2006年07月04日

06.6.28 佐々木アイ子さん 古川了子さん第6回行政訴訟報告会(10)衆議院第2議員会館にて

『佐々木アイ子さん(特定失踪者・佐々木悦子さんの母)のお話』

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皆様こんにちは。
いつもお世話様になっております、私は特定失踪者問題調査会でお世話になっている佐々木悦子の母、佐々木アイ子と申します。
宜しくお願いします。

昨夜、めぐみさんの映画を観まして、本当に皆様が何十年も一生懸命やっている姿を見まして、うちの場合は今15年になります。
皆さんの一生懸命やっている姿を見て、私も娘悦子が帰るまでは日本の土を踏むまでは、私も頑張って頑張り続けたいと思います。
皆さんご支援宜しくお願いします。(拍手)

氏名 佐々木 悦子
失踪年月日 平成3(1991)年4月22日
ふりがな ささき えつこ
生年月日 昭和38(1963)年12月6日
性別 女 当時の年齢 27
身長 162センチ 体重 52キロ
公開 第1次公開
当時の身分 埼玉銀行パート
特徴 左目の下に泣きぼくろあり、両手共ふっくらとしているが指先が細い。
失踪場所 埼玉県浦和市
失踪状況 「仕事へ行く」と言って埼玉県浦和市の家を出たまま失踪。当日は休みをとっていた。平成16年1月29日、埼玉県警に告発状提出。

※特定失踪者の情報は調査会のHPより
http://chosa-kai.jp/index.html


06.6.28 生島馨子さん 古川了子さん第6回行政訴訟報告会(9)衆議院第2議員会館にて

『生島馨子さん(特定失踪者・生島孝子さんの姉)のお話』

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特定失踪者・生島孝子の姉、生島馨子でございます。
今司会の方から本当に一言と仰られて、あれ困ったな。
私はたくさん言いたいことが有るんです。(笑い声)

まずどうして認定が必要か?ということ。
主権侵害者の人権問題だと言う事は総論として偉い先生方また専門家にお任せするとして、家族としてどうして認定が必要だと思っているか?と言いますと、皆さん「家族が歳をとるんだ」「もう先が長くない」と仰るんですけど、うちはいなくなってから今年で35年です。
それで竹下さん、大澤さんも35年近くになろうとしています。
そうしますと、そこから35年経っているんですね。
うちの妹は今年の6月14日で65歳になりました。
大澤(孝司)さんも6月21日で60歳になっています。
拉致された者自身が、もう日本にあってもそろそろ病を得るような年齢になっているんです。

それで認定を得ていないと、万が一向こうで病気でもして死んでしまった時に、日本政府の認定していない人間を「この人死にました」って返してくれるわけがないんです。
拉致認定が無いと、北朝鮮に拉致されたということを証明する担保するものが何も無いわけですよね?
拉致認定されたから取り返してもらえるとは思いませんよ?
でも家族としては何かひとつ政府に担保してもらいたいと思うんですよね。
しかも35年も経って、もう本人が死ぬんじゃないか?死ぬんじゃないか?と心配をしていますから、そういう観点からも拉致認定は是非必要だと、私自身は考えています。

それともう一点。
この裁判が始まって一年ですよね?
その間、傘と弁当は自前でっていう、一生懸命調べてくださった弁護士の先生方、それから調査会の方々、それからみんなの期待を一身に背負って竹下さんには非常に申し訳ないです。
この先も大変だと思いますが、宜しくお願いします。

それでですね。
折角こういうふうな裁判を一年経ってやっているのに、いろいろ今までもそうだったんですけど、一般の人はこの状況を良く知らないわけですよね。
認定者と認定者じゃない人が差をつけられているという言い方はちょっと僻みっぽいかもしれないけれど、扱いに違いが有るんだよ、という事を知ってないんじゃないか?と思う事が多々あるんですよね。
例えば日比谷の壇上から、「今年中に全員取り返します」
それからいろいろな集会で「今年中に何とかしましょう」
今年中は別としても、皆さん「全員を取り返すまでは私たちは支持します」と言うんですよ。

ところが拉致被害者の全員って誰と誰か?って言うコンセンサスが全然無いんですよね?
国と家族とそれから国民との間に、そこのところは全然うやむやになっているわけですよね?
ですから政府は拉致被害者を全員取り返すって言ったって、認定者だけと思っているかもしれない。
それから支援してくださる市民団体の方、「私たち最後のあなたの家族が帰ってくるまで」って言うから、そういう意味で全員だと思っているかもしれない。
そういうコンセンサスの無いところで議論されているというか、支持して頂いている中に不安を感じるんですね。
もちろんみんな国民の方の支持が無いと、この認定もいかないと思いますよね。

でももうちょっとこういうふうに認定で苦しんでいるんだという事を、ご自分のたとえば大沢さん山本さん竹下さんのように、ご自分のご家族を支援する団体がありますよね?
そういう会の人たちにももっとしっかりそこを認識して頂いて、運動して頂けたら。
そういう会の無い私が言うのは僭越ですけれど、そういう会を持っていらっしゃる幸せな方たちは、そこのところをもうちょっと声を大きくして叫んで言ってもいい時期じゃないか?
一年前と違いますから、そこらへんを考えて頂きたいと思います。

長くなってごめんなさい。
宜しくお願い致します。(拍手)

氏名 生島 孝子
失踪年月日 昭和47(1972)年11月1日
ふりがな いくしま たかこ
生年月日 昭和16(1941)年6月14日
性別 女 当時の年齢 31
身長 体重
公開 第1次公開
当時の身分 港区役所麻布支所交換手
特徴
失踪場所 東京都渋谷区
失踪状況 当日、一日の年休届けを出し勤め先を休む。朝、同居していた妹に「夕方に電話があったら出かける」と言っていた。衣類の入れ替えをし、夕方クリーニング店に衣類を出している。孝子さんは翌日出勤時に着る服を揃えておいて出かけていた。その夜何の連絡もなく帰宅せず。翌2日夜、自宅に電話があり、しばらく無言の後、「今更仕方ないだろ」と男性の声とともに切れた。平成16年9月29日、警視庁に告発状提出。

※特定失踪者の情報は調査会HPより引用
http://chosa-kai.jp/index.html

2006年07月03日

06.6.28 木村晋介弁護士 古川了子さん第6回行政訴訟報告会(8)衆議院第2議員会館にて

『木村晋介 法律家の会共同代表のお話』

★木村晋介 弁護士

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今日は大勢傍聴に詰め掛けて頂きまして、ありがとうございました。
傍聴に入れなかった方に関しては本当に残念で申し訳なかったと思います。
今日、いろいろな立場から報告が行われましたので、それでひとつお許しを頂きたいと思います。

いずれにしても今日の裁判の法廷での裁判長の発言などを見ますと、決して予断を許さない状態ですので、これからもますます皆さんのご協力を強めて頂かねばならないと思ってますので、今後も宜しくお願いします。

