための作業と言うのを進めていきたいと思っております。

6者で本当に今、佐々江局長が大変頑張ってくれています。
そこを私自身は信頼しているところでございます。
ああいった中で、日本の中からでも、そういった言い方をすれば孤立するではないかとか。
孤立していけないかどうかはまた別問題だと思いますが、というような事を散々言われながらも佐々江局長は日本は拉致問題については誠実な対応が見えない限り、北朝鮮に対する支援はしないという事を言い続けて下さっています。
多分アメリカや中国からもずいぶん強いプレッシャーがあるかもしれません。
そこはちょっと私自身直接聞いていませんので、分かりませんがそれでも今も尚日本が抱えている拉致問題に理解を示してくれるように、それが解決に近づかない限りは支援できないんだという事を、アメリカや中国に対しても言い続けていますので、私自身は今佐々江局長を信じて、日本の中でですね。
信じて支えていきたいと思いますし、日本の中でもですね。
そういった事をするから日本が孤立をするではないかと、私自身は孤立しないと考えているんです。(拍手)

日本が抱えているこの問題と言うのはミサイルが発射するから核実験と同じように、先ほどちょっと申し上げましたが日本国民の安全とそれから生命が、もうすでにですね。
現に脅かされている状態である。
こういう問題が日本にもあるんだという事が分かれば、逆に北朝鮮に対してその問題をまず解決するようにと言うことをですね。
アメリカや中国にもも北朝鮮に向けて発してもらいたい、発して欲しい。
それも佐々江さんがアメリカや中国に言っているはずだと考えています。
そのような方であればですね。
いろんな場を使って説得してくれているはずだと信じておりますので、今6者会議に私が行くという事自体については、今は佐々江さんに頑張っていただきたいとこういうふうに考えているところでございます。

今ご家族の方のお話を伺いながら、まさに自分のご家族が自分の家族の被害者の名前を公表してもう10年も経つわけでございました。
自分自身で公表するかどうか?と言う判断は自分の事として考えてもですね。
本当に大変な決断だっただろうと言うふうに思っています。
一番恐れおののきながら、公表したときにも恐れおののいた中での決断だったでしょうし、それから政府に対して制裁措置をとってくれという事を主張したのも家族の皆さんでした。(拍手)

通常であれば逆の可能性だってあるわけで、政府が制裁措置をかけたいと言って家族の方がですね。
逆にひょっとして何か起きるか分からないからやめてくれといって、そういう状態だって可能性としてあったと思いますが、北朝鮮が全く動かない国である。
拉致に関してはシラを切りとおした国であって、何か動かさない限り北朝鮮側は応じて来なかっただろうという事は、最も分かってくださっているのは家族の方々で、危険があるかもしれない。
非常に心配しながらも、それでも尚制裁をしてくださいという事を多くの方が仰ったという。
私自身はそのこと事態についてもある意味では非常に残念な動きであったと思いますし、その思いを考えるとですね。
政府としてやるべき事はたくさんあって、頑張らなければいけないなと思い返して、そういう状況が続いているわけでございます。

どういった形を取って北朝鮮を動かしていくのか。
今日こちらにお集まりの皆様は、長い間この問題について関心を持って活動をしてくださっている方々ですから、いろんなご意見もあるかと思いますし、いろんな考えをお持ちかと思っています。
私たちも真剣に議論を進めどうやったらいいかですね。
考えながら進めておりますが、そういったご家族の思いも伺った上で、いろんなご意見をいただき参考にさせていただき、そして力を合わせて出来るすべての事を行なって、帰国につなげていきたいと考えて今仕事をしているところです。

ご家族の方々のお話の中で、母親がもう歳を取って来ていますというお話が何人の方からありました。
私自身がこの問題に関わった2002年の秋以降も、すでに何人の方がお亡くなりになっています。
その度に間に合わなかったかという思いがいつも強くあるわけでございまして、何とかして一日も早く帰国させたい。
そのためにも私どもももちろん一生懸命頑張ってまいりますが、その日本の中に対しても皆様からもお力を頂きたいと思っています。
いや、そう言ってはいけないでしょうね。
自分たちが頑張らなければいけない事柄ですのでお力を借りたいなんて言ってはいけないことかもしれませんが、それにしても日本全体でこの拉致問題についてのサポートが無ければ北朝鮮に対して強い態度も出来ませんし、皆様のサポートがあるからこそ私たちも思い切った対策を取れるという事でございますので、ご理解をいただきご支援を今後共ですね。
引き続きご支援くださいますように、心からお願いいたしております。

さっき、マスコミがと言うお話しがありましたが、ある意味ではマスコミの方々に支えていただいている部分もたくさんあると思っておりまして、マスコミの皆さんがこの問題についてですね。
支援をしてくださっているという事も分かっていますし、これからも是非被害者が皆日本に戻ってくるまで、マスコミの方々のご支援もお願いしたいと、そのように思っている次第でございます。(拍手)

2007年03月08日

07.2.12 家族会の皆さん1 東京連続集会25(5)友愛会館にて

中山恭子拉致対策本部事務局長招き緊急集会(東京連続集会25)
07.2.12 友愛会館にて

『家族会の皆さんの声 その1』



★横田滋 家族会代表

先ほど西岡さんから、第一回の国民大集会のアピールがすべて実現したと仰っていますが、以前は家族会の集まりと言うと「政府は何もやってくれない」という意見が良くたので、初めからいらっしゃる方はそういう声を聞いたと思います。
ただ、政府が動かなければ、地方議員が動かなければと地方議員の拉致議連が出来たりしたんですが、しかし平成14年くらいから必ずって変わりまして、政府に対して非常に信頼が高まってきました。
そして例えば拉致の5人生存・8人死亡とハッキリ言われた後での政府の調査官が行ったときでも、従来と違って聞き込みをしたけど、例えばめぐみの病院に行ったときに医者の聞き取りをするときに、こういう矛盾があってそこで追求したらそれ以上話が聞けないから、今はすべて向こうのいう事を聞いたんだ。
そして分析してから向こうに疑問を投げかけるんだという形で言うから、それがすべて新しいわけではないという説明の上でという話は聞かせていただきましたし。

それから9月のクアラルンプールでの国交正常化交渉が開かれた際も、何も進展が無いという事は、5人の方の子供が帰ってくる目処がすぐにはつかないという意味だたと思いますけど、昔だったら政府は本当に何もやってくれないという話になったんですけど、良く日本の主張を貫き通してくれた。
だから今回限りで言えば何の成果も無かったかもしれないけど、次の交渉のために必ずこれは良いように動くんだという事で、帰国されたときの説明会も拍手で迎えて拍手で送り出したような。
昔だったら家族だけではなくて議員の方からも怒号が飛んだんだという事を聞いていましたが、そういう点では非常に信頼感が高まって、特に安倍政権になってから尚一層の信頼が高まっていますので、今回の仮に6者協議で今回の会議にしてみれば成果が無かったということも十分考えられますが、しかし政府が何もやっていないという事は、今はもちろん一人もいないと思いますし、国民の方も同様に思っているという事が、・・・(聞き取れず)がそれなりに9年間で大きく変わってきたと思います。