★司会 二瓶弁護士

どうもありがとうございました。
最後に特定失踪者の家族の方が来ておられますので、傍聴しての感想など、一言ずつ。

06.6.28 藤野義昭弁護士 古川了子さん第6回行政訴訟報告会(7)衆議院第2議員会館にて

『藤野義昭 法律家の会共同代表のお話』

★藤野義昭 弁護士

今のお話にもあったんですが、北海道にも斉藤裕さんという有力な目撃証言のある特定失踪者がいます。
先ほど飯塚さんが拉致認定されたからと言って、それで返ってくるわけじゃないんだと。
国から・・・・・・(聞き取れず)で、この膠着している状況の事を取り上げると仰っていましたけども、私がちょっと書きましたのは特定失踪者の方は拉致認定という事にですね。
非常な期待をかけていると思うんですね。
非常にグレーゾーンのまんまでずっといるという事。
北朝鮮に間違いないんだと思うんだけども、政府が認定してくれない。
そういう状況でずっといるという事は、失踪してからの長い時間のご苦労、それから苦しみもさることながら、また更にですね。
どっちつかずの状態が今後も長々と続いていくと。
これをやはり何とかしなくちゃいけないんじゃないかと。

私思いますに、例えば95件の空き巣を働いた男に、100件の疑いをかけたからといって誰か非難するでしょうか?
この検察がですね。
起訴するんであれば、それは95件だけを起訴しなければなりません。
しかし北朝鮮はですね。
大量に日本人を拉致していったんですよ。
ですから、だから認定がどうでも良いという事を私申し上げているわけじゃないんですが、やはりそこの認定の基準という物は、これだけ有力な目撃情報なり写真なりが出てきた者はどんどんと認定していくと、言う事を求めたいです、私も。
そこを踏み切れないのか?
あるいはあえてこの時期に拉致被害者を増やすのを、避けようとするような動きさえあるという事を感じております。

先ほど二瓶先生言われましたけど、訴訟要件でこの事件が却下されてしまう可能性も、今日の裁判を傍聴した限りでは私も感じました。
そういうことの無いように微力ながら尽くしていかなければいけないんじゃないかなと考える次第です。
ありがとうございました。

★司会 二瓶弁護士

どうもありがとうございました。
それでは一応・・・(聞き取れず)としては最後になりますけども、共同代表、何か。

06.6.28 岡田和典氏 古川了子さん第6回行政訴訟報告会(6)衆議院第2議員会館にて

『岡田和典 特定失踪者問題調査会理事のお話』

★司会 二瓶弁護士

今日は遠くから来ておられる方もたくさんいますので、その中で特定失踪者調査会の理事である岡田さん。
岡田さん、何か質問でもあれば。

★岡田和典 特定失踪者問題調査会理事

こんにちは、岡田です。
拉致認定の古川さんの裁判で極めて象徴的なのが、実は前に拉致被害者のご家族の方、3名がおられます。
3名それぞれが立場が違います。
まず飯塚さん、ご存知のように当然のごとく拉致認定をされているわけでありますね。

お隣に内田(美津夫)さんがお座りになっていらっしゃいます。
寺越さん所の、この問題3名とも一人として拉致認定されていません。
この寺越さんの問題、拉致ではないと言える方一体どこにおられます?
この日本国中探して。
間違い無しに拉致されているわけですね。
現在内田さん、家族会に入っておられます。
そういう立場でまだ拉致認定されていない方でございます。

それとこの古川さん。
特定失踪者問題調査会という中に属してですね。
今拉致認定を求める戦いをしているわけです。
私神戸から参りましたが、皆さんご存知のように昨年度田中実さんが拉致認定されました。
じゃあ、私どもが運動してその結果として拉致認定を勝ち取ったというつもりはございますけども、じゃあその根拠は一体何なのか?と。
私は分かりません。

他の方、たくさんの方、我々田中実さん、あるいはそれ以上にですね。
拉致は間違いないんじゃないか?と確信を持っておられる方がいまだに拉致認定されていない現状においては、田中実さんなぜこの方だけ拉致認定されたのは、極めて運動が盛り上がり、そういう国民的な後押しがあったもののみしかですね。
拉致認定がされないのか?
極めて政治的な判断、恣意的な要素が強いんじゃないか?と、そういうのをつくづく感じる所であります。
長くなりました。
以上でございます。(拍手)

★司会二瓶弁護士

どうもありがとうございました。
北海道からですね。
藤野先生、我々法律家の会の代表。
今日の裁判について。

06.6.28 森本美沙さん 古川了子さん第6回行政訴訟報告会(5)衆議院第2議員会館にて

『森本美沙さん(特定失踪者・山本美保さんの妹)のお話』


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どうもありがとうございます。
私もこの公判に2回参加させて頂きました。

そこで素人ながら思うんですけど、なぜ被告席に日本政府がいるんだろう?という思いがまた改めてしました。
あそこに本当は北朝鮮の関係者じゃないか、原告側には日本の政府関係者じゃないかと、本当にそう思うんですね。

皆さん仰られたように私たちはただ家族を取り戻したいだけなのです。
その手段を本当に考えて頂きたい。
これほど大きな問題、もう何百人という方々が日本から何の罪もなく連れ去られている。
この事実が分かってもう10年です。
日本人拉致が認められてでも、4年以上経っています。

それなのに、どうしてこんな細かい所で政府が、政府関係者が被告にならなければいけないのか?
それが日本の現実なんだと言う事が非常に感じました。
もっと日本全体が一丸となって北朝鮮の政府関係者を被告席に立たせるさせるような、そういう運動をやって頂きたいと感じました。
またこれからも頑張ってやっていきたいと思いますので、皆様宜しくお願いします。(拍手)

2006年07月02日

06.6.28 飯塚繁雄さん 古川了子さん第6回行政訴訟報告会(4)衆議院第2議員会館にて

『飯塚繁雄さんのお話』

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皆さんこんにちは。
多分今日、初めてこういった裁判を傍聴させて頂きましたけど、考えてみるに日本人拉致(被害者)の奪還という大きな目的がある中で、小さな部分で遅々として進まないというそういう実感を感じました。
例えば特定失踪者、我々のように認定されていない人も含めて、ひとりひとりこういった裁判をしていかないと日本は動かないのか?と。
そしたらここでも話に出たように、家族の方々がみんな歳をとっていつまで頑張れるか分からない状態の中で、悠長な事が言っていられないと言うのが現実だろうと思うんです。

私たち一応被害者という認定はされていますけども、かと言ってされているから奪還だと、いう所に繋がっていないのが現実でありまして、そういう意味では北朝鮮に拉致された日本人という単位でみんな動かなければ、ますます細かい部分での論争に終始されて、あたかもそれが目標であるような感じにされそうな気がするんですね。

先だって訪米してブッシュ大統領と会った件についても、会えば終わりというんじゃなくてあれがスタートという感じもするんです。
今回韓国の家族が北朝鮮に行ってまた一騒ぎさせそうですけども、ああいった事も考えるに北朝鮮と日本の関係というのは非常に悪い感じがあるわけですけども、そういう関係があるからこそもっと強い態度で当たっていかなければ、これ永久にこの問題は続いてしまう。
あるいは途中でやめてしまう。

当初、うちの感じでも特定失踪者の事を入れないように入れないようにという感じで、中途半端な幕引きをさせようという狙いがあったのではないか?と。
これは日本としてもそうだし北朝鮮もそういう考えがあったのではないか?
そこはそれは違うという事で皆さんが立ち上がって、この問題をこれだけ大きくしたんだなぁと感じますけども、いずれにしても最終目的は奪還ですから、如何にスピードを上げてこれに対応して頂くところをたくさん作っていくか?
例えば今回の裁判の話でも、今内閣に専門幹事会と言うのが各省の代表が集まってやっておりますけども、例えばそこで法務関係について、今杉浦さんが大臣ですか?
こういった問題どうするんだ?と。

いつまでも悠長にあと3ヶ月とか、次はまた3ヶ月後とか、こういうような遅々とした進め方では困るという話をしていったらどうですか?という思いもあるんですけども。
いずれにしてもこの問題非常に深く広くあるいは複雑になってきて、我々素人に判断はつかない状態になって来ますけども、やはり家族が拉致されたというその時点で共通すると言う事が、大きな一番の力を合わせるポイントだと思います。
これからも私たちに出来る事を一生懸命やりますのでお願いします。(拍手)

★司会 二瓶弁護士

次は山梨から、山本美保さんの妹さんの森本美沙さん、ちょっと一言。

2006年07月01日

06.6.28 竹下珠路さん 古川了子さん第6回行政訴訟報告会(3)衆議院第2議員会館にて

『竹下珠路さん(特定失踪者・古川了子さんの姉)のお話』

★竹下珠路さん

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本日は本当にようやく裁判が動き出したと言う感慨深い思いで話を聞いていました。
荒木先生が本当に分かりやすく、そして川人先生が具体的に話が分かるように質問してくださった事で、とても裁判長に分かりやすくこの話が聞いて頂けたのではないかと思い込んでおります。

思いますに、昨日も「アブダクション」という映画を私も拝見させて頂きましたけど、これは前から思っておりますことなんですけども、今は認定されているご家族の皆さんと、私とこの後ろに並んで頂いている特定失踪者の家族と、同じであると。
本当に同じ思い。
ある日突然に愛していた家族が消えてしまった。
そしていろいろ捜したけれども見つからなくって、20数年も30年近く経ってようやく北朝鮮にいるという事が分かった。
ただ1997年に拉致という事実が国会に認定された時に、私を含めて私たちの家族は、この後ろにいる皆さんは、(この辺りから声を詰まらせながら)ほんの少しの勇気とそれから知恵と、それからほんの少しの情報が無かったために、今拉致被害者として認定されているか、特定失踪者という立場になっているかの違いがこんなに大きくなっているんだと思います。

裁判で争うなんていけない事だ。
まず私は悲しいと思います。
日本国として拉致された被害者を、全部同じ命ですから裁判が少しでも早く。
荒木先生が最後に言ってくださったように、皆の命がかかっているのですから、少しでも早く司法が行政への働きかけをしていただいて、拉致被害者全員の奪還に向けた動きを国が一丸になってしてくださるように、本当に願うばかりです。
皆さんのご協力を今後一層宜しくお願いします。(拍手)

★司会 二瓶弁護士

どうもありがとうございました。
竹下さんのその様な思いがですね。
法廷の中で裁判長に直接訴える・・・(後は聞き取れず)
改めて思いました。
たくさんの方今日傍聴されていまして、時間の関係もあるので家族会の飯塚さんお願いします。

06.6.28 荒木和博氏 古川了子さん第6回行政訴訟報告会(2)衆議院第2議員会館にて

『荒木和博氏のお話』

★荒木和博氏

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こうやって話すのと違いまして、裁判の法廷というのは2回目なんですけど非常に緊張致しまして、十分に喋りきれない。
ともかく、この証人が裁判の進行にとって決定的にマイナスになったと言われないようにはなんとかやりました。

中身については今川人先生の方でお話になったとおりでございますけど、私が最後に申し上げましたのは、ともかくこの争っている被告側の国側で出て来ている人たちというのは、直接の当事者の方は殆どいないわけなんですね。
また当事者であっても個々の担当の方はそれなりに皆さん一生懸命にやって下さっていると。
その個別の問題を取り上げての事ではない。

この間長い間ですね。
丁度隣に家族会の飯塚(繁雄)さんも内田(美津男)さんもおられますけど、この拉致問題がずっと放置をされてきたということで、尚且つ現在未認定の人は更に放置をされているという事を、ともかく分かって頂きたいという事でございました。

今日もお見えの方、生島さんであれ森本さんであれ、ご家族がこの3年半の間に亡くなられていると言う事が、他にも何人もおられるわけでございまして、ともかく時間が無い。
で、これは行政の方がやはり根本的が動いてもらわなければ仕方が無いわけで、そのためには司法、裁判所でですね。
明確な判決を持ってひとつの結論を出して頂きたい。
それによって動かすのが最善であろうという事で、申し上げた次第でございます。
まぁ、十分に中々意を尽くせなかったと思いますけども、以上のように証言申し上げました。

★司会 二瓶弁護士 

どうも本当にありがとうございます。
続きまして今回の裁判の原告、竹下さんに。

2006年06月30日

06.6.28 川人博弁護士 古川了子さん第6回行政訴訟報告会(1)衆議院第2議員会館にて

『川人弁護士による裁判報告』

★司会 二瓶弁護士

それではですね。
今日は早めに(裁判が)終わりましたのでこれからですね。
本日の裁判の報告集会を行います。
最初にたくさんの方に傍聴いただきまして、ありがとうございました。
また傍聴できなかった方がおられると思うんですけど、その方についてはこれから今日あったことについてご報告を致します。
一番最初に今日、荒木さんにですね。
尋問をしました川人弁護士の方からお願いします。

★川人弁護士

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どうもこんにちは、川人です。
ちょっと座って話をしたいと思います。
ちょっとすみません、傍聴で中に入れなかった方、ちょっと手を挙げていただけますか?
ありがとうございます。
それでは傍聴された方、少しダブるかもしれませんがご了解ください。

今日はですね。
この裁判が始まってから、初めての証人尋問が行われました。
荒木さんが証人として証言台に立ちました。
時間が約30分という制約がございましたので、原告代理人からの主尋問が約30分という制約がございました物で、非常に重大な問題を30分で証言すると言うのは中々大変なんですけども、荒木さんの方で非常に的確にですね。
分かりやすく裁判長に証言をして頂いた。
その様に思っています。

荒木さんに証言をしていただいたポイントは、大きく分けて二つございます。
ひとつはですね。
この裁判の中で大きな争点になっているのは、国側は政府の認定した被害者であろうと、そうでない政府が認定していない方であろうとですね。
差別はしていないと。
同じようにですね、救出活動に取り組んでいると、こういう趣旨の事をこの裁判では言ってるわけです。

私どもはそうでは無いということで、明確にですね。
政府が認定した被害者の方とそうで無い方の間にはですね。
取り扱いの違いがあるということを主張しているわけですが、その点について最も詳しい荒木さんに事情を説明をしていただきました。

具体的には政府が認定していない被害者の方々についてはですね。
今までも公式にはですね。
何ら北朝鮮にどなたについて聞いたという事についてはですね。
公式には話してないわけです。
唯一例外は過去、藤田(進)さんと加瀬(テル子)さんについて、写真が出てきたときに若干話が出た事はあるんですが、それ以外はですね。
現在に至るまで公式的に、例えば古川さんについては「こうこうこういうふうに北朝鮮に問いただした」とですね。
その様な説明は一切無いわけであります。

更にはですね。
抽象的には30数名について、北朝鮮に問い合わせをしたというふうに言ってるわけですけども、荒木さんの証言の中でもですね。
これらについてもですね。
あくまで安否の確認と言いますか、行方不明の確認という趣旨で日本政府は北朝鮮に聞いているに過ぎないと。
つまり30数名という人については名前もハッキリしないし、且つ安否の確認という事で聞いているに過ぎない。