それから今度はめぐみの家族ですか。
これはポールさんがアブダクションの映画を観たそうです。
それを観て、長女の方がエリザベスさんと言う方がめぐみと同い年齢であるとか、13歳で拉致されたのはこれは可哀想だという事で、歌を作ってくださったんですけど。
今度の来日の日程を簡単にご説明しますと、17日の夕方の4時にノースウエスト機で着いて、それから18日、私はその時午前中講演会があるので出ませんけど、2回曙橋の方でライブをやります。
切符はすでに売り切れてないということですけど、その2回目の方に私も参ります。
それから次の日は東京プリンスで記者会見とか、それから官邸にもお伺いするとか、外国特派員協会でも記者会見なんかも予定されております。
もしかして今日くらいには最終確定しているかもしれませんが、そんなこともありまして22日の日に帰国と予定されておりますが、その間にテレビに生出演もされるそうですし。
それから5月には永井インターナショナルに所属されております南こうせつさんとか元ハイファイセットの山本純子さんはじめ皆さんが合同でコンサートをすることも決まっております。
文京シビックホールですることに決まっておりますが、だから皆さんにも聞いていただければありがたいと思っています。

※コンサート情報について詳しくはこちら
http://www.kyodopromotion.com/2007/ppm/ps_01.html

★横田早紀江さん

皆さんこんにちは。
本当に長い間、この拉致問題の支援のためにたくさんの皆様方にご協力いただいて、ここまで来る事が出来た事本当にありがたく思っています。
何度も何度もこうしてこの会館にも何度も集会がありました。
この運動も10年と言う長い年月一生懸命に政府に訴えてきましたけども、本当に私たちはこの事をめぐみの事が浮上したときに、非常にめぐみの命の事を考えまして、本当の短い時間、これを出して良いのか?顔を出して良いのか?名前を出して良いのか?
本当に眠れないくらい苦しんだんですが、主人が20年もここまで分からなかった事がようやく分かったんだから、もしこのまま放っておけば何も分からないで僕たちは死んでいくだろうし、あの子も知らないところで死んでいくだろうって。
そんな事は出来ない、一か八か頑張ろうという事で決断してくれたわけです。
それで私たち家族はやっと一つになって名前を出した。
その事から拉致問題という事は非常に他のアベックの方々もおりましたのでここまで大きく来たんですけども、何でもやってみないと、一生懸命に本気でやってみないと、何でも成就していかないんだな、という事を本当にこの10年間思わせていただきました。

家族だけでなくて救う会の皆様、そしてマスコミの方々、国民の一人ひとりが一つ一つこういう現実問題をしっかり聞いていただいて、本当にこういう事が起きていたんだという事をしっかりと分かっていただいて、ようやく北朝鮮と言う国が、今6者協議で偉そうにいろんな支援をまだこれでもかこれでもかと。
核を武器にして欲しい欲しいといい続けているような国がすぐ横にあるんだという事が、本当に世界的に分かるところまで来たという事が本当に奇跡的なことだと私は思っているんです。
小さな小さなひとつのことから大きくぱっと広がって、悪っていう事がどんなものか?ということを国際的にまで大きくしてくださった多くの方々の力が結集されたおかげだと感謝しております。
だから真心込めて、本気の心で生命を大切にしなければならないという事を訴え続けていくことで、こうして一つの事が出来上がっていくんだという事を本当にありがたく思っています。
 
巧妙な北の中で、これから色々な問題が起きます。
それこそ、朝鮮総連もありますしいろいろな工作員も入っていると思いますから、いろんなことで北朝鮮よりの分断工作と言うものが入ってくるかもしれませんけど、私たちは日本が本当にこんなことで良いのか?と。
誰の子供であっても家族がこんなことで本当に良いのか?という事で、外務省の方も向こうに行って話をしてくださる方も「自分の子供がもしこうなったら、今私はここで何というだろうか?」と言う思いで向こうの人にも、そして5カ国すべての出て来てくださる方にも、「あなたも世界の父親ではありませんか?」という言葉をちゃんと具体的に発してお話していただけるような、そういうふうなチャンスを与えられるといいなといつも願っております。

これからもどうぞよろしくお願いします。
ありがとうございました。(拍手)

★飯塚繁雄 家族会副代表

10年前から家族会結成時のときから思えば、今この姿と言うのは全く夢のような感じでございます。
これだけ国民の皆様がこの拉致問題に対する理解と協力を得て、完全な世論としてがっちりしたものを作り、それが政府の後押しになったと私いつも考えています。
今回政府としても拉致と言う問題については国の最優先重要課題だということで位置づけをしていただきまして、これより勝るものは無いと私たちは思ってます。
それぞれの丹東の方々を含めまして最強のメンバーでこのことに当たるという事については、全くの私たち信頼を持って期待をしておるところでございます。

特にこの方針につきましても「北に拉致された被害者の安全を確保し」と、それからこの「帰国を強く求めていく」と、言うような文言から下にもありますけども、この活動・行動を具体化した形できちっと提示して。
そういう事は何事も具体的に行けば具体的に答えが返ってくるという事もありますが、そういった事にですね。
私たちは非常に期待をしております。

ただ残念なことには、国を上げてこの問題をやると言う安倍総理の方針に対してですね。
例えば議会筋、その他の事柄を含めて、これに足を引っ張る状況があちこちに見受けられます。
どういうイデオロギーであったとしても、人の人権・人の命・国家犯罪に対しては絶対言いにくい事は無いはずなんですね。
そういう事から考えればなぜこの日本全体として一枚岩でまとまっていけないのか?と言うのがちょっと残念ですけど、とりあえず今の政権、安倍政権の下にですね。
こういった問題を解決していく姿勢が出ておりますので、私たちは万全の期待をして見つめていきたいと思います。

それと今やられてます6者協議につきましても、相変わらず結果としては何も出てこない。
いろいろ各2国間含めて協議らしきことをやっておりますけども、それぞれの国の実情、あるいは利害関係も含めて中々まとまらない。
まとまらないのは一番悪いのは北朝鮮ですけども、あそこはすべて自国の犯罪、自国が悪事をすべてを抱えている中で、周りの国が「お願いですから支援金あげますから止めてください」と。
万が一日本も「お金上げますから拉致被害者を返してください」と、こういった形での交渉と言うのはあってはならないと私は考えています。(拍手)

あくまでも北朝鮮の態度が、あそこは弱いものは弱い・・・・(聞き取れず)につながる。
強いところには下がると言う状況がありますし、私としてはあるいは我々家族会としてもこの6者協議の中で、間違っても核だけで日本の支援をですね。
決めるという事が絶対に無いようにしていただきたいと(拍手)、このように・・・・(拍手で聞き取れず)。
それが決まればこの拉致問題が消えてしまう恐れが十分あります。
そういう事を考えながら、ますます政府の方には力になっていただきたいと思います。
ありがとうございました。(拍手)

★有本明弘さん

拉致家族の有本明弘です。
たくさん参列していただきまして、ありがとうございます。
私が言いたい事は、一番腹が立っているという事は、仰った話のちょっと続きになるんですが、この正月くらいから安倍総理が総理になってから以降、支持率が70%くらいあったのがもう40切って来たというような状況がやってきました。
その中でいろんな事が公共の電波に乗って私たちの耳に入ってくる。
そういう状況が生まれておりまして、私は日本の国の政治の状況が如何にお粗末か?ということは皆さん方も、大抵の現状をみたらお分かりになったと思います。

私はこの10年あまり前、家族会が出来た時点で私と協力してくれた二人の方、その方と一緒になってこの家族会を結成しまして、今現在私たちに協力してくれた方がこの場にはもう出席しておられないんです。
本来ならば出席していただける方なんですが、皆さんのところにはおられません。

そういうような中で家族会は一番信頼できる総理、10年前と言うのは安倍さんと言うのは1年生議員だったんです。
1年生議員であって、その秘書の方と第二議員会館の事務所の前でばったり会うた。
それが10年前。
10年前一年生の人から総理になったんです。
その時に河野洋平と言う自民党の総裁、野党になった総裁、その事務所を行って帰りおったんです。
本来ならば、この河野洋平が総理大臣になってもおかしくないんですよ?この人がしっかりしておったら。(笑い声)

そういう中で安倍さんが総理になっている。
その安倍さんの事を色々批判する。
そういう中で私は言ってる通り、10年前から言っておるのは「政治はおかしいけれども、マスコミが一番おかしいんだ」と当時から言っている。(拍手)
これを言い続けておったら仲間内から、「有本さんそれは言うてくれるな」と(笑い声)、家族会・救う会からもそう言われて来た。
でも言うとって良かったんです。

私の代わりに総務大臣がNHKに命令出したでしょ?
これ、お分かりになるでしょ?
この命令があればこれから検討中となっているんです。
命令言うたら、こんな検討中と言うような生易しい物とちゃうんですよ、これ。(拍手)
それが本来ならば命令違反したら許さんよ、俺。(笑い声・拍手)
そういう事になってともかく、これ以上言うたら倒れるからこの辺で終ります。(拍手)

★有本嘉代子さん

皆様こんにちは。
本当にたくさん来ていただきましてありがとうございます。
本当にね、横田さんたち仰ったように家族会を作るときに私はどうなるかと本当に心配したんですよ、いう事を頭から離れないんです。
だから私はどこの集会に行ってもその家族会になったいきさつをお話します、冒頭に。
そやから本当に横田さんの気持ちも母親として同じ気持ちですから、私もそういう思いで運動してきましたけれども、本当に今やっと安倍総理が誕生しまして、本当に私たち待望の総理なんです。
それを今主人が申し上げたように、マスコミが足を引っ張る、自民党のある一部の人が足を引っ張る。
これが一番私・・・・・(拍手で聞き取れず)。
だから皆さんも、拉致問題はこの安倍先生のときに解決すると言う気持ちで皆さんご協力ください。
よろしくお願いいたします。(拍手)

★寺越昭男さん

石川から来ました寺越です。
いつも救う会に来ますと、家族会と一緒にいると、本当になんと言いますか、私一抹の寂しさみたいなものを感じるんですけど。
と言うのは、皆さん他の家族の方は生きておいでる。
私は父親が亡くなっていないという事で、どれだけ一生懸命運動しても父親は帰って来れないという寂しさのようなものを感じておるんですけど、政府としては生きている被害者をすべて取り返して拉致問題の解決と言う幕引きをしないでいただきたい。

多分拉致の被害者の方には、私の父親やそれと叔父さんもそうなんですけど、やっぱり長い間北朝鮮で生活していれば、図らずも亡くなられた方も多分たくさんおられるんでは無いかと思います。
その被害者の方も亡くなった方も全部帰国して頂いて、はじめて解決という事でお願いしたいと思います。
生きている方の帰国で良いという事になったら、拉致問題解決という事になったら本当に亡くなった方、その方たちにも本当に惨めな思いをしていると思います。
そのように重ねてお願いしたいと思います。(拍手)

★増元照明さん

寺越さんの場合、拉致認定されていないんです。
北朝鮮がなんといおうと日本政府は埒認定すべきだと私は思います。
彼らは拉致されたんだと、日本政府は直ちに認定すべきだと思っていますので、是非その辺もよろしくお願いいたします。(拍手)

★本間勝さん

皆さんこんにちは。
本日はありがとうございます。
私は田口八重子の3番目の兄で本間勝と申します。
拉致問題の今後の対応方針、我々はすべての拉致被害者の安全を確保し直ちに帰国させると、この一言なんですね。
我々もご覧の通り白髪の、80代70を越している人が多数います。
私も頭が禿げてきました。
そういった人々がどんどん積み重なって上に上がっていきます。
という事は、私のところの余命はあと何年と言うのは分からないんですね。
そういった中で我々の家族を早く取り戻す。

それにはもう直ちに返させる。
まさに金正日に対して返すのか返さないのか?イエスかノーか?これを突きつける。(拍手)
まずそれからでしょう。
それからじゃあどういうふうに返していこうか、という事になって分科会、設定されてもいいんですけども、まず我々が政府に対して言いたい事は、もう我々は余命はありません。
それから拉致された人も高齢になっている人も多数おられます。
特定失踪者の中にもそういう方がいられると思います。
時間と勝負という事を肝に銘じて北朝鮮と対応してもらいたいとそういう事が一つでございます。
よろしくお願いいたします。(拍手)

★斉藤文代さん

熊本から来ました松木薫の姉の斉藤です。
やはり私もいつも思っております。
私たち家族会は家族を取り戻すために、毎日毎日一生懸命過ごしております。
家族を一日でも早く取り戻さないと本当に、先ほどのお話にもありますけど、会えなくして死んでい課なければいけないような状態になることもあると思っております。
私が先か母が先かと思う時もあります。

本当に先は分かりません。
ですから私たちは取り戻すために一生懸命やっておりますから、政府も国民の皆様も一体になって、一日でも早い方が私は良いんです。
もう、これ以上時間が経つのは本当に正直言って耐えられません。
だからどうか今年は何らかの良い結果が出るように、政府・国民の皆様のお力を借りていただいて、何か結果を得たいと私も心待ちにしております。
私も頑張りますのでどうぞよろしくお願いします。

・・・その2に続く・・・

07.2.12 中山恭子氏2 東京連続集会25(4)友愛会館にて

中山恭子拉致対策本部事務局長招き緊急集会(東京連続集会25)
07.2.12 友愛会館にて

『中山恭子 拉致問題担当補佐官の講演 その2』

今、外務省は、佐々江局長、テレビで毎晩のように、こう、見えて、大変厳しい表情で話していらっしゃいます。大変苦しい状態に置かれているかもしれないと思っていますが、佐々江さんは、この六者協議が始まる前にも、アメリカや中国に飛んで、日本というもの、日本の状態を詳しく説明して、理解を得るということをしてくれています。
日本は、支援しろと言われたって、『このままでは支援など出来ません』ということを、しっかりと伝えてくれていますので、アメリカ、中国を中心に、ロシア各国の方々は、日本には特別な事情があるんだと言うことは、すでに理解してくれていると考えています。

今後どうなるか、今日の動きをしっかりと見て行かなくてはなりませんが、日本は、拉致問題について、北朝鮮がなんだの誠意ある姿勢を見せない中で、北朝鮮に対して支援をすると言うことはないということで、今、交渉に臨んでくれています。

これは主張すること、それから、他の国の理解を得ることも、大変難しい、厳しい交渉であろうと見ていますが、頑張ってくれていますので、そこは、外務省を今信頼をして、『頑張ってください。』という応援をしているところでございます。

ただ、私どもにとって、この仕事をしながら、安心していますのは、総理が、非常にこの拉致の問題に対しては、しっかりした姿勢を保ってくださっています。総理になる前から、その父親の安倍晋太郎さんの当時から、この拉致問題について心を痛めてい拉致問題したと言うことでございます。総理になったら、何としてでも、被害に遭っている日本人、北朝鮮で救いを求めている日本の人々を、日本に連れ戻すんだという強い決意をお持ちだという事でございますので、そう言った意味で、私たち、政府が一体となって取り組めるという事でございます。