日本政府が認定した人については帰国をしてもらうという事で、交渉しているわけでありますから、そういう点でも明らかに言い方も含めて違うんだと。
その辺の事を・・・(聞き取れず)の外務省の担当課長と荒木さんとの間のですね。
荒木さんなどとの会談の模様を証言して頂きました。

そしてそれ以外にですね。
当然の事ですけども日本政府は今まで政府認定者以外についてはですね。
パンフレットを作った事も無いしHPに名前を載せた事も無いですし、国連に働きかけた事も無いわけです。
つまり救出活動と呼べるような事は何もしていないわけですが、そういった点についても荒木さんの方から証言を頂きました。
これがまず大きく第一点の尋問でございます。

で、第二点はですね。
荒木さんがソウルに、竹下(珠路)さんと一緒に2002年の12月6日に行きまして、安明進さんと古川了子さんの事について話を聞いた。
その時の模様についてお話をしていただきました。
その時に安明進さんが書いたですね。
絵、ソウルの915病院の図面があるんですけども、それを裁判所に提出しておりまして安明進さんがですね。
かつて古川了子さんを目撃したということについてのですね。
証言の具体的な内容をですね。
荒木さんの方からお話を頂いたということでございます。

そして政府が横田めぐみさんに関しましてはですね。
安明進さんが1997年の2月に目撃したと、安さんが横田さんを目撃したということですね。
1997年の2月には証言をしたわけです。
その3ヵ月後には日本政府は横田さんを認定したわけですね。
そういった経過からも、安さんの証言を重要な根拠にして政府が横田さんの被害者認定をしたわけですから、そういう比較から言ってもですね。
古川さんについて政府が認定しないのはおかしいじゃないか?と、筋が通らないじゃないか?と、そういうことについてご証言を頂きました。

つまり日本政府としてですね。
これだけ明確な安明進さんの証言がありですね。
尚且つ古川さんも失踪経過を含め、非常に疑わしいところがたくさんあるわけです。
そういった点から考えまして、政府が当然認定すべきだと言うお話いただきました。

あと、荒木さんが最後に裁判官の方に言われたのは、この問題についてはですね。
是非裁判所がきちっと判断をしてもらいたいと、司法が役割を果たしてもらいたいという事をお話いただきました。
政府の担当の部署の方はそれぞれ努力をされているけれども、国家が国として拉致問題についてどのようにやって来たのか?という点については様々な疑問もあるわけで、裁判所で初めてく言う形で争われているわけでして、司法の場できちっと役割を果たして頂きたいという趣旨のお話を、証言をしていただきました。

荒木さんの証言が約30分、今私が概略を申し上げました内容で行われましたが、その後国側から反対尋問が行われました。
ただし、反対尋問は約5分くらいでございましたけども、ありました。
この内容はですね。
要は、今年の2月28日に政府はいろいろ説明したじゃないか?と、外務省は荒木さんにご説明したじゃないか?と、そういう趣旨の尋問をしたわけですけども、内容的には先ほどお話した内容の繰り返しでもありまして、いずれにしても大きなですね。
新たな事実なり新たな尋問があったわけではございません。

それから裁判官の方からはですね。
若干一点だけ質問がありまして、これが質問の趣旨がいまひとつ分からないんですが、要は所謂特定失踪者についてのご家族の方、ですね。
奥さんとか子供さんとかそういう方々が、拉致をされている方にはどのくらいいますか?と、そういう趣旨の質問がありました。
これは質問の趣旨がイマイチ分かりませんが、おそらくですね。
推測するには、要は政府がですね。
拉致被害者として認定した場合にはどなたに通知をしたりですね。
する必要があるかと、そういう事に関連した尋問ではなかったか?というふうに思います。

証人尋問に関しましてはですね。
従いまして全て40分くらいで終了いたしました。
今後の進行に関しましてはですね。
裁判所の方から進行協議期日と申しますが、裁判をどういう進行をするか協議をしたいと言う期日を7月に設けたいと言う事で、7月の18日の午後4時に進行の協議期日が入りました。
これは一応訴訟の形としては非公開となっておりまして、双方の代理人のみが出廷して今後の訴訟の進行について協議する事になります。

私ども原告側からはですね。
法廷でもですね。
是非安明進さんの証言を聞いてもらいたい。
更に原告本人竹下さんの証言も聞いてもらいたい。
あるいは増元さんの証言も聞いて頂きたいと言う事を今日改めて申し上げました。

今後ですね。
18日に証人尋問をどうするか?という事を含めて、あるいは訴訟全体についてどのように進めるかという事が、話し合われることになっております。
以上でございます。
どうもありがとうございました。

★司会 二瓶弁護士

あの、ちょっと付け加えますと、進行協議という事で7月18日に入ったんですけども、それより裁判官からですね。
状況を見たなかで、こちらからはですね。
証人を誰と誰を採用されたいと強く要請したわけですけども、それについては若干気になるような事を言ったんですね。
という事は今後新証言も、これ以上証人尋問しないでと言う事も含めてですね。
その辺も大変気になると、決して、そういうこともありうると。
それをいかに撥ね付けていくかということがですね。
これからの一番の・・・(聞き取れず)ということで、私の感じとしましては次回の進行協議が極めて重要であると言うふうに感じました。

後引き続きましてですね。
今日大変落ち着いて分かりやすく証言して頂きました、調査会の荒木さんの話。
証言についての感想をお願いします。

2006年06月28日

古川了子さん第6回行政訴訟〜〜荒木和博氏の証人尋問要旨〜〜 レポートその2

★川人弁護士
国連への働きかけをするとき、政府認定被害者には外務省の職員が同行しています。
未認定被害者の同行はありましたか?

★荒木氏
ありません。

★川人弁護士
交通費は出ているのでしょうか?

★荒木氏
政府が被害者を招聘した場合は出ていると聞いています。

★川人弁護士
未認定被害者に交通費、遠方からの場合は宿泊費もですが、それは出ているのでしょうか?

★荒木氏
ありません。

★川人弁護士
安明進さんの「北朝鮮拉致工作員」は読んだ事がありますか?

★荒木氏
あります。

★川人弁護士
1991年8月に、915病院で日本人女性に会った事があると書いてありますが、これは9月17日の訪朝前のことですか?

★荒木氏
以前です。

★川人弁護士
千葉の古川さんの事だと分かっていましたか?

★荒木氏
分かっていません。

★川人弁護士
915病院で安さんが会った女性が古川さんだと分かった経緯を教えてください。

★荒木氏
古川さんのご家族がフジテレビに連絡を取り、信友ディレクターが安さんに写真を見せて確認をしました。
その時点で名前までは知りません。

★川人弁護士
写真を安さんに見せたのは、9.17以前ですか?

★荒木氏
はい。

★川人弁護士
2002年12月6日、安明進さんに会うためにソウルに行ったのは誰と誰ですか?

★荒木氏
古川さんのお姉さんと、信友ディレクターと私です。

★川人弁護士
その目的はなんですか?

★荒木氏
安さんに直接会って、確認をするためです。

★川人弁護士
安さんに古川さんの写真を見せたのですか?

★荒木氏
アルバムを持参しまして、その写真を見てもらいました。

★川人弁護士
古川了子さんと、915病院の女性は似ているのですか?