安倍総理はですね、海外に出張しましても、必ずこの日本が抱えている、拉致問題について、相手の首脳、それから会う人全てに、話をしています。遥か彼方のアフリカで、ちょっと関係ないんじゃないかと思われる、そういう方にお会い頂いたときにも、『アフリカの方にも、この問題は理解してもらいたい』と言うことで、お話をしていますし、この会談の時間がちょっと短いから切り上げてくれと周りの方が言っても、『ここだけは伝えなくてはならないんだから』と言って、拉致の問題について、相手に伝えてくださっているという、そういうことが私の方には伝わってきております。

それに負けずに言って良いでしょうか、私たちも同じ気持ちでですね、この北朝鮮が連れて行った日本人、何人いるか判りませんが、必ず日本の土を踏ませるまで、頑張っていきたいということで作業を進めております。なかなか、いろんな進展がすぐに見えている訳ではありませんが、真剣に取り組んでいかなければならない問題ですし、みんなでその思いをですね、毎日のように『がんばろうね』ということで仕事を進めているところでございます。

たぶん、話の中で、いくつも抜けているかもしれませんが・・・、予算の問題・・・お伝えしなければいけないことについて・・それからそうですね。。

もう一つお知らせしたいのは、国連の、国際連合人権高等弁務官というポストがありまして、カナダの女性の方でございます。アルゴールさんとおっしゃいます。以前、緒方貞子さんが、難民高等弁務官をなさっていました。高等弁務官というのはもう一つありまして、人権高等弁務官という、国連のポストがございます。その人権高等弁務官のアルゴールさんが、日本を訪ねて、ご家族の方々から直接お話を聞いたり、私たちも打ち合わせをいたしました。官房長官も、アルゴールさんと会談をしてこの問題への理解を深めてもらっています。

更にその前には、ムンタボォーさんという北朝鮮についての国連に対して報告をするという、報告者という役割をお持ちの方も、日本にいらっしゃいました。これは、昨年の12月に、北朝鮮人権侵害問題啓発週間というのがございまして、北朝鮮人権侵害問題啓発週間というのが、今法律で定められており、12月の10日〜16日までなんですが、この時期に、拉致議連、家族会、救う会、が国際会議を開いてくださって、このときにタイのこの報告者の方が日本に来て来てくださって、このときにも、多くのみなさんから、拉致の問題に関して聞き取りを行ってくださいました。この方からも、国連に対して、日本で聞き取りを行ったものを基礎にした報告が行われることと思っております。

更に、これは、アメリカの方が『めぐみ』という映画を作ってくれました。みなさまもご覧になった方も多いと思います。横田さん夫妻が、中でちょっと諍いをしていらっしゃる場面も出てくる、そう言う映画でございまして、アメリカの方が作られたという雰囲気もありますが、かえって、拉致問題というものの恐ろしさ、拉致問題の解決というのが必要だとということを、この『めぐみ』と言う映画は、非常に良く訴えてくださっている映画だと思っております。

この映画は、日本でも、ところどころで上映されていますので、もしお時間があったらご覧頂きたいと思っていますし、私どもも、この映画をお借りして、たとえば、先日もジュネーブで開かれていました、ダボス会議の中で、会場をお借りして、上映をいたしました。多くの方々、国際機関の方々、それから各国から来ていた、そう言った事柄に関係のある方々が見てくださいましたし、それから2月6日には・・・国連で行っています、強制失踪条約というものが2月6日に調印されました。この調印式がパリで行われましたので、そのパリの街の中で、『めぐみ』を上映いたしまして、関係する方々に見て頂いています。

更に、今日は、横田さんからお話があるかもしれませんが、PPM(ピーター・ポール&マリー)という歌のグループの方が、以前、『花は何処に行った』と言う大変美しい歌を作ったグループですが、その中のポール・ストゥキーさんという方が、『めぐみに捧げる歌』と言う歌を作ってくださいました。今月21日が発売でしょうか?CDの。そして今月半ばには、ポール・ストゥキーさんが日本を尋ねられるということです。この歌も、とっても綺麗な、美しい歌で、北朝鮮とかそう言った単語は出てきませんが、かえって、戻ってこない娘を思う、そう言う気持ちが伝わってくるような歌でございます。是非皆様も覚えていただいて、いつでも歌っていただけたら・・、多くの人々に知っていただきたいとそんなふうに思っております。

今、そのレコードがここにあるそうですので・・

レコードを流す(http://www.voiceblog.jp/blue-jewel-7/287259.html)ここで、聞けます



レコード演奏の後、対訳を、中山補佐官が朗読

『めぐみに捧げる歌』

娘を思う気持ちが、
めぐみ何か話して。そしてもうすぐ私のそばにいるって言ってほしいわ。
あなたのいない明日がずうーっと続くなんて思うと
哀しみの涙があふれます。

あなたは、まだ若い乙女なのに全ての夢を砕かれたのよね。
そして別れの挨拶どころか何の言葉も無くいなくなったの。

めぐみを私に返してください。
荒ぶる大海の向こうより力の限り魂を叫びなさい。
私の心なら必ずそれが聞こえるから
そしたらあなたは家に帰るのよ。

めぐみ、こっちに来て、あなたはどこに。

(ここから日本語が入ります)

風の中にあなたの声が聞こえます。
めぐみを私に返してください。
荒ぶる大海の向こうより力の限り魂を叫びなさい。
私の心なら必ずそれが聞こえるから
そしたらあなたは家に帰るのよ。
私に返してください。
私のめぐみを。

そう言う歌詞でございます。とても美しい歌ですし、ほんとうに、そう言う気持ちが伝わってくる伝わってくる歌だと思いますので、みなさま、是非この歌を広げていただきたいと思います。

話がちょっとずれますが、若宮さんもですね、この拉致の問題についての劇を作って上演してくれています。きっとまた全国を回ってくださると思いますので、そう言った機会がありましたら、その若宮さんの・・拉致の問題についての・・あれは、えーと、題名は・・・

〜〜題名を若宮さんに聞く  若宮さんから『たまでばこ、ほら』と答えがある〜〜

『たまでばこ、ほら』という題の演劇になっていますので、機会がありましたらそれも是非ご覧ください。

それから、ちょっとこの場をお借りしまして、最近蓮池薫さんが工作員で日本に戻ってきたりしているというような、そんな話が流れましたが、私ども、どう考えても、あの文章は矛盾だらけの文章でございますので、これは作られた話であると、確信しております。ある意味では帰ってきた被害者に対する誹謗中傷で、場合によっては、なにか意図的か、無意識のうちに行われているのか判りませんが、向こうで何とか耐えて戻ってきてやっと少し落ち着いてきたのかな、子供達も何とか馴染んできたかなと言った状況でございます。
今また、こういった事柄で、居場所がないような思いを被害者がしているとしたら、それはとても、残念なことだと思っています。政府はこの被害者5人から、あらゆる時に情報を提供して貰い、そして役立ててきております。協力してもらっていますので、そのことも、お伝えしておきたいと思います。

肝心要のことをお伝えしていないと言うことです。
その対策本部が出来ました後、じゃぁ、政府として、どういったことを考えて、北朝鮮に対して行っていくかと言うことをですね、昨年10月16日、『拉致問題における今後の対応方針』というのを決めまして、六項目ございまして・・そのまえのところからお話しした方が良いかもしれません。

北朝鮮が日本の国家主権、国民の生命、安全に関わる拉致問題について、きわめて不誠実な・・
あ、これ配られておりますので・・これを見ながら・・

以下配付資料を中山補佐官が、かいつまんで説明
内容は以下

拉致問題におげる今後の対応方針
                     平成18年10月16日
                     拉致問題対策本部

平成14'年9月17日、我が国と北朝鮮は、日朝平壌宣言に署名し、同宣言の精神及び基本原則に従い日朝間の諸懸案を解決し、国交正常化の早期実現に向けた努力を傾注することを確認した。しかしながら、北朝鮮は、我が国の国家主権と国民の生命・安全にかかわる拉致問題において極めて不誠実な対応をとり続げできたのみならず、本年7月に弾道ミサイルを発射し、更には、今般、我が国を含む国国際社会の再三の警告にもかかわらず、核実験を実施した旨の発表を行った。
拉致間題及び核・ミサイル問題に関し北朝鮮側は、日朝平壌宣言をはじめ、六者会合の共同声明、安保理決議第1695号等に違反する行動をとっており、我が国は、北朝鮮側に対し、改めて、厳重なる抗議及び断固たる非難の意を表明する。また、今般全会―致で採択された安保理決議第1718号も、北朝鮮が発表した核実験を非難し、北朝鮮及び各国がとる措置を決定すると同時に、北朝鮮が他の安全保障及び人道上の懸念に対応することの重要性を強調している。
かかる状況の中、拉致問題にプいては、政府として、引き様き、「対話と圧力」という―貫した考えの下、解決に向け粘り強く取り組んでいくこととし、拉致問題の解決なくして北朝鮮との国交正常化はあり得ないということをここに改めて確認した上で今般新たに設置した拉致問題対策本部を申心に政府―体となって、すべての拉致被害者の生還を実現すべく、今後の対応方針を以下のとおり決定する。北朝鮮がこうした我が国の
決意を厳粛に受げ止め、拉致問題を解決するための決断を早急に下すよう強く求める。

1・北朝鮮側に対し、すべての拉致被害者の安全を確保し、直ちに帰匡させるよう引き続き強く求めていく。また、拉致に関する真相究明、拉致実行犯のEl渡しについても引き続き強く求めていく。
2・現在、政府としては・北朝鮮に対して、人道支援の凍拮措置 (平成16年12月28日発表)、万景峰92号の入港禁止を含む諸措置 (平成18年7月5日発表)、北朝群のミサイル等に関連する資金の移転防止等の措置 (平成18年9月19日発表)、すべての北朝祥籍船の入港禁止やすべての品目の輸入禁止を含む諸措置 (平成18年10月11日発表)等を講じているが、今後の北朝鮮側の対応等を考慮しつつ、更なる対応措置について検討する。

3・現行法制度の下での厳格な法執行を引き続き実施していく。

4・拉致問題対策本部を中心に、拉致問題に関する情報を集約・分析し、間題解決に向けた措置の検討を迅速に推し進めていくとともに、拉致問題に関する国民世論の啓発を―層強化する。

5・「特定失躁者」にかかる事案を含め、北朝鮮による・拉致の可能性を排除できない事案に関する捜査・調査等を引き続き全力で推進していく。また、捜査・調査の結果、新たに拉致と認定される事案があれば、北朝鮮側に対して然るべく取り上げていく。

6・国連を始めとする多国間の場、また関係各国との緊密な連携を通じて、拉致問題の解決に向けた国際的な協調を更に強化していく。
                                 (了)

このあとも、色々ご意見を伺いながら、お話をさせていただこうと思います。
ありがとうございました。(拍手)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

このエントリーのテキストはblue-jewelさんの手によるものです。

07.2.12 中山恭子氏1 東京連続集会25(3)友愛会館にて

中山恭子拉致対策本部事務局長招き緊急集会(東京連続集会25)
07.2.12 友愛会館にて

『中山恭子 拉致問題担当補佐官の講演 その1』

中山でございます。
今日は祝日の午後、大変貴重な時間ではございますが、このように多くの皆さんにお集まりいただきましてありがとうございます。心から感謝を申し上げます。
また、今日ここに来てくださいましたみなさまは、拉致問題に関しては非常に古くから、関心を持ち続けてくださり、そしてご支援いただいている皆様方だと思ております。
そのような方々とご一緒に、これからも対応するときには、皆様に今日はみなさまのお考えやご意見を是非伺いたい。一緒に北朝鮮に向けて全ての拉致被害者を返すように要求していきたいと思っておりますので、今日足をお運びいただきましたことを、まず、心から感謝申し上げます。

今日は家族会、救う会の緊急集会と言うことで、このような場でお話しできますことを大変有り難いことと思っております。心から、家族会、救う会のみなさまに感謝申し上げます。

また、今日は家族会の皆様、遠いところから、ご参加頂いております。
ちょっとご紹介だけ、しましょうか?

西岡さん:『増元さんに紹介して貰いましょう』

中山さん:じゃぁ、増元さんから、ご自身のことも含めてお願いします。(会場笑い)

〜増元照明さんから家族の紹介〜

自信のことはあんまり言いたくない。(会場笑い)
緊急集会、中山補佐官の話を聞いて、今政府がどのように対応しているのか聞くために、各地の家族に連絡して来ていただきました。
私ども家族をご紹介します。
前列から横田ご夫妻です。飯塚副代表 こちらにいらっしゃるのが有本ご夫妻 寺越昭男さん。田口八重子さんの三番目のお兄さん本間勝(まさる)さんです。松木薫さんのお姉さん、斉藤文代さん、横田拓也くん、飯塚耕一郎君、市川修一さんのお兄さん夫妻、一番最後になりましたが、松本京子さんのお兄様松本(孟さん)。私、家族会の増元照明です。

〜〜〜会場から、若宮さんの紹介をという声〜〜〜

西岡さん
『紹介ぐらいしたらいいじゃない?』

増元さん 、
『たまてばこ、ほら』という演劇を、プロデュース、脚本、主演をなさいました若宮優子さん。
今後、私と共に闘っていただくと言うことになりましたので、今後とも宜しくお願いします。

中山さん
はい、ありがとうございました。今日はこのように全国からお集まりいただいております。今日お越し頂いていないご家族もいらっしゃいます。家族会には入っていらっしゃいませんが、石岡さん、北海道の。ヨーロッパから拉致された被害者のご家族、それから、久米さん、曽我さん、他にも被害者の方々がいらっしゃいますが、今日はいらしていません。私たちはそう言った方々とも一緒にですね、被害者のご家族が、いろんな意味で、大変困難な状態でいらっしゃるということをいつも、心におきながら、この仕事をしているところでございます。

またさらに、政府が認定しているのは17人でございますが、認定できていない、証拠が全く残されていなくて、なかなか認定できないというのが現状で、今現在は、再捜査を全国的に進めておりますので、少しでも情報があって、なんだかの証拠を認めてですね、認定できる場合は認定していこうという姿勢で、今、望んでおります。まだ認定できていませんが、証拠がないばっかりに認定できていませんが、全国に、政府が認定している方々の意外にも拉致された可能性のあるそういう方々もあると、そう言う思いで、この仕事を展開しております。