★荒木氏
はい。
私と竹下さんがホテルの部屋で待っていました。
安さんが部屋に入ってきて、驚いていたのが印象に残っています。
お姉さんの竹下さんが女性の顔と良く似ていると証言をしました。

★川人弁護士
安さんは横田めぐみさんを見たと証言していますか?

★荒木氏
はい。

★川人弁護士
それはいつ頃ですか?

★荒木氏
H9年2月3日、衆議院議員・・・・(書き取れず)の1〜3日後だったと記憶しています。

★川人弁護士
横田めぐみさんの拉致認定はH9年5月1日、安さんの証言より3ヶ月後ですね?

★荒木氏
はい。

★川人弁護士
影響はあると思いますか?

★荒木氏
そう思います。

★川人弁護士
安さんがはっきり見たと証言したのは他に誰がいますか?

★荒木氏
市川修一さんです。

★川人弁護士
認定されていますか?

★荒木氏
はい。

★川人弁護士
安さんが目撃しているのは他に、増元さん、蓮池さん、田中実さん、加藤久美子さん。
彼らについて、その後拉致でなかったと言う事実は判明していますか?

★荒木氏
していません。

★川人弁護士
古川さんの拉致認定を求める根拠はなんですか?

★荒木氏
拉致以外の可能性が考え難い事。
安さんの目撃証言、この二つです。

★川人弁護士
安さんはこの裁判を傍聴した事はありますか?

★荒木氏
あります。

★川人弁護士
安さんに証人として出廷してもらう事は可能でしょうか?

★荒木氏
可能です。

★川人弁護士
最後にこれだけは言っておきたい事を述べてください。

★荒木氏
今日は後ろの傍聴席に家族がたくさん来ています。
もう何人もの方が亡くなっています。
この問題の解決を政府にだけ任せてはおけない。
もちろん担当の人は一生懸命やっています。
しかし、行政が進めるには司法の判断が必要なのです。

★川人弁護士
司法の判断というのは判決の事ですか?

★荒木氏
そうです。

・・・・引き続き被告側証人尋問・・・

★被告・国側代理人
H18年2月28日、日朝協議で1000番代リストを提出したと言う説明はありましたか?

★荒木氏
言葉として1000番代リストを入れたと、言う言葉は私は聞いていません。

★被告・国側代理人
家族の要望があれば必要な説明はするという説明はありましたか?

★荒木氏
ありました。

★被告・国側代理人
在京の1000番代リストの家族には調査会を通して伝えると言う話は聞いていますか?

★荒木氏
はい。

★被告・国側代理人
それはどのように伝えましたか?

★荒木氏
調査会ニュースというメールニュースで伝えています。

・・・原告側より補足の質問・・・

★原告側代理人
特定失踪者、460人。
その後も人数は増えているのですか?

★荒木氏
はい、そうです。

・・・裁判官より質問・・・

★裁判官
田口八重子さんの通知は飯塚繁雄さんに行っている。
ご本人とどういう関係の人に通知が行くのですか?

★荒木氏
家族の中で両親・きょうだいなど、一番近い人に通知すると認識しています。

★裁判官
被害者の中で、奥さん・子供がいない人はどのくらいいますか?

★荒木氏
正確に数えた事はありませんが、3分の2くらいはいると思います。

・・・証人尋問は以上で終了・・・

この後、次回の予定を決める。
原告側弁護士より、安明進さん・原告の竹下珠路さん・増元照明さんの3名の証人尋問を裁判所に強く要請して、本日の法廷は終了。

古川了子さん第6回行政訴訟〜〜荒木和博氏の証人尋問要旨〜〜 レポートその1

6月28日、東京地裁で開催されてた古川了子さん拉致認定を求める第6回行政訴訟を傍聴してきました。
本日の裁判では調査会の荒木和博代表が証人として、法廷で証人尋問をしましたので、その内容をこれからご紹介したいと思います。

ただし、皆さまご存知のように法廷内は録音は録れませんので、今回のテキストは手書きのメモによる発言起こしとなります。
プロの速記者のように完全に発言の内容を追いかける事は出来ませんでしたが、尋問の7割くらいは発言内容を拾えたと思います。
言葉尻や細かい表現が微妙に違うと思いますが、だいたいこういう感じのやり取りがあった、というざっくりとしたレポートということでお読み頂ければと思います。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
06.6.28 東京地裁 606号法廷にて

※証人の荒木氏入廷、宣誓の後、裁判長から2〜3注意事項の説明があり、証人尋問開始。

・・・原告側証人尋問・・・

★原告側代理人 川人弁護士
甲27号は荒木さんの陳述書ですか?

★荒木氏
はい。

★川人弁護士
署名捺印は間違いありませんか?

★荒木氏
間違いありません。

★川人弁護士
平成14年、特定失踪者問題調査会の代表になられたそうですが、現在も荒木さんが特定失踪者問題調査会の代表である事は間違いありませんか?

★荒木氏
はい、間違いありません。

★川人弁護士
調査会の目的を説明してください。

★荒木氏
主に政府が認定していない拉致被害者についての真相究明と政府認定を求めるのが目的でございます。

★川人弁護士
調査会が活動する理由はなんでしょうか?

★荒木氏
私が朝鮮問題の専門家である事。
また、政府の動きだけでは被害者を救う事が出来ないと考えたからでございます。

★川人弁護士
甲○○(=調査会作成のポスターの事)、たくさんの写真が載っていますが、これは調査会で作ったものですか?

★荒木氏
はいそうです。

★川人弁護士
他にもいるのでしょうか?

★荒木氏
非公開で200人くらいいます。

★川人弁護士
全部で何人くらいいるのでしょうか?

★荒木氏
合計460人になります。

★川人弁護士
460人の中に1000番リストの人はいますか?

★荒木氏
はい、います。

★川人弁護士
1000番台リストとは何でしょうか?

★荒木氏
様々な状況を調査した結果、拉致の可能性が高い人を1000番台リストと言います。

★川人弁護士
1000番台リストは何人いるのでしょうか?

★荒木氏
34人います。

★川人弁護士
古川了子さんもその一人ですか?

★荒木氏
はい。

★川人弁護士
救う会にも認定はされていますか?

★荒木氏
はい、されています。

★川人弁護士
政府は16人を認定していますが、古川了子さんとでは扱いは同じですか?違いますか?

★荒木氏
違います。

★川人弁護士
甲第12号、これは政府が飯塚繁雄さん宛に出した通知書です。
田口八重子さんを拉致被害者認定したという通知ですが、政府認定以外の人に通知はあるのでしょうか?

★荒木氏
一切ありません。

★川人弁護士
政府が作ったパンフ等に認定被害者以外の名前が宣伝・広報された事はあるのでしょうか?

★荒木氏
ありません。

★川人弁護士
写真が一人増えていますが、これは誰でしょうか?

★荒木氏
田中実さんです。

★川人弁護士
田中さんは、この裁判開始後の認定でしょうか?

★荒木氏
そうです。

★川人弁護士
2月28日、外務省の担当課長と会った事はありますか?

★荒木氏
はい、あります。

★川人弁護士
その担当課長の名前は何という名前ですか?

★荒木氏
イトウナオキさんです。(漢字表記不明)

★川人弁護士
他に誰か同席した人はいますか?

★荒木氏
調査会からは真鍋さんと杉野さんが同席しました。

★川人弁護士
その面会は、外務省から言って来たのですか?それとも調査会から要望したのですか?