それから、私自身が、以前、内閣官房参与として、家族対応の仕事をしておりました。
はじめてご家族の方々、2002年の9月27日の朝ご飯でございました。26日に辞令を頂きまして27日の朝ご飯の会に、図々しく入れてもらいました。そのとき初めてご家族の皆様に、私自身が、お目にかかった、その時でございます。
その前の3年間中央アジアにおりましたので、お目にかかる機会がなくて、内閣官房参与という辞令を頂いた翌日にお目にかかりました。その時の第一印象、今もそのままに裏切られずに、第一印象で受けたまま、ご家族の方々、いらっしゃる。

みなさまも、きっと同じようにお考えだと思いますが、拉致された方々のご家族の、強さと言っていいんでしょうか、優しさと言って良いんでしょうか?また、娘や息子を思う、家族を想う、その思いというのが、きっと皆様の心に、響いていることとと思っております。

私自身も、お目にかかった最初の瞬間から、たいへんな人々が、この方々と一緒に、被害者が日本に戻るまで、一緒に仕事がしていけるんだということで、私自身が、大変有り難くおもった事でございました。

本当に典型的な日本の方々だと言う思い。・・何を意味しているか・・
言わなければならないことを、皆さんしっかりおっしゃいます。でも、節度もお持ちです。
そして、家族の家族に対する思いというのは、もう、正にみなさん、自分の命を捨ててでも、かけてでも、娘や、息子や家族の人たちに、もう一回日本の土を踏ませたい。日本で生活をさせてやりたい。その思いが最初の出会いの時からから、ひしひしと伝わって参りました。

ちょっと余計な話になってしまったかもしれませんが、その思いは、今も変わっておりませんし、どうしてもっと早く、私自身が、そういったことを共有しながら、こういったことをもっともっと日本中の人たちに判ってもらう、そう言うことがどうして出来なかったんだろうという、その時非常に、自分自身が残念だった、または謝りたいというのが、そんな気持ちが最初の出会いの時でございました。

その当時から、先ほど、西岡さんが、アピールが全部、今は成し遂げられたと(アピールについてです、拉致問題そのものではありませんが)おっしゃっていました。私自身も、内閣官房参与の仕事をしながら、アピールに書かれている事柄というのは、日本政府として、当然行っておかなければいけない問題だと、感じております。

ですから、政府の中に、北朝鮮によります日本人拉致問題を扱う部署というものが、−−全ての省庁に関わっている問題だと考えておりましたので−−、必要だと思っておりまして、参与というのは、家族対応の仕事でございましたが、当時から、政府の中に拉致問題を担当する部署が必要だということを主張しておりました。

今回、まさかこんなに早く安陪内閣が成立するとは思っておりませんでしたが、安倍さんが総理になられて、全ての閣僚人事が終わった後でした。実は、四年ちょっと前に、参与としての辞令を受けたのも、9月26日でしたんですが、今回も同じ9月26日の夕方、安倍総理から、『補佐官として入ってくださいね』というお電話を頂きましたとき、ただ一言、『はい、判りました』とお答えしました。会話はそれだけでございました。

でも、安倍総理がこの拉致されている人々が、北朝鮮に残されたまま、日本が、なんていうか、普通の顔をしてやっていけるものではない。必ず取り戻すんだという、非常に強いお気持ちをお持ちだと言うことは、判っておりましたので、会話は、それだけでございました。
会話としては、『入ってくださいね』『はい、わかりました』と言う簡単な会話でございます。

その日の夜遅く辞令を頂きました。もう、夜中の10時過ぎだったと思います。その辞令をいただきましたときに、総理から、『対策本部をつくろう』『自分が本部長になるから』とその日のうちに伝えられました。

私自身も、以前からそのことを主張していたことでもありまして、早く対策本部を作って、全ての省庁合わせた形でこの問題に取り組まなければいけないと言う思いがありましたので、26日の夜の辞令の後で、今日ここに出席しておりますが、この対策本部で今仕事をしている人々に声をかけまして、まだ対策本部ではありませんでしたが、当時は。『是非作りましょう』と、徹夜が続くような状態でしたが、みんな頑張ってくれました。

三日後の、9月29日に閣議で拉致問題対策本部を設置することが出来ました。
その日の、29日の夕方に、総理がご家族の皆様にお会いして、そのことをお伝えしたという、先ほど横田代表からお話があった、最初の日というのは、、対策本部ができた当日の夕方のことでございます。
安倍総理から、そのことについて、ご家族の皆様に、直接お伝えいただいたと言うことでございます。

こういった対策本部というのは、日本政府が、一体となって、北朝鮮に対して、拉致された日本人を帰国させるように、救出に当たるというのが、もちろん、この対策本部の、唯一と言っていいでしょうか、その目的でございます。

そして、対策本部の組織図をお配りしておりますが、こういった表です。ここに書かれているとおりなんですが、対策本部長は、総理大臣、それから組閣と同時に、拉致問題を担当する大臣というものを決定いたしまして、官房長官が拉致問題対策の担当の大臣、副本部長は従って官房長官。拉致問題担当大臣が入っております。対策本部の部員というのは全閣僚が含まれております。ですから、政府全体が、北朝鮮による拉致問題を担当するということになります。

更にこの資料の中では、もう一枚の表があると思います。
関係省庁対策会議というのがございます。この関係省庁対策会議の一歩前にですね、対策本部の会合を開きます。対策本部の部員が全閣僚でございますので、対策本部というのは、閣議のような会議でございます。ただそこでは、あまり具体的な議論をしている余裕がございませんので、実際には、関係省庁対策会議というところで、局長、審議官クラスが集まりまして、それぞれ自分の省庁が関係していることを伝え、相互の連携をとって動いているというのが、現在のところです。

更にその下に、情報分科会、法執行分科会、広報分科会、という3つの分科会を持っております。

必要があればこういった分科会は、また作って行きたいと思っておりますが、今はこの3つ、情報、法執行、広報という分科会を開いておりまして、これはもう本当に数人のメンバーで相談をし連携をとりながら、動いているところでございます。

それから、もう一つ、ついでに資料の説明をいたしますと、こういった関係省庁がどのようなことで関わっているかと言うことを表にしたものをお配りしてございます。正に、全ての省庁がこの拉致問題と関わりを持っている。
この表は、とりまとめたものでございますが、ほんと、まとめたものですので、2〜3ページになっていますが、この元になっている資料は、こんなに分厚い物になります。(手で厚みを示して)各省庁が、この拉致問題に対して全ての省庁が関わっていると言うことがはっきりいたします。

やっと、各省庁が、連携をとりながらですね、日本として、どのように対策を考えていくか、そういった体制が整ったと言うことでございます。

更に、予算の資料もお配りしてありますね。
こういった組織は、体制は作りましたけれども、本年度の予算というのは、もともと、組織の中にありました、連絡調整室という部屋がございます。もともと参与としておりました時の支援室が拡大した組織だったわけですが、連絡調整室が持っていた予算だけが本年度予算でございまた。実際に出来た新しい組織が活動する費用というのはございませんでしたが、なんとか今年度の補正予算の中に組み込んでもらうことができました。補正予算の、テーマが、安全というテーマでございましたので、日本国民の安全が脅かされている問題であるという、そういう考え方を、多くの方々がとってくれまして、本年度の補正予算が認められました。