★荒木氏
調査会から要望をしました。

★川人弁護士
認定・非認定についてどう話していましたか?

★荒木氏
(証言、書き取れず)

★川人弁護士
政府認定は生存を前提に帰還を求める。
非認定は安否確認を求める、ということでしょうか?

★荒木氏
そうです。

★川人弁護士
マスコミ報道では日朝交渉で日本側からは30数名の安否確認を求めたと出ていますが、具体的に誰の安否を確認したのか説明は受けていますか?

★荒木氏
具体的な説明はありません。

★川人弁護士
誰について安否確認をしたのか、分からないという事ですか?

★荒木氏
はい。

★川人弁護士
日朝協議についての説明はありましたか?

★荒木氏
ありません。

★川人弁護士
話が少し戻りますが、2回目の総理の訪朝以後、何か説明はありましたか?

★荒木氏
特別なケース以外ありません。
北朝鮮から写真が出た藤田進さん・加瀬テル子さんについては、こちらから求めて説明を受けた事はあります。

★川人弁護士
古川了子さんに関して、古川さんの名前を出して安否確認の説明はありましたか?

★荒木氏
公式な説明はありません。

・・・レポートその2へ続く・・・

2006年02月13日

06.1.26 飯塚繁雄さん 特定失踪者問題調査会記者会見より 東京弁護士会館にて

『飯塚繁雄 家族会副代表のお話』

古川了子さんの行政訴訟の報告会に引き続き、調査会の記者会見が行われ、その中で飯塚繁雄さんがお話をされる場面がありました。
記者会見の内容については調査会ニュースなどですでに告知済みですので、ここでは飯塚さんのお話のみ、テキストと音声でご紹介いたします。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
★飯塚繁雄さん

Img_1903.jpg



本当にご苦労様でございます。
今朝早いうちから寒い中皆さんにビラをまいて頂きました。
通勤の時間ですから中々忙しくて取って頂けない方もいたんですが、用意したビラは全部配布し終わったというので、関心としては多分あるんではないかと思いました。

今日いろいろあちこち予定がありまして、実は先ほどの傍聴はちょっと出来なかったんですね。
入ったらすぐ終わってしまったと言う事なんですけども、考えるに特定失踪者の救出活動・運動としてここまでかなり広がってきてかなり深くなってきたということは、全くこれが事実であろうと言うふうに感じます。
人数もこの後ろにあるように全体では450名と設定されておりますし。
認定されている家族会のメンバーいますけども、結局は最終目的は拉致された日本人の帰国と、奪還と、言うことは変りありませんので、そういう意味では少しでもこの拉致問題に対するいろんな活動行動それから考え方、国民の意識についてもですね。
相当盛り上がってきておりますし、こういう事実が国の大きな交渉力といいますか、北に対して要求するという形になるのかなと、大きなカードとしてきちっと掲げられるのではないかと考えます。
特定失踪者の方々、大勢いる中で1人ずつ一本釣りということで明確な真相を打ち出しておりますけども、中々政府としても認定しない。
躊躇しているという状態なんですが、基本的にはどのような状態にあっても救助しなければならない。
どなたも救助しなければならない立場、状況にもあるんですね。

従いまして裁判の場面だったとしてもですね。
それぞれ皆さん、人間がやってるわけですね。
日本人が拉致されて大変な思いをしている家族としても、そういう思いが根底にあれば何とか裁判の結果としても、有利にこの問題解決するべく動いてくれるのではないかと私は感じております。
被告側の国としてもですね。
この問題を早く解決する為に少しでもこういった事実をはっきりさせて、解決の情報として道筋をつけていくという事に使っていただきたいし、使っていくべきだと言うふうに感じます。
古川さんの認定に関する訴訟でもですね。
これがハッキリ決まればまた次と、非常に他の方たちに対する影響がハッキリ出て認定に持っていくための一つの大きなきっかけになるというふうに、私たちも感じております。

そういう意味では日朝交渉、来月早々あるというニュースも入っておりますけど、その中で今の経過を見ますと全く特定失踪者の名前が出てこない状況ですね。
もちろん認定された被害者の家族、あるいは被害者たちの情報も全くない中で、これを全部解決するには相当なインパクトがいるんではないかと、言うように覚悟はしておりますけども。
当初年頭から警察の方も漆間長官も今年こそやるぞと言う意欲を発表しておりますし、先だっての警備局長の談話も全国にこういった調査を再度徹底したと、すると。
いう話もありましたし、そういう意味では今年何か動くんではないか?と、少しでは困るんですけど、そういった我々期待も持ちながら、皆さんと一緒に問題の本質は同じですから皆さんと一緒に手を組んで闘って行きたいというふうに考えています。
以上です。

06.1.26 古川了子さん第5回行政訴訟報告会(5)東京弁護士会館にて

『川人弁護士 補足のお話』

Img_1898.jpg

ちなみにこれは安明進氏のですね。
裁判所に対する陳述書です。
今、裁判所はですね。
裁判所で証言をする前に、およそどういう話をするか?と言う事を、本人の署名をした物を予め裁判所に出すって言う、事実上のルールになってきています。
安明進氏のサインの物はすでに出しておりまして、彼が古川さんの問題について知ってる事について、およその内容を裁判所に出してます。

あとこちらは今日はいらっしゃってませんが、家族会の事務局長の増元さんも、政府の認定した拉致被害者とそうでない方とどういう違い・扱いの差があるかと言う、これも増元さんのサインで裁判所に出してます。
あとは荒木さん、竹下さんの書面も出してます。
従いましてこういった事を背景にして次回の進行協議期日になります。

次回は申し訳ないんですが、裁判所のいわゆる実務的な期日になりまして傍聴が出来ないんですね。
代理人が参加して打ち合わせするという形になります。
広い法廷での傍聴にはなりません。
出来れば私どもとしては次回には証人決定をしてですね。
出来るだけ早い時期に、今日の広い法廷で証人尋問が実行されるようにしたいと思います。

古川さんのケースに関しては以上で宜しいでしょうか?
それでは今日はどうもご支援の方、ありがとうございました。
以上で古川さんの関係についてのレクチャーは終わりたいと思います。

・・・報告会終了、引き続き調査会記者会見へ・・・

2006年02月12日

06.1.26 藤野義昭弁護士 古川了子さん第5回行政訴訟報告会(4)東京弁護士会館にて

『藤野義昭弁護士(法律家の会共同代表)のお話』

Img_1894.jpg

★司会
私ども弁護団のほうで法律家の会の共同代表、藤野弁護士が北海道から来てますので一言。

★藤野弁護士
皆さんご苦労さんです。
今日は節目の口頭弁論になるんじゃないかと言う事で、私も東京関係の弁護士の皆さんにお世話になりっぱなしでまだ出頭した事がなかったんですけど、今日は出てきまして。
初めてこの裁判、出頭しました。

皆さんもお感じになったと思いますが、裁判長はですね。
あまりその積極的に原告側の言い分をですね。
取り上げようとしているふうには余り見えない方なんですが。
だからといって訴えを却下してですね。
ここでもう門前払いを食らわすと、言う勇気もないという事で、国側ももう少し真摯な対応を引き出した上で、その上で証人尋問に入って行こうと言う考えじゃないかな?と言うふうに感じました。
国側もですね。
まぁ私は国の代理人じゃありませんけども、中々これを国側として答弁するのも難しいかなと。

と言うのは書かれている事は全て真実でありまして、それについて余りそっけない答弁も出来ないんじゃないかな?
余計な気を回しておりますけども、ともかく一日も早くですね。
国側の態度も譲歩を引き出した上で、先ほど川人先生言われましたように証人尋問に入っていければと言う考えです。
どうぞよろしくお願いします。

06.1.26 竹下珠路さん 古川了子さん第5回行政訴訟報告会(3)東京弁護士会館にて

『竹下珠路さん(特定失踪者・古川了子さんの姉)のお話』

Img_1883.jpg



今日は朝早くから本当にたくさんの支援の皆様方、そして私たちと同じ仲間の被害者の家族の方々と一緒にビラをまくことが出来まして、今日、今こういう時間をもてる事が出来まして、本当にありがとうございました。

私たちは4月からこの裁判始まりましてから1年になるわけですけども、先生からも私たち教えて頂いた中で、日本の国が司法・立法・行政という3つの形で国が上手く動くんだというところで、行政の方々、今日の被告側の方々ですよね。
行政の立場の方々に対して司法の立場の裁判所の方々から、公正な意見といいますか。
行政側に添ったような意見ではなくて、きちんとこの拉致の問題を行政に対しても司法の立場の方々からきちんとしなさいと意見が出ていただけるって言うのは、その意見を私たちは引き出したいと思ってこの裁判をしているひとつの理由ではないかと思います。
その先がちょっとは明るく見えるのかなぁ?と思いまして。

より良くこの拉致の問題が解決する為に、確かに国民としてのベクトルは同じかもしれないんですけども、しかしそこの中で行政の方々があのように今までのように、本当に今回の陳述書のように頑なになってしまう事の日本の国全体としての不利益、それから私たちの被害者本人たちの不利益と言う物を考えますと、前へ進んで頂く提案を一つしていただけたのかな?と少し、少しですがホッとしております。
どうぞよろしくお願いいたします。

06.1.26 質疑応答 古川了子さん第5回行政訴訟報告会(2)東京弁護士会館にて

『質疑応答』

★司会者
それではご質問当ありますでしょうか?
この裁判に関して、もちろん記者の方でもあるいは今日傍聴された方などからご質問等ございましたら受けたいと思います。

★生島馨子さん(特定失踪者・生島孝子さんの姉)
いいですか?
1月24日の被告側から出た意見書って言うのは、これ一種の回答なんでしょうかね?

★司会者
ちょっと二瓶先生の方からちょっと説明してもらえますか。

Img_1873.jpg

★回答 二瓶弁護士
1月24日に国からのね。
我々は4人の証人申請をしまして、それについては不必要である、と言う回答です。

★生島馨子さん
回答ですね?

★回答 二瓶弁護士
そうです。
それが今日26日ですから、急に来ましたので、今日口頭でそれに対する反論を行ったと言うことです。

従来どおり言ってる事はですね。
訴訟要件がないんだと。
その理由として認定しようとしまいと、法的な利益を受けるかどうかという事については変わりがないんだと。
だから認定されても認定されて無くても基本的には同じなんだと。
政府は一生懸命両方について真摯に交渉をしたり、取り扱ったりしているんだと。
だからこんな裁判はこれ以上進める必要はないと、簡単に言えばそういうことですよ。

それは従来どおりずっとその事を言ってですね、その考えを全然変えないわけですよね。
従って事実認定についての認否も一切しないし、主張も一切しない。
だからもちろん証人尋問なんかも必要ない。
こういう事でそれはとんでもない話であると。
認定されている認定されていないによってね。
取り扱いは極めて違うわけであるし、その事は国民が一番知っているわけですよ。
それを無視しているわけですよね。
国が拒否するということはとんでもない事ではないかと言う事で今日反論したと、こういう事です。

裁判所は同じ拉致問題解決するという事については、原告も被告も同じようなベクトルの中にいるんじゃないかと。
だからもう少し腹を割ってですね。
進行協議と言うことですけども、その中で具体的な証人尋問の順番とか、本当に必要でないと国は思っているのか?どうかとか。
そういう事に付いて真意を聞きたいというような感じでありました。
その前提としてはやっぱり証人尋問を積極的に国は拒否してますけどやらなくちゃいけないんじゃないかと。
裁判所はそういうニュアンスではないか?と我々は受けとめたので、裁判所の提案を一応受け入れたと。
こういうふうな事です。
今日の話ですね。

★生島馨子さん
再度いいですか?ごめんなさい。
細かい事で申し訳ないんですけども、裁判所の側はどちらかと言うと好意的に感じるんですが、被告の方が今までと同じ回答を再度、今日の日より前に出して来たって言うのは、何か全然新しい事でない、同じ事をもう一度言うというのは何か、意味があるんでしょうか?
かえって向こうが硬くなったんじゃないか?という気がするんですが。

★回答
証人申請をしたって言うのは今回具体的に初めてですから、それに対する意見って言うのは一応出てくるというのは予想されるんですね。
そういう意味で初めてなんですよ。
ただ、態度はね、全く変わりがなくて頑なですよね。
むしろ裁判所を通して国は誠意を持って裁判を進めていくようにですね。
こちらへ働きかけていく必要があるんじゃないか?

あともう一つ指摘しておきたいんですけども、やはり裁判所はですね。
今日国に対してああいう形で出たと。
進行協議と言う形で今後の進め方を考えたいということで、我々が申請した証人を却下するという事はしなかったですね。
我々はそれも予想していたわけですよ。
もしそれをすれば忌避しようと、裁判官をね。
いう所まで我々は考えてきたと。

しかしそれは最悪の事態ですから、そうならない事を願って我々は運動してきたわけですよね。
その中で皆さんが裁判所の前でビラを配ったりですね、配布したりして、この問題を一生懸命訴えたということはですね。
私は今日の結果に結び付いてるんじゃないかと言うふうに確信を致しました。
そういう点ではこれからますますですね。
国民に訴えていくという事がいかに大事かと言う事を痛感したと、いうことです。

★生島馨子さん
ありがとうございます。 

★司会者
質問ございましたら、古川さんの件で、よろしいでしょうか?
そうしましたら竹下さんの方から挨拶を。

06.1.26 川人博弁護士 古川了子さん第5回行政訴訟報告会(1)東京弁護士会館にて

『川人博弁護士による裁判報告』

Img_1866.jpg

本日は裁判所に傍聴に来て頂きました皆さん、どうもお疲れ様です。
あるいは取材の方もご苦労様です。
弁護士の川人の方から今日の裁判の経過について簡単にご説明いたします。

ご承知のように今日はですね、裁判の今後の進行を決める重要な日にちとして位置付けられておりました。
今日は第5回目の裁判の期日だったんですけども、私どもが今4人の方の証人の申請を求めております。
古川さんのお姉さんである竹下(珠路)さんご本人、それから北朝鮮で古川さんを目撃した安明進さん、そして家族会の事務局長の増元さん、調査会の代表の荒木さん。
この4人を申請をしております。
これはすでに前回昨年の段階で裁判所に証人を申請しておりましたんですが、今日までに国側はですね。
一人の証人も必要ないという事で意見を裁判所に出しておりました。
国側の言い分としてはもうこの裁判は、直ちに終わって貰いたいと。
こう言うのが国側の言い分だったわけです。