二億二千六百万円という予算が、3月までの予算として認められております。

来年度の予算につきましても、今、政府の内示のある段階でして、今まだ、国会で審議中でございますが、そこで、・・承認いただければ、来年、今年の4月からの活動も続けていけるという状態です。

安陪内閣ができて、もう四ヶ月過ぎました。やっとこういったかたちで政府全体が、まとまって動く体制が出来ました。しかも、3月まで活動する費用も得ることが出来ました。来年度、今年の4月からにつきましても、政府の内示では、活動していける体制ができたところでございます。

そうですね、ご予算の中身につきましては・・ついでに、ご説明しておきたいと思いますが、補正予算というのは、3月いっぱいで使わなければならない予算ということでございまして、なかなか3月までに使える作業というのは、限られているわけですが、それでも、組織の中で総合調整室、政策企画室、情報室というメンバーが、必死でその活動を、行っている最中でございます。

この表でいきますと、まず、補正予算で行いたいと言うことは、北朝鮮に向けての放送についてですね、どうした放送が行っていけるかという、まずその調査を3月までにすませて、4月から出来るだけ早い段階で、実際にこの放送を行っていきたいと考えています。

それから、あらゆる手段を使って、いろんな資料を整えていきたいと思っています。専門科や関係者のみなさまに御協力を頂いて、この資料を使って、調査をし、救出に向けてつかっていく。やはり、いろんなことが必要になってまいりますので、そういったことを行いたいと思っています。、

それから、もうひとつはですね、実際には今、この拉致問題については、日本の国内では相当にご理解を得てきていると思っていますが、それでも尚ですね、まだ日本の中でも、なんとなく人ごとのように考えられているということがあろうかと思いますので、『この問題は、けっして人ごとの問題ではない、日本人であれば全員が、一緒になって救出するという覚悟を決めてもらいたい』という思いがございまして、更に、日本の多くのみなさまに向けて、この拉致問題の理解を得ようということで、たとえば、まぁ、小さな、5分とか15分ぐらいの、理解してもらうための映像の入ったものを作ってですね、全国で理解を深めたいと思っていますし、それから、場合によっては、できれば、(今一生懸命やっている最中なんですが、)テレビの中で、『拉致というものを忘れないでください。みんなで北朝鮮に向かって、拉致されている日本人が帰国できるように、応援してください』 というような、メッセージをテレビで流していきたいと思っています。

更に、日本だけでは、なかなか、北朝鮮に対して(−−もちろん日本はやらなければならないのですが−−)日本だけの交渉では、なかなか思うように進まないというような状況がこれまでもありますので、世界の国々
国際社会が、北朝鮮に向けて、拉致という犯罪行為をしてはいけない、拉致をした人々を日本に戻す、日本だけではありませんが、拉致をした人々を解放するようにと言うことを、国際社会も、北朝鮮に向けて、説得して貰いたいと思っておりまして、そのためには、国際機関、関係する国々そう言った国々向けても、理解を得ようと、先ほどの、5分とか15分のDVDにつきましても、日本語だけではなくて、アメリカ、ドイツフランス、イタリア、ロシア、中国、そう言った方々にも見てもらって、そして、北朝鮮に向けて『拉致した人は早く帰せよ』 と、全ての国際社会の皆さんから、伝えてもらいたいという、その思いがございまして、そう言った言葉にして、英語なら英語、ロシア語ならロシア語で作った、DVDですとかパンフレットとかをお配りして理解を得ようということを試みております。そのための作業を今しているところでございます。

いずれにしましても、この問題というのは、非常に手強いと言って良いんでしょうか、北朝鮮が、犯罪行為で、日本人、その他の国々の人々を拉致しておきながら、この解放というのを交渉する場合、北朝鮮が絶対に優位にある 、そういう交渉でございます。従って、北朝鮮が、拉致した人々を帰した方が良いんだと決断してくれない限り、取り戻すことが出来ないというように考えています。現段階でですね。

従ってその北朝鮮の中で拉致した人々は、返した方が良いという決断をするにはどうしたらいいのか、どうやったら決断してくれるのか、そこを日本政府としても、更に日本政府以外の国々からも、説得をして貰いたいという思いでございまして、今その作業を続けているところでございます。

六者が開かれております。六者協議でなかなか進展していないように見えていますし、今日の会議が、一番重要な会議だと聞いております。それがどのように進んでいるのか、今日の部分につきましてはまだ情報が入っておりませんし、報道からも、まだ成されていないかと思いますので、その様子を今待っているところでございますが、日本としては、もちろん、核やミサイルの問題というのは、東アジア全体に対する、また特に日本に対する、非常に厳しい脅威であるということは、当然のことでございまして、核やミサイルに関しまして日本を含め、多くの国々と協力しながら、北朝鮮に核の廃絶を訴えていく、またはそのようにさせるというのがもちろん、重要でございますが、日本にとりましてはそれと同じようにといいますか、又は、もっと現に日本人が被害にあって、日本人の、生命や安全が脅かされている状態にある、その脅威があると言うだけではなく、現に今、安全が脅かされている状態なんです言うことを、他の4カ国にも、アメリカ、中国、韓国、ロシアにも判って貰ってですね、そう言った状態で、北朝鮮に支援をしろと言われても、到底無理な話ですと言うことを伝えて理解を得ようとしています。

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このエントリーのテキストは、blue-jewelさんの手によるものです。

07.2.12 横田滋さん 東京連続集会25(2)友愛会館にて

中山恭子拉致対策本部事務局長招き緊急集会(東京連続集会25)
07.2.12 友愛会館にて

『横田滋 家族会代表の挨拶』

(拍手)皆さんこんにちは。
日曜のお昼にも拘らず、満席の方がお出でいただき、ありがとうございました。
今日の資料の中にもありますが、安倍政権の誕生と同時に拉致問題の対策本部を作りまして、そして総理自らが対策本部の本部長に就任してくださいました。
政府には色々な対策本部があるそうですが、総理が直々に本部長になられるのは数が少ないという事だそうです。
総理直属の所に中山補佐官が事務局長になりまして、その下に総合調整室それから政策企画室・情報室等が設けられまして、そして新たに活動を始めていただいております。
我々が・・・(聞き取れず)のは組閣から3日目か4日目の頃だったのでまだ具体的に例えば情報室を作っても、どなたがなられるのか?っていうのが分からない時があったのですが、全部組織が整いまして実際の活動が始まっております。

今日は対策本部長の中山事務局長をお招き致しまして政府の方針を、我々は一部伺っていますが皆さん方に是非お伝えしたいと思います。
そして家族としましては、政府のそういった方針に全面的に信頼いたしまして、本日の6者協議もどのようになるか分かりませんけど、おそらく北朝鮮の無法な要求に応ずる事は出来ませんし、北がそれを撤回するという事も考えられませんので今回は成功という事も言えませんし、拉致についても昨日までは日朝間の接触もありませんので何も無かったと思います。
こういった形での政府の方針とそれから最近の情報について、お話を伺うことができると言うのは我々としましても当然喜んでおります。
是非皆様もこういった組織のことについてはお聞きになる機会が少ないと思いますので、是非今日の機会にご理解いただきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)

07.2.12 西岡力氏 東京連続集会25(1)友愛会館にて

中山恭子拉致対策本部事務局長招き緊急集会(東京連続集会25)
07.2.12 友愛会館にて

『西岡力 救う会副会長の挨拶』

家族会・救う会が運動を始めて今年10年になるんですが、運動始めて2年目の平成11年にですね。
第一回の国民大集会を開いたんですね。
第一回の国民大集会でのアピールって言うのが一番最後のここに入れてありますが、そこで私たちは5つのことを要求したんですね。