本日ですね。
そういう経過の中で裁判期日を迎えました。
裁判官がですね、言いましたのは結論としてはですね。
「進行協議期日」漢字で書きますとですね、(ホワイトボードに「進行協議期日」と板書)これ裁判用語で恐縮なんですが「進行協議期日」と言う物を設けたいと。
これはですね、法廷の中でのやり取りが裁判所の原則なんですけど、よく法廷と法廷の間などにですね。
やや実務的にこれからの細かい打ち合わせをすると言う期日があるんです。
それを「進行協議期日」と通常言います。
ここでですね。
より具体的に証人調べに関する協議をしたいと、いう事であったわけです。

裁判は若干の休廷を貰いましたのは、私共としては今日ですね。
是非証人決定を得てですね。
出来れば3月か4月には証人尋問を行うと、この様にしたかったわけですね。
裁判所の方がその前にですね。
進行協議期日を行いたいと言う事でしたので、どうするか若干弁護団で協議をしました。
結論としましてはですね。
私共が今日の裁判所のニュアンスを見る限りは裁判所としては、証人申請をするという事にある程度前向きと言うふうに受け取れるニュアンスがございました。
裁判所の方で4人の証人申請について我々は主張しているわけですが、それについてですね。
ある程度前向きなニュアンスの発言がありまして、実務的に打ち合わせをしたいとこういう事でございましたので、次回2月の27日午前11時ですが、この日の進行協議期日を受けるという事に致しました。

国側はそれを拒否するかどうか?と思いましたが、さすがに裁判所からの提案ですので国側もこれを拒否しなかった、と言う事で次回実務的な打ち合わせを行うという事になります。
従いましてですね、この日にですね。
今後の証人調べに関する具体的な話し合いが行われる可能性が高いと考えております。
もちろん正式に証人尋問が今日採用決定されたわけでは有りませんので、油断はもちろん出来ないと考えております。
従いまして、今後ともですね。
関係者の皆さんのご支援を頂きながら出来るだけ早くですね。
証人尋問が実施されるように弁護団としても努力をしたいと、その様に考えています。
以上です。

2005年12月09日

古川了子さん第4回行政訴訟報告会(9)05.12.6 東京弁護士会館にて

『もう一度安明進氏、調査会の杉野氏のお話』

★安明進氏 

わたくしも、もっと力を尽くしてがんばる所存です。
日本政府も含めてしばしば誤解されることですが、北朝鮮が、拉致被害者は既に亡くなったとか、日本側でも殺してしまったのではないかとお考えになる方もいらっしゃるようですが、北朝鮮は、拉致被害者を殺すことはできません。被害者は必ず生きていますし、戻ってきます。
ところが、既にこういう人がいたという明らかな証言がある人についてまで、日本政府の認定がここまで手間取るというか、躊躇する状況であっては、先程も申し上げましたが、一体彼らが生きて戻ってきた時に、どういう対応をするつもりなのだろうと思います。
最後まで私の証言を信じていただいて、闘っていただきたいということでございます。(拍手)

★司会(川人氏)
あのすみません、杉野さんの方からもう一つ、短波放送の話しが抜けました。

★杉野氏

再び杉野でございます。お知らせということで、裁判とは直接関係はないわけですけど、今調査会の方で「しおかぜ」とい銘打ちまして、北朝鮮の方に短波放送を10月30日から流しております。
聞くところによると、日本全土でも聞けるということなんですけれども、どうやら平壌でも聞けた、という情報も入っております。
何とか、ここにもいらっしゃいますけどご家族の声、それから日本人が待っているんだという、探しているんだと、絶対に助け出すという声を、拉致被害者に伝えたいということで始めていまして、現在、毎日30分間放送しておりますけれども、これが12月8日から、放送時間を1時間半に延長することが決まりました。
時間が、夜の11時から12時の1時間と、それから早朝の4時から4時半、これで毎日放送いたします。

特定失踪者の公開されている方の、お名前、生年月日、どこでいなくなったとかそういう情報の読み上げが一つと、それからご家族の皆様にメッセージをいただきまして、それを読み上げるということ、それから、これはこれから作業をしていくわけですけど、ご家族の皆さんの直接の声を、電波に乗せて北に送りたいと・・・。
あるいは、これは案外広範囲に電波が行ってるみたいですので、例えば、英語で解説をすれば、そこに来た旅行者が聞いているとか、あるいは韓国語で話していて、それを解する人たちがそれを聞いていて、日本では、こういう問題が起こっているということを、知ることができる。
そういうことを狙って、これから番組作りをやっていきたい、と。

周波数は5890MHz、短波放送が聴けるラジオであれば、実は私も聞きましたけれども、かなり良く聞こえます。
お天気ですとかに随分左右されるみたいですけど、アンテナを真上に立てれば、かなり聞こえる。
日本全国で聴けたという報告が入っております。
なぜか、今日本国内での反響が、非常にあって、北朝鮮以外でも、中国ですとかからも聞こえましたとのお便りをいただいておりますので、是非拉致被害者の耳に届けるように、もっともっと工夫をしていきたい、と思っております。ご協力お願いします。

★司会(川人氏)

これは当然ながら、国営ではございませんので、広範なカンパによって、このラジオ放送は(杉野氏:「その大事なことを言い忘れて・・・」)成り立って(笑)、何か大事なことを言わなかったんですが、放送を継続するために資金援助を、皆さんにご協力をお願いしているということですので、またその点もご配慮してください。

どうも長い時間ありがとうございました。
次回は、ほんとに重要な裁判の期日となります。
次回どういう判断になるか、証人を何時どういうふうに聞くのか? あるいは、まったく聞かないという危険もゼロではない。
非常に重要な期日となりますので、次回の裁判に向けて、裁判所にもわかるような宣伝とか、様々な世論形成をしたいと思いますし、法廷の当日においても、より重要な局面になると考えておりますので、ぜひよろしくお願い申し上げます。
今日は長い時間、ありがとうございました。(拍手)

・・・・・・・・・・・
このエントリーのテキストは原良一氏の手によるものです。

古川了子さん第4回行政訴訟報告会(8)05.12.6 東京弁護士会館にて

『竹下珠路さん(特定失踪者・古川了子さんの姉)のお話』

Img_1345.jpg



本当に寒い中、遠くからお越しいただきまして本当にありがとうございます。
家族と致しましては、この裁判は、一人古川了子の問題だけではなく、生島孝子(1972年11月1日失踪)さん、佐々木悦子(91年4月22日失踪)さん、大屋敷正行(69年7月27日失踪)さん、山本美保(84年6月4日)さん、そして日本中の、たくさんの特定失踪者としか今は呼ばれていない拉致被害者の問題、家族にとって大変大きな裁判だと思っております。

日本政府のあの態度は、すべての生島さんの妹さんとか、そういう人たちに対する態度であって、これはほんとに許すことはできないし、このまま許すことはできない。
なんとしてもこの裁判で、裁判長がこちらを向いてくださるように、わたくしも、そして弁護士の先生方にお願いしながら、また支援の皆様にお願いしながら、頑張っていかなければいけないなと思っております。
何をしたらいいのか教えていただきながら、先程二瓶先生の方から、具体的なビラ配りと言うことも含めて、アイディアもいただいておりますので、なんとかこれからまた、いろいろなご支援の皆様とも相談して、頑張っていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)

・・・・・・・・・・
このエントリーのテキストは原良一氏の手によるものです。
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