第1が「拉致された日本人の救出を国政の最優先課題にする」を国会など場で公式に表明して、関係部署を網羅した拉致問題解決の対策本部を政府内部に、設置する。
そして第2が拉致された日本人に危害が及ばないように繰り返し要求すること。
第3が、拉致がすでに疑惑でない事は明らかであり、疑惑という事葉を外しそのまま対応すること。
第4が、北朝鮮側の姿勢が変わらない場合は経済制裁をはじめとして強力な手段を持って救出を行なうこと。
拉致問題を棚上げした北朝鮮と国交正常化を行なわないこと。
第5が、この事件についての国民世論や並びに国際世論の理解を高めるため、拉致事件に関する捜査資料を可能な限り公開すること。

いう事なんですが、それが全部実現したというふうに我々思っておりまして。(拍手)
今日はその説明を、ここに返って要求した対策本部が出来まして、その事務局長に来ていただいて・・・(聞き取れず)を聞けるということは長く取り組んで来た者にとって感無量でありまして、第一回目から実は司会をやってくださっている櫻井さんも今日は駆けつけて下さっておりますけども、ゆっくりと政府がどういう体制で拉致問題解決に臨んでいるのか?と。
特に6者協議の中で一部に「日本は孤立する」と「制裁、強気な事を日本だけが言っていては駄目じゃないか」という事を日本国内で言う人たちがいますが、そんな事は無いと。

今こそ拉致問題解決のために最高の布陣ができて、最善の政策を政府は今採っているんだという事を私たちは確認して、頑張って欲しいという事を誓い合いたいと思って、今日の集会を企画しました。(拍手)
これから約1時間半くらい、中山恭子さんにお話をしてもらって、その後今日は全国から家族の人も来ていらっしゃいますので、順番でコメントをして頂いて進めたいと思います。

それではお願いいたします。(拍手)

2007年02月01日

07.1.18 増元照明さん・質疑応答 東京連続集会24(12)友愛会館にて

松本京子さん家族の思いを聞く 東京連続集会24
07.1.18 友愛会館にて

『増元照明さんの追加のお話と質疑応答』



一つだけ付け加えておきたいんですけども、昨年の日朝協議のときに梅田参事官が仰ったんですが、日本サイドから北朝鮮に対して「次の会議をいつにしてくれ」というそういう要請はしないと。
なぜなら、そういう要請をすることによって北朝鮮を利することになるから。
だから要請しません、という事を仰っていました。
それはちょっと時間がかかりそうだな、というふうに思いましたけど、家族会はその席上皆さんそれを容認されました。
それでしか北朝鮮との対話は出来ない。

今、膠着状態膠着状態とよく言われますけども、日本政府が攻めている状況です。
初めて日本政府が、北朝鮮との本当の話し合いを持つために攻めている状況ですので、膠着状況ではないという事です。
これは多くの国民の皆さんがあまり理解されていないことですけど、今日本が攻めています。
その中でああいうちょろちょろした動きが出ているわけです。(拍手)

・・・・・・・・・・・・・・

『質疑応答』

★質問者1

西岡さんね、非常に残念なんだけども平沼さんが倒れて、私たちも心配しているんですけども、現状どうなのか?
もしご存知なら。

★平田隆太郎事務局長

秘書の方から電話でいろいろ聞いたんですけど、なんて言うんですかね。
言語の問題と、それから平衡感覚ですね、バランス感覚。
ちょっとふらっとするところがあって、要するに脳の運動視野、運動に関わるところが一部ですね。
軽い脳梗塞の結果、・・・・(聞き取れず)。
今後は、大体3ヶ月で治る。
3ヶ月間リハビリをしていくうちに、まぁ多分これは想像ですけども、神経細胞がどんどんつながり合っていって、3ヶ月で全部つながれば元に戻る。
そういうようなことではないか?と思いますので、頭脳は全く明晰なままですから、電話連絡したりとかいう事も出来るんだそうです。
従ってそれほど大きな問題ではない、と仰っています。

他に追加の質問はございませんか?
無ければこれで終わりにしたいと思います。
ありがとうございまいした。(拍手)

・・・集会終了・・・

07.1.18 松本孟さん 東京連続集会24(11)友愛会館にて

松本京子さん家族の思いを聞く 東京連続集会24
07.1.18 友愛会館にて

『松本孟さん(松本京子さんの兄)のお話』

Img_4531.jpg



私はですね。
ひとつだけ、これは外務省か何かでも言ったと思うんですけど、北朝鮮に言われたら言われっぱなしという事が無いようにして欲しいんです。
言われてシュンじゃなくて、日本の外交はこうあるべきなんだ、こうなんだとはっきりと言っていただきたい。

言っていただくという事はどういう事か?と言いますと、今先ほども特定失踪者の名前が出ましたけど、この中にまだ下の方にはいろんな方がいらっしゃるんです。
この人たちに、非常に勇気になるんです。
元気が出るんです。

言われっぱなしだったら、あぁなんだ日本の政府は何もしてくれないのか、と。
そうじゃなくて、外務省として言いたい事きちんと言っていただければ、またこの拉致認定のハードルも下がっていくわけですから。
拉致されている家族の方の勇気と言うのもあるんで、ひとつそういうのもお願いしたいと思います。
ありがとうございます。(拍手)

07.1.18 増元照明さん 東京連続集会24(10)友愛会館にて

松本京子さん家族の思いを聞く 東京連続集会24
07.1.18 友愛会館にて

『増元照明さんのお話』

Img_4529.jpg



先ほど蓮池透さんの見解を説明しましたけど、私の(山崎拓氏の)訪朝に関する気持ちを言いました。
今、本間さんが仰ったように、一昨年の衆議院(選挙)のときに、幹事長にすべての自民党の国会議員が党の政策に反対しないと言った誓約書を書かされたそうですが、その点からしますと今回の山崎さんの党の政策に反する行為は離党勧告くらいするものだと私は思っております。
さらに平沢代議士、テレビであれだけ明言されたんだから申し開きできないと思いますけど、内閣府の副大臣ですから、あの人は。
あれは・・・(聞き取れず)なんですよね、これだと。
辞任された方がいいと私思いますけどね。(拍手)

とにかく今年はとにかく動きます。
そういう実感を非常に持っております。
そこで、安倍さんのその政策を支持できるのか?出来ないのか?
今瑣末なことでちょっと自民党も人材がいなくては困りますね。
酷い奴ばかり結構周りにいて困っているんですけど、それだけ人材がいなくなったという事なんでしょうか。
でも最終的に安倍さんが目指しているものを支持していけるのかどうか?
それが安倍さんがやりたい事がやれるのかどうか?の多分分かれ目になると思います。
私たちは拉致問題では完璧に支持しておりますし、安倍さんのやろうとしている教育改革、これにも賛成しております。

そういう点では・・・(聞き取れず)議員はどうにかしてもらって、信頼を回復していただきたいと思いますし、今一番感じるのはメディアの安倍政権に対する攻撃です。
それが余りにも酷すぎると思うんですけど、そう感じておりますので。(拍手)
皆さん良くお分かりと思いますけども、拉致問題解決に私は政府を支持しております。
これからも努力していこうと思います。(拍手)
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